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2024-04-28 03:19:18

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2023年11月16日

マーケットトピックス 2023年11月16日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が序盤から大幅上昇となり、ドル円・クロス円は序盤から堅調な動きとなった。また、仲値公示にかけてドル買いが観測されたことも影響した。午後には日経平均株価が860円超上昇したことから、クロス円は堅調な動きとなったが、米長期金利が低下したこともあり、ドル/円は上値の重い動きとなった。

米国市場では、序盤に発表された10月の米生産者物価指数が市場予想を下回ったことを受けてドルは下落したが、11月のNY連銀製造業景気指数が予想を上回り4月以来の高水準となったことや、10月の米小売売上高が予想を上回ったことから米金利が上昇に転じ、ドルは堅調な動きとなった。一方、クロス円も堅調な動きとなった。

米株式市場では、前日の米消費者物価指数に続き、米生産者物価指数も鈍化したことから、FRBの利上げサイクルが終了するとの思惑が広がり、主要株価指数は序盤から堅調な動きとなった。しかし、その後に米長期金利が上昇したことを受けて上げ幅を縮小し、特に金利動向に敏感なナスダックは一時マイナス圏まで下落する場面もあった。ただ、終盤にかけて再び堅調な動きとなった。ダウ平均は、序盤から堅調な動きとなり、一時前日比223ドル高まで上昇した。引けにかけて上げ幅を縮小し、163.51ドル高(+0.47%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは9.46ポイント高(+0.07%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、前日の海外市場でドルが急落した流れが一服し、ドル/円は序盤から底固い動きとなった。さらに、日経平均株価が序盤から大幅上昇となり、前日比680円高まで上昇したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。また、仲値公示にかけて実需のドル買いが観測されたことも支援材料となり、ドル/円は150.34から150.79まで上昇した。

(2)午後に入り、日経平均株価が上げ幅を拡大して一時860円高まで上昇したこともあり、クロス円は堅調な動きとなった。ただ、ドル/円は時間外取引で米長期金利が低下したこともあり、欧州時間にかけて上値の重い動きが続いた。

(3)米国市場では、序盤に発表された10月の米生産者物価指数が前年比で市場予想の1.9%を下回る1.3%となったことを受けてドルは下落したが、同時刻に発表された11月のNY連銀製造業景気指数が市場予想の-3.0を上回る9.1と4月以来の高水準となったことや、10月の米小売売上高が市場予想の-0.3%を上回る-0.1%となったことから米金利が上昇に転じ、ドルは堅調な動きとなった。ドル/円は、発表直前の150.30から150.06まで下落したものの、その後は151.24まで上昇した。

(4)上昇一服後、150.86まで下げたものの、サンフランシスコ連銀総裁が「利下げは当面実施されないだろう」との見方を示したことや、米金利がさらに一段の上昇となったことを受けて、ドル/円は終盤に151.42まで上昇した。一方、クロス円も堅調な動きとなり、ユーロ/円は164.21まで上昇して2008年8月以来、豪ドル/円は98.59まで上昇して2022年9月以来の高値をそれぞれ更新した。

本日のトピックス

昨日の海外市場では、前日の消費者物価指数に続いて生産者物価指数も鈍化となり、FRBの利上げサイクル終了との思惑からドルは下落する場面もあった。しかし、米長期金利が上昇したことから、ドルは底固い動きとなった。

インフレの鈍化傾向が続いているものの、依然としてFRBの目標を上回っている。マーケットでは、利上げサイクルは終了しているとの見方が強まっているが、最近のFRB高官の発言では慎重な発言が続いている。そのため、ドルは下げにくくなっていると考えられ、FRBの次の政策が利下げになるとの見方が確認されるまでは、ドルは底固い動きが続く可能性が考えられる。FRBが利上げサイクルの終了を明確にすることはないことから、FRBや高官の発言から見極めるしかなく、今後の高官の発言などに注目したい。

本日の米国市場では、米輸出入物価指数、新規失業保険申請件数、鉱工業生産など重要な指標発表が予定されていることから、結果に注目したい。また、指標結果を受けた米金利動向にも注目したい。

11/16の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

新規失業保険申請件数(11/11までの週)

新規失業保険申請件数は、労働省が失業保険を申請した人(失業者)の数を毎週発表する経済指標。毎週(木曜日)発表されるため、雇用情勢の速報性に優れており、雇用統計の先行指標として注目されている。ただ、米国の祝祭日や天候などの影響を受けやすいという点もある。
22.0万件 21.7万件
前回は市場予想に反して減少となり、前週からも減少となった。ただ、失業保険継続受給者数が7週連続の増加となり、労働市場の鈍化傾向が示された。今週は、小幅増加が予想されており、一方の継続受給者数も予想通りの増加なら4/7までの週以来の高水準となることから結果に注目したい。
0:00 米国

11月NAHB住宅市場指数

NAHB住宅市場指数は、全米住宅建築業者協会(NAHB)が加盟業者を対象にした一戸建て住宅の販売状況調査を基にした指数。50が判断の基準となり、50を下回ると住宅建設業者の多くが現況を「悪い」とみていることを示すことから、住宅市場の先行指標となる。
40 40
前回は市場予想を下回り、3ヵ月連続の減少となり、1月以来の低水準となった。引き続き住宅ローン金利の上昇と中古住宅の在庫不足が影響し、住宅市場の鈍化傾向が示された。今回は横ばいが予想されているが、前回年初来の低水準となった現況指数、見通し指数、見込み客足指数の改善が見られるのか注目されている。
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