SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-27 22:32:26

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2023年11月15日

マーケットトピックス 2023年11月15日

前営業日トピックス

東京市場では、新規材料に乏しい中、米国の消費者物価指数の発表を控えて様子見ムードが強まっており、ドル円・クロス円は序盤から限定的な動きとなった。ドル/円は上下20銭以内の狭いレンジ内の動きが続いた。

米国市場では、序盤に発表された10月の米消費者物価指数で、前年比ベースで前月から大きく伸び幅が低下したことを受けて、FRBの利上げサイクルの終了観測が強まり、ドルは主要通貨に対して下落した。ドル/円は、一時150.68まで下落した。さらに、米長期金利の低下も加わり、ドルは一段の下げとなり、ドル/円も150.16まで下落した。

米株式市場では、10月の米消費者物価指数の下振れを受けて、FRBの追加利上げ観測が後退したことを好感して主要株価指数は軒並み大幅上昇となった。特に、米長期金利が低下したこと受けて、金利動向に敏感なナスダックは上げ幅を拡大した。ダウ平均は、序盤から堅調な動きとなり、一時前日比593ドル高まで上昇した。引けにかけてはやや上げ幅を縮小し、489.83ドル高(+1.43%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、326.64ポイント高(+2.37%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、序盤からドル円・クロス円は小動きの展開となった。新規材料に乏しい中、米国の消費者物価指数の発表を控えて様子見ムードも強く、小動きの展開となった。その中で、日経平均株価が序盤から上昇したことや、仲値公示にかけて実需のドル買いが観測されたこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。ドル/円は、序盤の151.61から151.78まで上昇する場面もあったが、午後に入ってもドル/円は上下20銭程度の狭いレンジ内の動きが続いた。また、鈴木財務相から円安について牽制発言があったものの、マーケットの反応は限定的だった。

(2)米国市場では、序盤に発表された10月の米消費者物価指数が前年比ベースで市場予想の3.3%を下回る3.2%となり、前月の3.7%からも大きく低下したことや、コア指数も市場予想の4.1%に対して4.0%と低下したことを受けて、FRBの利上げサイクルの終了観測が強まり、ドルは主要通貨に対して下落した。さらに、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.632%から4.429%まで低下したことも加わり、ドル/円は序盤の151.73から150.68まで下落した。また、FRB高官がインフレ目標達成に関して慎重姿勢を示したものの、マーケットでは利上げ終了観測が強まったことからドルは一段の下落となり、ドル/円も150.16まで下落して11/7以来の安値となった。

本日のトピックス

昨日の米国市場では、10月の米消費者物価指数が予想以上の低下となったことから、FRBの利上げサイクル終了観測が広がり、米金利低下とともにドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ドル/円は直前まで151.70台で推移しており、為替介入の警戒感が根強かったことも影響して下げが加速した可能性も考えられる。

ただ、150円台前半では値頃感の買い戻しなども入り、底固い動きとなっている。また、現状の日米の金利差などを鑑みると、ドル/円がさらに下落するとは考えにくいことから、為替介入などがなければ、再び堅調な動きとなる可能性が考えられる。

本日の海外市場では、英国やフランスの消費者物価指数、米国の生産者物価指数、小売売上高など主要な経済指標の発表が予定されていることから、結果とマーケットの反応に注目したい。また、マーケットではFRBの利上げサイクル終了観測が広がっている状況の中、本日も予定されている複数のFRB高官の発言内容にも注目したい。

11/15の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

10月小売売上高(前月比)

小売売上高は、米国商務省が百貨店やスーパーの売上調査を基にして発表している指標である。個人消費はGDPの約70%を占めており、小売売上高は個人消費の動向を見る上で重要な経済指標の一つであり、米国経済に与える影響も大きいため注目されている。
-0.3% 0.7%
前回は市場予想を上回る伸びとなり、消費者の需要が底固いことが示された。13カテゴリー中8つで増加したことが影響した。今回は、前回の反動でマイナスへの低下が予想されており、予想通りの結果となる場合には6ヵ月ぶりのマイナスとなる。
22:30 米国

11月ニューヨーク連銀製造業景気指数

NY連銀製造業景気指数は、NY州の製造業の景況感などを指数化した経済指標である。製造業に関連した新規受注・雇用・在庫など、指数化された数値が発表される。数値はゼロが景況の判断の基準となる。
-3.0 -4.6
前回は市場予想を上回ったものの、前月の結果からは低下し、2ヵ月ぶりのマイナスとなった。雇用はプラスに改善したものの、受注残のマイナス幅が拡大したことや、新規受注がマイナスに落ち込んだことが影響した。今回は、マイナスが予想されており、2ヵ月連続のマイナスとなる場合には3月以来となり、製造業の冴えない結果が続いていることが示されると見られている。
今すぐFX口座を開設
FX取引サイトへ

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
  • 為替レートは、レポート作成にあたりSBIリクイディティ・マーケット社がBloomberg等のデータを参考に取得したレートであり、当社における実際の取引レートとは異なります。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

【FXデビュープログラム】FX口座の新規開設&お取引で最大700,000円キャッシュバック!

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 米株デビューコンテンツ(GWも取引できる!)

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.