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2024-04-28 22:33:22

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2022年1月26日

マーケットトピックス 2022年1月26日

前営業日トピックス

東京市場では、海外市場終盤の堅調な流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。しかし、ウクライナ情勢の緊迫化を背景に、リスク回避の動きが広がっており、日経平均株価が序盤から大幅下落となり、一時前日比697円安まで下落したことから、ドル円・クロス円も軟調な動きとなった。ドルは欧州通貨や資源国通貨に対して堅調な動きが続いたものの、時間外取引で米長期金利が低下したことから、対円では序盤の114.10から113.67まで下落する動きとなった。下げ一服後は、日経平均株価が下げ幅を縮小したことや、欧州主要株価指数が序盤から上昇したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

米国市場では、ウクライナ情勢の緊迫化や、中東情勢の緊張が引き続き材料視され、米主要株価指数が序盤から大幅下落となるなど、リスク回避の動きが優勢となり、ドル円・クロス円は一段の下落となった。さらに、米長期金利が低下したことも加わり、ドル/円は欧州時間に付けた114.16から113.78まで下落した。その後は、800ドル超下落したダウ平均株価がプラス圏まで反発したことから円売りが優勢となり、欧州通貨や資源国通貨は対円で堅調な動きとなった。一方、ドルは欧州通貨や資源国通貨に対して下落したものの、FOMCの結果発表を控えて利上げ前倒しの期待感も根強く対円では底固い動きとなった。

米株式市場では、FRBの利上げ前倒しへの警戒感や、ウクライナ情勢の緊迫化が引き続き材料視され、主要株価指数は序盤から軟調な動きとなった。下げ一服後は、米企業の四半期決算が好調だったことが好感されて、ダウ平均とS&Pがプラス圏まで上昇する場面もあったが、終盤に失速して反落となった。ダウ平均株価は、一時前日比818ドル安まで下落したものの、その後は買い戻しの動きが優勢となり、226ドル高まで上昇する場面もあった。しかし、終盤に再び失速して66.77ドル安(-0.19%)で終了。一方、ハイテク株中心のナスダックは、315.83ポイント安(-2.28%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場終盤の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。さらに、米長期金利が上昇したことで、日米金利差拡大を意識したドル買い・円売りとなったことも影響し、ドル/円は114.10まで上昇した。しかし、ウクライナ情勢の緊迫化への警戒感から、リスク回避の動きも続いており、日経平均株価が500円超下落したことを受けて円買いが優勢となり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

(2)午後に入り、日経平均株価が下げ幅を拡大して一時697円安まで下落し、2020年12/28以来の安値を付けたことから、ドル円・クロス円は一段の下落となった。終盤に日経平均株価が下げ幅を縮小したことや、欧州主要株価指数は上昇して始まったことからリスク回避の動きが和らぎ、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。さらに、米長期金利が上昇したことも加わり、ドル/円は116.16まで上昇した。

(3)米国市場では、欧州時間の堅調な流れが一服し、ドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。ウクライナ情勢の緊迫化や中東情勢の緊張を背景に、リスク回避の動きが意識され、米主要株価指数が序盤から大幅下落となったことも影響し、ドル円・クロス円は一段の下落となった。さらに、米長期金利の指標となる米10年債利回りが序盤の1.790%から1.728%まで低下したことも加わり、ドル/円は欧州時間に付けた114.16から113.78まで下落した。

(4)一時800ドル超下落したダウ平均株価が226ドル高まで上昇したことから円売りが優勢となり、欧州通貨や資源国通貨は対円で堅調な動きとなった。一方、ドルは欧州通貨や資源国通貨に対して下落したものの、FOMCの結果発表を控えて利上げ前倒しの期待感も根強く、政策金利の動向に敏感な2年債利回りが1週間ぶりの高水準まで上昇したことや、米10年債が再び上昇に転じたことから、対円では底固い動きとなった。

