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2024-04-28 05:31:32

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2023年11月14日

マーケットトピックス 2023年11月14日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が序盤から大きく上昇したことや、米長期金利が上昇したことを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。午後に入っても堅調な流れを続き、ドル/円は10/21以来の高値を更新、一方ユーロ/円は2008年8月以来の高水準となった。欧州時間に入り一段の上昇となったものの、米金利の低下もあり、上値は限定的となった。

米国市場では、米長期金利の上昇とともにドルは序盤から堅調な動きとなった。ドル/円は、序盤に151.95まで上昇して昨年10/21以来の高値を更新したが、年初来高値を更新したことで政府・日銀の介入警戒感が強まったことで円買い戻しが優勢となり、一時151.22まで下落した。その後は151.76まで値を戻したが、NY連銀の発表したインフレ期待が低下したことを受けて米長期金利が一段の低下となり、ドルも主要通貨に対して下落し、ドル/円は終盤まで上値の重い動きが続いた。

米株式市場では、序盤に米長期金利が上昇したことを受けて、主要株価指数は下落して始まった。その後、NY連銀の発表した期待インフレ率が低下したことを受けて米金利が低下に転じたことから、主要株価指数は買い戻しが優勢となり、ダウ平均はプラス圏を回復した。ただ、ナスダックは戻り切れずに反落となった。ダウ平均株価は、序盤に前日比77ドル安まで下落したものの、その後は上昇に転じて122ドル高まで上昇した。その後は上値の重い動きとなり、54.77ドル高で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、30.37ポイント安で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、新規材料に乏しく、前週末の海外市場の堅調な動きが一服し、ドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。ただ、日経平均株価が序盤から前週末比345円高となったことや、時間外取引で米長期金利が上昇したことを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。さらに、仲値公示にかけてドル買いが観測されたこともドルの押し上げ要因となった。

(2)午後に入っても堅調な動きが続き、ドル/円は序盤の151.45から151.85まで上昇して年初来高値を更新した。ドル/円の上昇に連れてクロス円も堅調な動きとなり、特にユーロ/円は一時162.18まで上昇し、2008年8月以来の高値を更新した。ただ、高値更新後は米長期金利が低下したこともあり、上値の重い動きとなった。

(3)米国市場では、米国の主要な経済指標の発表がなく新規材料に乏しい中、米消費者物価指数の発表を翌日に控えて思惑が交錯し、米長期金利の上昇とともにドルは序盤から堅調な動きとなった。ドル/円は、序盤に151.95まで上昇して昨年10/21以来の高値を更新したが、年初来高値を更新したことで政府・日銀の介入警戒感が強まり、円買いが加速して急速な下落となり、一時151.22まで下落した。

(4)ただ、急速な下落となった反動もあり、その後は151.76まで値を戻したが、NY連銀の発表した消費者調査でインフレ期待が低下したことを受けて米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.695%から4.622%まで低下したことから、ドルも主要通貨に対して下落し、ドル/円は終盤まで上値の重い動きが続いた。

本日のトピックス

昨日の海外市場では、ドル/円が一時151.95まで上昇して年初来高値を更新したが、高値近辺では政府・日銀の為替介入への警戒感が高まった。ここにまとまった円買いが入ったことで思惑が交錯し、円買いが加速してドル/円は一時151.22まで下落した。為替介入ではないものの、警戒感が高まる場面では神経質な動きとなっており、本日発表予定の10月の米消費者物価指数や、複数のFRB高官の発言の内容を見極めたいとの思惑もある。

消費者物価指数が上振れとなれば、ドル上昇の可能性もあるが、昨日の高値の151.91や昨年10/21高値の151.95近辺や、ここを上抜ける場面では再び思惑が交錯する可能性もあり、為替介入がなくても昨日同様に思惑で急速な下げとなる可能性も想定しておきたい。当然為替介入となれば、大幅な下げとなる可能性もあるだろう。一方、消費者物価指数が下振れとなる場合には、利上げサイクルの終了の可能性が意識されて、ドルは上値の重い動きとなる可能性も考えられる。

11/14の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

10月消費者物価指数(前年比)

消費者物価指数(CPI = Consumer Price Index)は、消費者を対象とした小売やサービスの価格動向を示した指数である。特に、食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されている。そして、米国の金融政策を決定する上で重要な経済指標であり、為替市場への影響も非常に大きい。
3.3% 3.7%
前回は市場予想を上回り、コア指数は予想と一致したが、前月からは低下した。ただ、依然としてFRBが目標とする2%を上回っており、エネルギー価格が上昇したことも影響した。10月にエネルギー価格が低下したこともあり、今回は低下が予想されているものの、食品・エネルギーを除くコア指数は横ばいが予想されている。
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