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2024-04-28 00:18:24

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2023年10月4日

マーケットトピックス 2023年10月4日

前営業日トピックス

東京市場では、時間外取引で米10年債利回りが再び16年ぶりの高水準まで上昇したことから、ドルは底固い動きとなった。ただ、日経平均株価が大幅下落となったことから、クロス円は軟調な動きとなった。午後に入り、米長期金利がさらに上昇したことから、ドル/円は一段の上昇となったが、欧州通貨や資源国通貨は軟調な動きが続いた。

米国市場では、米経済指標が良好な結果となったことから、米金利上昇とともにドルは主要通貨に対して上昇し、ドル/円は昨年10月以来の150円台乗せとなった。しかし、その後にまとまった円買いが出たことで、政府・日銀による円買い介入との思惑も広がり、ドル/円は一時147.33まで下落した。ただ、財務省幹部は介入を実施したかにつてはノーコメントとしたことや、米長期金利が上昇したこともあり、下げ一服後は再びドル買いが強まり、ドル/円は149.34まで値を戻す場面もあった。

米株式市場では、8月の米求人件数が市場予想を上回り、労働市場の改善が示されたことで、FRBの利上げ長期化を警戒した売りが優勢となり、主要株価指数は序盤から軟調な動きとなった。ダウ平均株価は、序盤から軟調な動きとなり、一時前日比517ドル安まで下落した。引けにかけて下げ幅を縮小し、430.97ドル安(-1.29%)で終了し、終値ベースで5/31以来の安値となった。一方、ハイテク株中心のナスダックは、248.30ポイント安(-1.87%)で終了し、こちらも5/31以来の安値となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、前日の海外市場で米10年債利回りが16年ぶりの高水準となったこともあり、ドルは序盤から底固い動きとなった。さらに、時間外取引で米長期金利が高水準を維持したこともあり、ドル/円は149.89まで上昇して、前日の海外市場で付けた高値149.87を上回った。ただ、日経平均株価が下落して始まり、一時490円超下落したことから、欧州通貨や資源国通貨は対円で軟調な動きとなった。

(2)午後に入り、米長期金利が前日の海外時間を上回ったことから、ドルは一段の上昇となり、ドル/円は一時149.93まで上昇した。しかし、150円に迫ったことから、介入への警戒感が意識されてドル売り・円買いが優勢となり、ドル/円は149.65まで下落した。一方、オーストラリア中銀は、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを、市場予想通り4.10%に据え置いた。ただ、声明文に大きな変更がなく、追加利上げ期待が後退したとの見方が広がり、豪ドルは軟調な動きとなった。

(3)米国市場では、8月米JOLT求人件数が市場予想の881.5万件に対して961.0万件と減少予想に反して増加したことを受けて、米金利上昇とともにドルは主要通貨に対して上昇した。ドル/円は、発表直前の149.86から150.16まで上昇して、昨年10月以来の150円台乗せとなった。しかし、その後にまとまった円買いが出たことで、政府・日銀による円買い介入との思惑が広がり、ドル/円は一時147.33まで下げ幅を拡大した。

(4)ただ、財務省幹部は介入を実施したかにつてはノーコメントとしたことや、米長期金利の指標となる10年債利回りが一時4.81%まで上昇し、2007年8月以来、約16年2ヵ月ぶりの高水準となったこともあり、下げ一服後は再びドル買いが強まり、ドル/円は149.34まで値を戻す場面もあった。

本日のトピックス

昨日の海外市場では、米雇用関連の経済指標が良好な結果となったことで、金利上昇とともにドルは堅調な動きとなった。対円では、昨年10月以来の150円台乗せとなったが、その後まとまった円買い・ドル売りフローが出たことで、政府・日銀による為替介入との思惑も広がり、ストップを巻き込んでドル/円は147円台まで下落した。ただ、日本の当局者は、介入を実施したかどうかはノーコメントとしている。

150円台乗せまでの値動きがそれほど急速な上昇ではなかったことや、2.5円超の下落に留まり昨年の介入時の5円以上の下げとならなかったこと、また海外時間であったこと、金融関係者からのコメントもなかったことから、為替介入が実施されたかどうかは懐疑的である。ここまで150円台での介入警戒感が高まっていたことや、150円到達後に下げが加速したことから、マーケットが混乱(為替介入かと)したことが影響したと見られる。

昨日の動きで150円台がさらに重くなる可能性も考えられ、また147円近辺では米長期金利の上昇に伴う日米金利差拡大観測からドル買いが強まる可能性も考えられ、当面はレンジ内の動きに留まる可能性も考えられえる。ここから動きが出るとすれば、週末の米雇用統計や、12日の米消費支や物価指数の結果次第と見られている。

本日の米国市場では、9月の米ADP雇用統計、9月の米ISM非製造業景況指数の結果が予定されており、強弱どちらの結果になるのか結果されている。

10/4の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:15 米国

9月ADP雇用統計

ADP雇用統計は、民間の給与計算代行サービス会社であるADP(Automatic Data Processing)社のデータを用いて、マクロエコノミック・アドバイザーズ社が発表している雇用統計。2200万人の支払い給与の動向に基づき算出、通常米国雇用統計が発表される2営業日前に発表されるため、米国雇用統計の結果を予想する上でよく参考にされる。
15.0万人 17.7万人
前回は市場予想を下回り、3月以来の低い伸びとなり、労働市場の減速傾向が示された。教育、医療サービス、貿易・輸送で雇用が伸びたものの、娯楽・ホスピタリティーが2022年3月以来の低い伸びとなったことが影響した。今回は、さらに伸び幅の縮小が予想されており、予想通りの結果なら3ヵ月連続の減少となり、労働市場の鈍化傾向が鮮明になるのか注目されている。
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