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2024-04-28 20:30:17

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2022年9月22日

マーケットトピックス 2022年9月22日

前営業日トピックス

東京市場では、FOMCで0.75%の大幅利上げが確実視されていることから、ドルは序盤から堅調な動きとなった。特に、日米金利差拡大観測から対円で堅調な動きが続き、一時144.07まで上昇して9/14以来の高値を更新した。しかし、プーチン露大統領がロシアは21日から部分動員を開始するとしたと報じられたことを受けて、リスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は急速な下げとなった。ただ、欧州時間に入り下げが一服したことや、米長期金利が上昇したことも加わり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

米国市場では、FOMCで予想通り0.75%の利上げが決定され、さらにFF金利見通しが一段の大幅利上げを示唆したと受け止められ、ドルは主要通貨に対して一段の上昇となった。ただ、パウエルFRB議長が会見で、経済のソフトランディングは非常に困難との見解を示したことを受けて、米長期金利の低下とともにドルも主要通貨に対して下落となった。一方、ユーロはロシアのプーチン大統領が兵力拡大の可能性を示唆したことで、地政学リスクが意識され軟調な動きが続いた。ユーロは対ドルで一時0.9814まで下落して2002年10月以来の安値を付けた。

米株式市場では、FOMCの結果発表を控えて様子見ムードも強く、序盤から小動きの展開が続いた。FOMCでは予想通り0.75%の利上げが決定され、さらに会見でパウエルFRB議長が今後も積極的な利上げ方針を示したことや、米経済のソフトランディングは困難との認識を示したことから、主要株価指数は下げ幅を拡大した。ダウ平均株価は、序盤はプラス圏で小動きの展開が続いたものの、FOMCの結果発表とFRB議長の会見を受けて下落に転じ、終盤に一時524ドル安まで下落した。安値圏を維持したまま、522.45ドル安(-1.70%)で終了。一方、ハイテク株中心のナスダックは、204.86ポイント安(-1.79%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、FOMCの結果発表を控えて様子見ムードが強まる中、ドル円・クロス円は序盤から小動きの展開となった。ただ、FRBによる大幅利上げ観測を背景に、ドルは小幅ながら主要通貨に対して堅調な動きとなった。さらに、仲値公示にかけて実需のドル買いが観測されたこともドルの支援材料となった。ただ、欧州通貨や資源国通貨は、日経平均株価が大幅下落となったこともあり、対円ではやや上値の重い動きとなった。

(2)午後に入り、日米の金利差拡大観測を背景に、ドルは対円で堅調な動きが続いた。しかし、プーチン露大統領がロシアは21日から部分動員を開始するとしたとのとの報道を受けて、リスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は急速な下げとなった。特に、地政学リスクが意識されてユーロは対円で143.59から141.93まで下落し、対ドルでも9/7以来の安値を付けた。欧州時間では、下げが一服したことや、米長期金利が上昇したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

(3)米国市場では、FOMCで大幅利上げが決定されるとの見方から米長期金利が上昇したことで、ドルは序盤から堅調な動きとなった。FOMCでは、予想通り0.75%の利上げが決定され、さらにFF金利の見通しが一段の大幅利上げを示唆したと受け止められ、ドルは主要通貨に対して一段の上昇となった。ドル/円は一時144.70まで上昇し、9/14以来の高値を更新した。なお、政策金利の動向に敏感な米2年債利回りは一時4.12%まで上昇し、2007年10月以来、約14年11ヵ月ぶりに4%を超えた。また、米長期金利の指標となる10年債利回りは一時3.64%まで上昇、2011年2月以来、約11年7ヵ月ぶりの高水準となった。

(4)パウエルFRB議長が定例会見で、経済のソフトランディングは非常に困難との見解を示したことを受けて、米長期金利の低下とともにドルも主要通貨に対して下落となり、ドル/円は143.40まで下落した。一方、ユーロはロシアのプーチン大統領が兵力拡大の可能性を示唆したことで、地政学リスクが意識され軟調な動きが続いた。ユーロは対ドルで一時0.9814まで下落して2002年10月以来の安値を付けた。

本日のトピックス

FOMCでは予想通りの大幅利上げが決定され、年内の大幅利上げの可能性も示唆されたことから、ドルは堅調な動きとなった。ただ、大幅利上げはすでに織り込まれていたことから、上値は限定的となった。引き続き利上げ継続の方針が示されたものの、利上げに伴う米経済の失速の可能性も高いことから、ここからのドルの動きが注目される。

本日は、日銀金融政策決定会合の結果発表や、黒田総裁の会見での発言が注目されている。主要国中銀の大半が金利引き上げにシフトしている中で、引き続き日銀は超低金利政策を維持する、さらに当面利上げの可能性がないと受け取られる場合には、円売りが加速する可能性も考えられる。また、海外時間では英国、トルコ、南ア中銀の金融政策発表や、米新規失業保険申請件数の発表が予定されており、こちらの結果にも注目したい。

9/22の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

新規失業保険申請件数

新規失業保険申請件数は、労働省が失業保険を申請した人(失業者)の数を毎週発表する経済指標。毎週(木曜日)発表されるため、雇用情勢の速報性に優れており、雇用統計の先行指標として注目されている。ただ、米国の祝祭日や天候などの影響を受けやすいという点もある。
21.7万件 21.3万件
前回は市場予想を下回り、5週連続の減少となり、景気の先行き不透明感があるにもかかわらず、労働需要の堅調さが示された。今回は、前週から小幅増加が予想されているが、FOMCが終了して一服感もあり、マーケットの反応は限定的と見られている。
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