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2024-04-28 01:47:08

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年12月20日

マーケットトピックス 2021年12月20日

前営業日トピックス

東京市場では、ドル円・クロス円は序盤から底固い動きとなった。仲値公示にかけては実需によるドル買いが観測されたものの、時間外取引の米10年債利回りが低下したことや、日経平均株価が下げ幅を拡大したことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。午後に入り日経平均株価が下落幅を拡大したことから、ドル円・クロス円は一段の下落となったものの、下げ一服後は底固い動きも見られた。しかし、欧州時間に入り、欧州主要株価指数が下落したことから、投資家のリスク回避の円買いの動きが強まり、ドル円・クロス円は上値の重い動きが続いた。

米国市場では、欧州市場の流れを受けて、ドル円・クロス円は軟調な展開で始まった。ドル/円は、一時113.14まで下落して12/6以来の安値となった。しかし、下げ一服後は買い戻しの動きが強まったことや、ウォーラーFRB理事が「来年3月のFOMCでの利上げもあり得る」との見方を示したことも加わり、ドル主要通貨に対して堅調な動きが続き、対円では113.76まで上昇した。一方、欧州通貨や資源国通貨は、米主要株価の下落や、対ドルで下落が続いたことから、対円でも上値の重い動きとなった。

米株式市場では、ニューヨーク州の1日当たりの新型コロナウイルスの新規感染者数が2万人を超えて過去最多を更新したことで、経済活動が再び停滞するとの懸念から主要株価指数は軟調な動きとなった。さらに、FRB理事が来年3月にも利上げがあり得るとの見方を示したことの見方も圧迫要因となった。ダウ平均株価は、一時前日比613ドル安まで下落する場面もあり、532.20ドル安(-1.48%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは10.75ポイント安(-0.07%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場終盤の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から底固い動きとなった。その後、実需によるドル買いが観測されたこともあり、仲値公示にかけてドル円・クロス円は堅調な動きとなった。しかし、日経平均株価が下落して始まり、前日比299円安まで下落したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。

(2)日銀は金融政策決定会合で、新型コロナ特別プログラムについて一部を半年間延長することを決めたことを受けて、午後に入り日経平均株価が下げ幅を拡大し、一時563円安まで下落したことから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。さらに、上昇していた米長期金利が低下したことも加わり、ドル/円は前日の安値113.56を下抜けて113.44まで下落して3日ぶりの安値となった。その後は底固い動きも見られたものの、欧州主要株価指数や米株価先物の下落を受けて投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

(3)米国市場では、欧州市場の流れを受けて、序盤から軟調な動きとなり、ドル/円は一時113.14まで下落して12/6以来の安値となった。しかし、下げ一服後は買い戻しの動きが強まったことや、来年米国で3回の利上げが見込まれていることからドルは底固い動きとなった。さらに、ウォーラーFRB理事が「資産購入ペース縮小の加速を強く支持、資産購入終了後直後の利上げは正当化される、来年3月のFOMCでの利上げもあり得る」との見方示したことも加わり、ドル主要通貨に対して堅調な動きが続き、対円では113.76まで上昇した。一方、欧州通貨や資源国通貨は、ダウ平均株価が600ドル超下落したことや、対ドルで下落が続いたことから、対円でも上値の重い動きとなった。特に、英国で新型コロナウイルスの新規感染者数が3日連続で過去最多を更新したことが懸念材料となり、ドルや円に対して軟調な動きが続いた。

本日のトピックス

英国で新型コロナウイルスの新規感染者数が3日連続で過去最多を更新したことや、ニューヨーク州で新規感染者数が2万人超えて過去最多を更新したことを受けて、欧米の主要株価指数が下落となり、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。ただ、ドルは来年3回の利上げ期待や、FRB理事が3月にも利上げの可能性との見方を示したこともあり、主要通貨に対して値を戻す動きとなった。

週明けの東京市場では、先週末の海外市場の株安を受けて日経平均株価が下落して始まっており、リスク回避の動きが改めて意識され、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。欧米の感染拡大により、経済活動が再び停滞するとの見方が広がっており、当面はリスク回避の動きが意識される可能性も考えられる。

本日の欧米市場では、主要な経済指標の発表がないことや、クリスマス休暇を控えて積極的な売買が手控えられることや、市場参加者が少なくなり始めることから、週末にかけて徐々に限定的な動きとなると予想されている。

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