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2024-04-28 15:29:56

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2023年2月10日

マーケットトピックス 2023年2月10日

前営業日トピックス

東京市場では、前日の海外市場でFRB高官のタカ派発言を受けてドル買いとなった流れを引き継ぎ、序盤から底固い動きとなった。さらに、米長期金利が上昇したことや、実需のドル買い・円売りが観測されたことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、上昇一服後は軟調な動きとなった。その後、次期日銀総裁を巡る報道で思惑が交錯してドル円・クロス円は乱高下する動きも見られた。欧州時間では、円買いの動きが続き、アジア時間に付けた安値を下抜けて一段の下げとなった。

米国市場では、序盤に発表された米新規失業保険申請件数が市場予想を上回り、冴えない結果となったことから、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。しかし、その後に米長期金利が上昇したこと受けて、ドルも主要通貨に対して堅調な動きとなった。ドル/円は、序盤の安値130.34から131.65まで上昇した。

米株式市場では、序盤から主要株価指数は堅調な動きとなったものの、FRBの利上げ長期化への懸念が根強いこともあり、徐々に上げ幅を縮小した。さらに、米長期金利の上昇が続いたことも圧迫要因となり、その後はマイナス圏まで下落するなど下げ幅を拡大した。ダウ平均株価は、序盤に前日比303ドル高まで上昇したものの、その後は下落に転じて軟調な動きが続き、終盤には一時341ドル安まで下落した。引けにかけて下げ幅を縮小し、249.13ドル安(-0.73%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、120.94ポイント安(-1.02%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、日経平均株価が序盤から下落したこともあり、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。ただ、前日の海外市場で複数のFRB高官のタカ派的発言が意識され、ドルは底堅い動きとなった。さらに、仲値公示にかけて実需のドル買い・円売りが観測されたことから、ドル円・クロス円は一段の上昇となった。

(2)仲値通過後は上昇一服となり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ただ、午後に入り、日経平均株価が下げ幅を縮小したことから、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。その後、次期日銀総裁人事に関して、山口元副総裁の場合は党内がまとまらないとの自民議員の発言が報道されたことを受けて、ドル円・クロス円は乱高下となった。「次期日銀総裁」「山口元副総裁」というワードにAI反応したとの見方もあり、日銀総裁人事に関連する報道には神経質になっていることが伺えた。 

(3)欧州時間では、ドルの買い戻しが入り、値を戻す動きが見られたものの、米長期金利の低下もあり、上値の重い動きとなった。さらに、米国市場では序盤に発表された米新規失業保険申請件数が市場予想を上回り、冴えない結果となったことから、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなり、ドル/円は130.34まで下落した。

(4)下げ一服後は、米長期金利の指標となる米10年債利回りが3.569%から3.688%まで上昇したこと受けて、ドルも主要通貨に対して上昇に転じて堅調な動きとなった。ドル/円は、序盤の安値130.34から131.65まで上昇した。

本日のトピックス

本日は、週末であることや、来週発表される米消費者物価指数、日銀正副総裁人事の公表を控えて、結果を見極めたいとの様子見ムードが強まる可能性も考えられる。そのため、レンジ内での限定的な動きが予想されている。ただ、昨日のように関連する報道に過敏に反応する可能性も考えられることから注意は必要だろう。

米国市場では、ミシガン大学消費者信頼感指数の発表が予定されているものの、速報値であることから、前月確報値や市場予想から乖離する結果となる場合には動きが出る可能性もあるが、予想の範囲内なら限定的な動きが見込まれている。

2/10の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
0:00 米国

2月ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大消費者信頼感指数は、ミシガン大学が消費者にアンケート調査を行い、現況指数(現在)、期待指数(将来)など消費者マインドを指数化した経済指標である。速報は300人、確報は500人を対象に調査を実施し、1964年の指数を100として算出する。コンファレンス・ボード(CB)が発表する消費者信頼感指数と共に消費者マインドを見る上で重要な経済指標である。
65.0 64.9
前回の確報は、速報から上方修正され、2ヵ月連続の上昇となった。1年先、5-10年先のインフレ期待がともに低下となり、インフレの鈍化傾向が続いていることが示されていることが好感された。今回の速報は、前月確報から小幅上昇が予想されており、インフレ期待の低下が続くのか注目されている。
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