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2024-04-29 03:13:39

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2023年10月12日

マーケットトピックス 2023年10月12日

前営業日トピックス

東京市場では、米長期金利が低下したことを受けて、ドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。ただ、下げ一服後は底固い動きとなったものの、欧州時間にかけてリスク回避の動きが強まったことから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなる場面もあったが、下げ一服後は再び堅調な動きとなった。

米国市場では、序盤に発表された米経済指標が市場予想を上回ったことを受けて、米金利上昇とともにドルは主要通貨に対して上昇した。その後は、欧米の株価上昇を受けて、リスク選好の動きからドル円・クロス円は堅調な動きとなった。FOMCの議事要旨を受けてドルが乱高下する動きとなったものの、反応は限定的だった。

米株式市場では、FRB高官が連日追加利上げに慎重な姿勢を示したことで、米金融引き締めが長期化するとの警戒感が和らぎ、主要株価指数は上昇して始まった。ただ、その後はここまで上昇が続いたこともあり、利益確定売りに押されて一時マイナス圏まで下落する場面もあった。しかし、FOMC議事要旨がタカ派姿勢を強める内容ではないとの受け止めら、米長期金利が低下に転じたことから、終盤にかけて再びプラス圏を回復した。ダウ平均株価は、上昇して始まり、一時前日比143ドル高まで上昇した。その後は下落に転じて一時127ドル安まで下落したものの、終盤に再びプラス圏を回復して65.57ドル高(+0.19%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、96.84ポイント高(+0.71%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、時間外取引で米長期金利が低下したことから、ドルは序盤から軟調な動きとなり、ドル/円は148.72から148.43まで下落した。その後は米長期金利が持ち直したことや、アジア株の上昇を受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。しかし、中東情勢への懸念が高まったことから、欧州時間序盤にかけてリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は急速に下落した。ドル/円は、戻り高値の148.97から148.58まで下落したが、下げ一服後は再び底固い動きとなった。

(2)米国市場では、序盤に発表された9月の米生産者物価指数が前年比べ−スで市場予想の1.6%を上回る2.2%となったことを受けて、米金利上昇とともにドルは主要通貨に対して上昇した。その後は、欧米の株価上昇を受けて、リスク選好の動きからドル円・クロス円は堅調な動きとなった。FOMCの議事要旨では、「目標へのリスクは両サイドあると認識」と示されたことでドルが下振れる場面もあったが、「メンバーの大半はもう1回の利上げが適切と考えた」としたことが明らかとなり、ドル/円は149.33まで上昇して3日ぶりの高値を付けた。

本日のトピックス

昨晩公開されたFOMCの議事要旨では、あと1回の追加利上げの可能性が示されたものの、タカ派姿勢を強める内容ではないとの受け止められたことや、このところの当局者のハト派発言が続いたこともあり、年内の利上げの有無を見極めるために本日発表予定の9月の米消費者物価指数の結果が注目されている。

米消費者物価指数で追加利上げの可能性が高まるような結果となる場合には、ドルの一段の上昇が期待される。ただ、150円台に近付く場合には、政府・日銀の介入警戒感から上値が圧迫される可能性も考えられる。一方、追加利上げの可能性が低下する結果となるようなら、148円台前半から148円台割れ近辺までの下落も考えられる。ただ、その場合でも日米金利差が意識されて底固い動きとなる可能性も考えられる。このことから、米消費者物価指数の結果とマーケットの反応に注目したい。

10/12の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

9月消費者物価指数(前年比)

消費者物価指数(CPI = Consumer Price Index)は、消費者を対象とした小売やサービスの価格動向を示した指数である。特に、食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されている。そして、米国の金融政策を決定する上で重要な経済指標であり、為替市場への影響も非常に大きい。
3.6% 3.7%
前回は、前年比ベースで市場予想を下回ったものの、前月比のコア指数で市場予想を上回る伸びとなり、追加利上げの余地が残る結果となった。エネルギー価格の上昇が影響していることが示された。今回は、前月比前年比でともに前月からの低下が予想されており、コア指数も低下が予想されている。結果を受けてマーケットの反応に注目したい。
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