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2024-04-28 19:06:18

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2022年1月6日

マーケットトピックス 2022年1月6日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が上値の重い動きが続いたことや、実需のドル売り・円買いが観測されたこともあり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ドル/円は、序盤に116.20台まで上昇したものの、一時115.90まで下落する場面もあったが、116円台割れ近辺では値頃感の買い戻しも観測され、再び116円台を回復する動きとなった。しかし、欧州時間では円買いが優勢となり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

米国市場では、序盤に発表された12月の米ADP雇用統計が市場予想を大幅に上回る結果となったこと受けて、ドルは堅調な動きとなった。その後、利益確定の動きが見られたものの、米長期金利の上昇もあり、ドル/円は堅調な動きが続いた。さらに、FOMC議事要旨が予想よりタカ派的と受け止められたことから、早期の利上げ期待が高まり、米長期金利が上げ幅を拡大したこと受けて、ドルは主要通貨に対して上昇となった。一方、欧州通貨や資源国通貨は、対ドルで下落したことから、対円でも上値の重い動きとなった。

米株式市場では、タカ派的なFOMCの議事要旨を受けて利上げ前倒しへの期待が高まり、米長期金利が上昇したこと受けて、主要株価指数は下落した。ダウ平均株価は、序盤から堅調な動きとなり、一時前日比153ドル高まで上昇した。しかし、FOMC議事要旨を受けて下落に転じ、392.54ドル安(-1.07%)で終了した。一方、ナスダックは金利上昇を嫌気して、522.54ポイント安(-3.34%)で終了し、下げ幅は2020年9月以来、約1年4ヵ月ぶりの大きさとなった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)日経平均株価が序盤から軟調な動きとなり、97円安まで下落したこともあり、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。仲値公示にかけて実需のドル買いが観測されたが、仲値通過後は仕事始めの実需のドル売りに加え、短期筋のドル売り・円買いも観測されたことから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなり、ドル/円は116円台割れまで下落した。

(2)その後、時間外取引で米長期金利が低下したことや、日経平均株価が上値の重い動きが続いたこともあり、ドル円・クロス円は上値の重い動きが続いた。ただ、ドル/円は116円台割れ近辺で値頃感の買い戻しもあり、再び116円台を回復した。しかし、欧州時間に入り、円買いが優勢となると、再びドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

(3)米国市場では、序盤に発表された12月の米ADP雇用統計が予想を大幅に上回る結果となったこと受けて、ドルは堅調な動きとなった。ただ、その後は利益確定の動きに押され、ドルは上値の重い動きとなる場面もあったが、米長期金利が上昇したこともあり、ドル/円の下値は限定的だった。一方、クロス円は、オミクロン株への懸念が後退したことや、ドル/円の上昇に連れて堅調な動きとなった。

(4)FOMC議事要旨では、「バランスシート縮小ペースは前回よりも速やかなペースになる可能性」、「速やかなペースの金融正常化が正当化」と示されたことで、早期の利上げ期待が高まり、米長期金利の指標となる米10年債利回りが上げ幅を拡大し、序盤の1.645%から昨年5月以来の1.708%台まで上昇したこと受けて、ドルは主要通貨に対して上昇となった。一方、欧州通貨や資源国通貨は、対ドルで下落したことから、対円でも上値の重い動きとなった。

本日のトピックス

昨日は、116円台を割り込んで一時115.60台まで下落したものの、海外時間終盤に再び116円台を回復した。116円台では上値の重い動きが続くとの見方があるものの、利上げ前倒しへの期待感を背景に、ドルは堅調な動きとなっている。マーケットの注目は週末の米雇用統計に移っており、昨日発表されたADP雇用統計が予想を大幅に上回る結果となったことから、期待感も高まっている。

本日の米国市場では、新規失業保険申請件数、11月の米貿易収支、12月の米ISM非製造業景況指数の発表が予想されており、いずれも市場予想では前回から悪化が予想されている。米雇用統計を控えていることもあり、市場予想と乖離する結果とならなければ、反応は限定的と見られている。

1/6の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

新規失業保険申請件数(1/1までの週)

新規失業保険申請件数は、労働省が失業保険を申請した人(失業者)の数を毎週発表する経済指標。毎週(木曜日)発表されるため、雇用情勢の速報性に優れており、雇用統計の先行指標として注目されている。ただ、米国の祝祭日や天候などの影響を受けやすいという点もある。
19.5万件 19.8万件
前回は市場予想を下回り、3週間ぶりの低水準となった。オミクロン株の感染拡大にもかかわらず、労働市場の堅調さが示された。今回は、小幅増加が予想されているが、年末の週に当たり、申請件数が少ないとの見方もあり、一部では4週前に付けた52年ぶりの低水準の18.8万件を下回る結果を予想する向きもある。
22:30 米国

11月貿易収支

貿易収支は、米国から輸出された金額と米国へ輸入された金額の差額。米国では、輸出、輸入ともモノだけではなくサービス(運賃や保険、観光など)も含まれる。
-810億USD -671億USD
前回は市場予想を下回ったものの、前月から赤字額が縮小し、昨年4月以来の低水準となった。輸出が+8.1%と過去最高を更新したことが影響した。輸入は+0.9%でこちらも過去最高を更新した。今回は、米国経済の回復や年末商戦に向けて輸入が増加していた可能性もあり、赤字額が再び拡大すると予想されている。予想通りの結果なら過去最高の赤字額となった9月の結果(-814億ドル)に迫ると見られている。
0:00 米国

12月ISM非製造業景況指数

ISM非製造業景気指数は、全米供給管理協会(Institute for Supply Management=ISM)が発表する米国の非製造業(サービス業)の景況感を示す指数。管理責任者に対するアンケートを集計した指数であり、50が景気の拡大・後退の判断基準であり、50を上回れば景気拡大、下回れば景気後退と判断する。
67.0 69.1
前回は市場予想を大幅に上回り、統計開始以来の最高を更新した。堅調な消費を背景に、企業活動が活発になっていることが示された。今回は、前月から低下が予想されており、前月の反動に加え、オミクロン株の感染拡大がサービス業を圧迫しているとの見方もある。
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