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2024-04-28 04:23:49

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2024年2月1日

マーケットトピックス 2024年2月1日

前営業日トピックス

東京市場では、日銀金融政策決定会合の主な意見や日経平均株価が下落したことを受けて、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。その後は、日経平均株価が下げ幅を縮小し、220円超上昇となったことから、ドル円・クロス円は値を戻す動きとなった。その後は、FOMCの結果発表を控えて積極的な売買が手控えられ、限定的な動きが続いた。

米国市場では、序盤に発表された米経済指標が軒並み冴えない結果となったことを受けて、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。その後、FOMCでは、FF金利の誘導目標が予想通り据え置きとなったことや、パウエルFRB議長が会見でハト派的な発言を受けて、ドルは下落したものの、3月の利下げを否定する発言もあり、早期の利下げを示唆する内容ではないと受け止められたことからドルは値を戻す動きとなった。

米株式市場では、序盤に発表された米経済指標が冴えない結果となり、米景気の先行き不安を背景に、主要株価指数は序盤から上値の重い動きとなった。さらに、FOMC後のパウエルFRB議長の会見での発言を受けてFRBによる早期利下げ観測が後退したことから、主要株価指数は終盤に一段の下落となった。ダウ平均株価は、序盤から前日の終値近辺で小動きの展開が続いた。終盤に下げ幅を加速して一時前日比327ドル安まで下落、安値圏を維持したまま317.01ドル安(-0.82%)で終了。一方、ハイテク株中心のナスダックは、345.89ポイント安(-2.23%)終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、序盤に公表された日銀金融政策決定会合の主な意見で、正常化に向けた議論が本格化することが示されたことを受けて、日本の長期金利の上昇とともに円買いが優勢となり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ドル/円は、序盤の147.62から147.19まで下落した。ただ、すでにマーケットでは早期のマイナス金利解除を織り込んでいることもあり、下値は限定的となり、その後は、仲値公示にかけて実需のドル買いが観測されたこともあり、底固い動きとなった。

(2)一時360円超下落した日経平均株価が上昇に転じ、終盤に226円高まで上昇したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円は、147.90まで上昇した。

(3)米国市場では、序盤に発表された1月の米ADP雇用統計が市場予想の15.0万人を下回る10.7万人となり、米雇用コスト指数が市場予想の1.0%を下回る0.9%と冴えない結果となったことを受けて、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。さらに、1月のシカゴ購買部協会景気指数も市場予想の48.0を下回る46.0と低調な結果となったことも加わり、ドルは一段の下落となった。ドル/円は、序盤の147.87から146.09まで下落した。

(4)下げ一服後は、FOMCの結果発表を控えて小動きの展開となった。FOMCでは、FF金利の誘導目標が予想通り据え置きとなったことや、パウエルFRB議長が会見で「年内のある時点で利下げの可能性が高い」との見方を示したことから、ドル/円は146.00まで下落したものの、3月利下げを否定する発言もあり、早期の利下げを示唆する内容ではないと受け止められたことからドルは値を戻す動きとなり、ドル/円も一時147.44まで値を戻す場面もあった。

本日のトピックス

昨日の米国市場では、発表された米経済指標が軒並み冴えない結果となったことを受けて早期の利下げ観測が高まり、金利先物市場での3月の利下げの折り込み度合いが一時70%近くまで上昇した。しかし、FOMCの声明やパウエルFRB議長の会見での発言で年内の利上げの可能性を示したものの、3月の利下げを否定したことから、早期の利下げ観測が後退する動きとなった。

マーケットは敏感に反応したものの、やや先取りする傾向があることから、牽制をした可能性も考えられる。FOMCが終了したことから、FRB当局者の発言が多くなることから、早期の利下げを牽制する発言が増える可能性も考えられることから、やや神経質な展開となる可能性も考えられる。FRBの早期の利下げ観測が後退したことで、FRBより先に動きたいと見られる日銀の動きが今後注目されるだろう。

本日の欧州時間では、ドイツやユーロ圏などの製造業PMI、英中銀の金融政策発表が予定されており、前者は確報でありことから、速報・予想から乖離しなければ反応は限定的、後者は金利据え置きが予想されており、今後の政策変更のヒントがあるのか注目したい。また、米国市場では、米雇用関連の経済指標やISM製造業景況指数の発表が予定されており、先に発表されたADPや製造業関連が冴えない結果となったことから、追随する結果となるのかどうか注目される。

2/1の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
0:00 米国

1月ISM製造業景況指数

ISM製造業景気指数は、全米供給管理協会(Institute for Supply Management=ISM)が発表する米国の製造業の景況感指数であり、製造業の購買・供給管理責任者に対するアンケートを集計した指数。50が景気の拡大・後退の判断基準であり、50を上回れば景気拡大、下回れば景気後退と判断する。
47.0 47.4
前回は市場予想を上回り、前月からも上昇となった。ただ、製造業の拡大・縮小の判断基準となる50を14ヵ月連続で下回り、製造業の鈍化が続いていることが示された。今回は、前回から縮小が予想されており、引き続き製造業の鈍化傾向が示されると見られている。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 

ドル/円は、一時下値のポイントである146.652(サポート)と146.430(一目均衡表の雲上限ライン)を下抜けたものの、終値ベースでは値を戻しており、底固い動きとなっている。ここから引き続き底固い動きが続くのか、完全に下抜けて雲の中で軟調な動きとなるのか注目したい。

目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線がクロスしており、目先の軟調な動きを示唆する形状となっている。ここから両線の乖離幅の拡大が続く展開となれば、ドル/円は一段の下げとなる可能性も考えられる。

目先の下値のポイントは、一目均衡表の雲下限ラインの146.430となるが、明日以降は146.079に低下する。ここを下抜ける場合には、145.537が次の下値のポイントとなり、さらに基準線の144.529となる。なお、基準線は来週から横ばいから上昇に転じ、8日には145.826まで上昇する。一方、上値のポイントは基準線の147.347となり、ここを上抜けると147.922となる。

上値のポイント
(1)147.080 (2)147.347 (3)147.922
下値のポイント
(1)146.606 (2)146.430 (3)145.998

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