本日のトピックス

本日の米国時間では、12月の米新築住宅販売件数、FOMCの結果発表が予定されており、特にFOMCの結果発表に注目が集まっている。前回のFOMCでは、今年と来年の利上げがともに3回の可能性が示されたが、インフレ高進が続いていることから、年4回の利上げや、初回の利上げは0.50%になるとの思惑が出ており、声明などでそのヒントが示されるのか注目されている。ただ、金利先物市場では、当初の利上げ予定を織り込む水準で推移していることから、タカ派的な内容でなければ、期待が高まっているだけに、ドルの下振れの可能性を予想する向きもある。

一方、FOMCの前にカナダの政策発表が予定されている。政策金利の据え置きがコンセンサスとなっているが、インフレの高進や資源高を背景に、一部では0.25%の利上げを予想する向きもあり、予想外の結果となる場合には大きく動く可能性もあることから、こちらにも注目されている。

1/26の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
0:00 米国

12月新築住宅販売件数

新築住宅販売件数は、米国内で販売された新築住宅件数(売買契約締結時点)を集計した経済指標であり、地域別の販売件数や販売価格、一戸建やコンドミニアム、集合住宅を含めた数字も発表されている。そして、景気動向の先行を見る上で注目されている指標の一つである。
76.5万件 74.4万件
前回は市場予想を下回ったものの、2020年4月以来の低水準となった前月の結果から上昇した。コロナ禍で郊外やより広い物件に対する需要が根強く、底固さが示された。今回は、さらに増加が予想されており、住宅需要の堅調さが示されると見られている。
4:00 米国

FOMC

FOMC(Federal Open Market Committee 連邦公開市場委員会)は、米国における金融政策の最高意思決定機関で、公開市場操作の方針を決定する委員会である。メンバーはFRBの議長、副議長を含7名の理事と、ニューヨーク連銀総裁、地区連邦準備銀行の総裁4名の計12名から構成されている。
0.00%-0.25% 0.00%-0.25%
前回は、テーパリングの加速に加え、2022年に3回、2023年に3回の利上げの可能性が示された。しかし、依然としてインフレ高進が続いていることから、当初6月に利上げ開始と予想されていたものの、3月に前倒しされるとの見方もあり、声明やFRB議長の会見での発言でヒントが示されるのか注目されている。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 

ドル/円は、一目均衡表の雲下限近辺で底固い動きが続いているが、現状では雲を下抜ける位置で推移している。ここから雲を完全に下抜けて三役逆転の弱気シグナルとなるのか、雲下限近辺で底固い動きが続くのか注目されている。

相場の方向性を示すとされる一目均衡表の基準線は、当面は114.991で横ばいが続くが、113.476を下抜ける場合には1/3から続いた上昇(横ばいを含む)の流れから下落に転じることから、基準線の動きと相場の方向性にも注目したい。

上値のポイント
(1)114.156 (2)114.911 (3)115.055

下値のポイント
(1)113.476 (2)113.142 (3)112.531

気まぐれ投資コラム

利上げ前倒しなどの明確なメッセージが示されるのか注目

マーケットでは、FRBが2022年末までにFF金利の誘導目標を3回引き上げることがコンセンサスとなっており、すでに金利先物市場では利上げを織り込む水準で推移している。

ただ、当初は6月以降に3回の利上げと見られていたが、インフレ高進などもあり、利上げ開始時期が前倒しされて3月に最初の利上げが決定されるとの見方のほか、年内に4回の利上げや、年内3回の利上げだが、最初の利上げは0.50%の利上げになるとの見方が出るなど、利上げ期待が高まっている。

一方、約9兆ドル規模に達したバランスシートの縮小も予想されており、第3四半期末までに開始されるとの見方がコンセンサスとなっている。 

今回のFOMCでは、3月の利上げに加え、年央以降にバランスシートの縮小に着手するというメッセージが示されるのか注目されている。利上げ加速などのメッセージが示されれば、利上げを織り込んでいるとはいえ、ドルの押し上げに寄与するか?一方、明確なメッセージが示されない場合には、ドルの下振れとなる可能性も考えられる。

※出所:SBILMがデータを基に作成 

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