前営業日トピックス
東京市場では、日経平均株価が前週末比200円超下落したことから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ただ、本日の米国市場が休場となることから市場参加者も少なく、下値は限定的となった。その後、クロス円は堅調な動きとなったものの、ドル/円は上値の重い動きが続いた。
米国では、President's Dayで主要市場が休場となり、新規材料に乏しい中、序盤は小動きの展開となった。その後、ロンドンフィキシングにかけてドル買い・円売りが優勢となり、ドル/円は上昇したものの、市場参加者も少なく値動きは限定的となった。
米ドル/円
※出所:FX総合分析チャート10分足
(1)東京市場では、序盤に68円高まで上昇した日経平均株価が下落に転じ、一時前週末比205円安まで下落したことから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ドル/円は、序盤の150.21から149.88まで下落したものの、その後は底固い動きとなった。
(2)午後に入り、日経平均株価が下げ幅を縮小する動きとなり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、ドルは欧州通貨や資源国通貨に対して下落したことから、対円では上値の重い動きが続いた。
(3)米国ではPresident's Dayの祝日で主要市場が休場となり、新規材料に乏しい中、序盤から小動きの展開となった。その後、ロンドンフィキシングにかけてドル買い・円売りが優勢となり、ドル/円は序盤の149.94から150.19まで上昇した。ただ、主要市場が休場で市場参加者も少ないことから、値動きは限定的となった。
本日のトピックス
前日の米国市場が休場だったことから限定的な動きとなった流れを引き継ぎ、アジア市場でも方向感の乏しい展開が予想されている。ドル/円は、先週150.80台まで上昇しており、その後一旦149.50台まで調整していることから、再び底固い動きが続くとの見方もある。
本日の海外市場では、主要な経済指標の発表がないことから、引き続き限定的な動きが予想されている。ただ、休場明けの禁輸の動きに影響を受ける可能性もあり、引き続き金利動向には注目したい。