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2024-04-25 12:41:14

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年9月29日

マーケットトピックス 2021年9月29日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が230円超下落したことや、月末を意識した実需のドル売りが観測されたこともあり、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。その後、日経平均株価が下げ幅を縮小したことや、米長期金利が上昇したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなり、ドル/円は前日の海外市場の高値111.06を上抜けて111.42まで上昇した。

米国市場では、アジア市場からの流れを引き継ぎ、序盤からドルは主要通貨に対して堅調な動きとなり、対円では一時111.64まで上昇し、7/2以来の高値となった。ただ、その後に発表された米経済指標がいずれも冴えない結果となったことや、上昇していた米長期金利が上げ幅を縮小したことも加わり、ドル/円は111.23まで下落した。しかし、米長期金利が持ち直したこともあり、ドル/円は終盤にかけて再び111.60台まで上昇した。一方、深刻な燃料不足が発生している英国では、英国経済への影響が懸念されたことから、ポンドは主要通貨に対して下落した。

米株式市場では、米長期金利の上昇に加え、米国の債務上限を巡って与野党の対立が続いていることも投資家心理を冷やし、主要株価指数は軒並み大幅下落となった。ダウ平均株価は、一時前日比614ドル安まで下落したものの、その後はやや下げ幅を縮小、569.38ドル安(-1.63%)で終了した。一方、ナスダックは423.29ポイント安(-2.83%)で終了、下落率では今年3番目の大きさとなった。また、S&P500は5月以来の大幅安となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、日経平均株価が下落して始まり、一時前日比238円安まで下落するなど、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。さらに、スポット月末応当日に当たり、ドルが高値圏にあることから実需のドル売り・円買いが観測されたことも圧迫要因となった。

(2)売りが一巡したことや、下落した日経平均株価が下げ幅を170円超縮小したこともあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。さらに、米長期金利の指標となる米10年債利回りが時間外取引で1.473%から1.520%まで上昇し、前日の海外市場で付けた6月以来の高水準に迫る動きとなったこともドルの押し上げ要因となり、ドル/円は111.42まで上昇した。

(3)欧州時間に入っても米10年債利回りの上昇が続き、米国時間序盤に一時1.565%まで上昇し、6月中旬以来の高水準となった。金利上昇を受けて、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなり、対円では111.64まで上昇し、7/2以来の高値を付けた。

(4)7/2に付けた年初来高値の111.66を越えられなかったことから上値の重い動きとなり、さらに9月の米消費者信頼感指数、9月のリッチモンド連銀製造業指数がともに市場予想を下回る冴えない結果となったことや、米10年債利回りが上げ幅を縮小したことも加わり、ドル/円は111.23まで下落した。しかし、テーパリングが開始など、利上げに向けた動きへの期待感を背景に、米長期金利が持ち直したこともあり、ドル/円は終盤に再び111.60台まで上昇した。一方、英国でタンクローリーの運転者不足を背景に、主要都市で深刻な燃料不足が発生しており、英国経済への影響が懸念され始めたことを受けて、ポンドは欧州時間から主要通貨に対して軟調な動きとなった。特に対ドルでは、1/18以来の安値となった。

本日のトピックス

本日の海外時間では、重要な経済指標の発表がないものの、ECBフォーラムでベイリー英中銀総裁、ラガルドECB総裁、黒田日銀総裁、パウエルFRB議長の講演が予定されている。マーケットの注目は、それぞれの国や地域の金融政策の行方やスケジュールだが、講演では政策などに関する具体的な言及はないと見られている。ただ、今後のヒントがあるのかどうか注目されている。一方、ECBフォーラム以外で複数の米金融当局者の発言も予定されており、むしろこちらの方が金融政策に関する自身の考え方などに言及する可能性もあり、発言内容が注目されている。

9/29の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

8月中古住宅販売仮契約(前月比)

中古住宅販売仮契約は、全米不動産業者協会が発表する中古住宅販売の仮契約を指数化したもの。2001年を100として表す。仮契約は通常1-2ヵ月以内に本契約に移行するため、仮契約指数は中古住宅市場の先行指数とされる。
1.0% -1.8%
前回は市場予想を下回り、2ヵ月連続の低下となった。在庫不足と価格上昇が続いていることから、消費者が価格上昇など落ち着くまで様子を見る傾向であることが示された。今回は、プラス改善が予想されており、改善の兆しが見られるのか注目したい。
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