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2024-03-28 20:06:35

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年9月28日

マーケットトピックス 2021年9月28日

前営業日トピックス

東京市場では、序盤に前週末比160円超上昇した日経平均株価が下落に転じ、マイナス圏まで下落したことや、米長期金利が低下したこともあり、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。その後、低下した米長期金利が持ち直したことから、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。欧州時間に入り、欧州主要株価指数や米長期金利が上昇したことを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなり、ドル/円は111円台を回復した。

米国市場では、欧州市場の堅調な流れが一服し、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。ドル/円は、欧州時間に111円台まで上昇したことから、達成感の利益確定の売りに押された。しかし、8月の米耐久財受注が市場予想を上回る結果となったことや、米長期金利が6月下旬以来の高水準となったことから、ドル/円は再び111円台まで上昇するなど、底固い動きとなった。また、ドル/円の動きに連れて、クロス円も堅調な動きとなった。

米株式市場では、原油先物が約3年ぶりの高値となったことや、米長期金利の上昇を背景に、石油関連、金融株が上昇したことを受けて、ダウ平均株価は序盤から堅調な動きとなり、一時前週末比263ドル高まで上昇した。ただ、その後は上げ幅を縮小したもの、71.37ドル高(+0.21%)で終了し、4営業日続伸となった。一方、米長期金利が6月下旬以来の高水準まで上昇したこと受けて、金利動向に敏感なナスダックは77.73ポイント安(-0.52%)で終了し、続落となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前週末の海外市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から底固い動きとなった。さらに日経平均株価が序盤に前週末比165円高まで上昇したことも下支え要因となった。ドル/円は、一時110.81まで上昇し、前週末の海外市場で付けた110.79を上抜けた。しかし、その後日経平均株価が上げ幅を帳消ししたこともあり、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。

(2)午後に入り、日経平均株価がマイナス圏まで下落したことから、ドル円・クロス円は一段の下げとなった。さらに、米長期金利が時間外取引で低下したことから、ドル/円は110.53まで下落したものの、110.50台では値頃感の買い戻しの動きも見られ、底固い動きとなった。一方、ドイツ総選挙は、中道左派の社会民主党(SPD)が勝利したが、ある程度結果は予想されており、今後の連立や政策などの行方を見極めたいとの思惑も強いことから、選挙結果を受けてもユーロの反応は限定的だった。

(3)欧州時間に入り、欧州主要株価指数が序盤から堅調な動きとなったことや、米長期金利の指標となる米10年債利回りが1.440%から1.495%まで上昇したことも加わり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなり、ドル/円は一時111.06まで上昇し、7/5以来の111円台回復となった。

(4)米国市場では、アジア市場から堅調な動きが続いた流れが一服し、ドル円・クロス円は序盤からやや上値の重い動きとなった。ドル/円は111円台を回復したことで、達成感からの利益確定の売りに押されて110.78まで下落した。しかし、8月の米耐久財受注が市場予想を上回る結果となったことや、米10年債利回りが1.513%まで上昇し、6月下旬以来の高水準となったことから下値は限定的だった。

(5)さらに、シカゴ連銀総裁が「テーパリングは間もなく開始される」との見方を示し、NY連銀総裁も「テーパリングは近く正当化される」としたことが好感され、ドル/円は再び111円台まで上昇するなど、底固い動きとなった。ただ、シカゴ連銀総裁が「利上げは2023年に1回、その後は緩やかになると予想」、NY連銀総裁も「利上げの基準は満たしていない」と利上げについては慎重な見方を示したこともあり、やや上値が抑えられた。一方、ドル/円の動きに連れて、クロス円も堅調な動きとなり、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円はいずれも9/14以来の高値を更新した。

本日のトピックス

昨日は、複数の米当局者からテーパリングが近く開始されるとの発言を受けて、ドルは堅調な動きとなり、対円では7/5以来の111円台回復となった。さらに、米10年債利回りが6月以来の高水準となったことも押し上げ要因となった。本日は、パウエルFRB議長と、イエレン米財務長官の議会証言が予定されており、さらに複数の米当局者の発言も予定されていることから、発言の内容が注目される。

米経済指標では、9月の米消費者信頼感指数の発表が予定されている。先に発表された9月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報)が10年ぶりの低水準に留まっていたことから、消費者信頼感指数も大幅な改善は期待できないだろう。特に、景気や雇用に対する消費者の見方が改善しているのかどうかに注目したい。

9/28の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

9月消費者信頼感指数

消費者信頼感指数は、米国のCB(Conference-Board=コンファレンスボード「全米産業審議委員会」)という民間の調査機関が発表する消費者マインドを指数化したもの。5,000人の消費者にアンケート調査を行い、現在と半年後の景況感、雇用、所得の項目で回答した結果を指数化している。
115.0 113.8
前回は市場予想を下回り、2月以来の低水準となった。現況指数は4月以来、期待指数が1月以来の低水準となり、変異株の感染拡大を背景に、消費者が経済見通しに懸念を抱いていることが示された。今回は、改善が予想されているが、改善の兆しと判断できる内容かどうか見極めたい。
23:00 米国

9月リッチモンド連銀製造業指数

リッチモンド連銀製造業指数は、米国の12連邦準備銀行の1つであるリッチモンド地区連銀が発表している製造業指数。1993年から算出が開始されており、NY連銀、フィラデルフィア連銀が発表する指数と合わせて製造業の景況を確認できる。管轄はウェストバージニア州、サウスカロライナ州、ノースカロライナ州、バージニア州、メリーランド州、ワシントンDCなど。管轄地域は米国内生産の9.1%を占める。
10 9
前回は市場予想に反して大幅低下となり、2004年3月以来の高水準となった7月の結果から大幅低下となり、昨年7月以来の低水準となった。今回は、前回から上昇が予想されているが、小幅上昇に留まると見られている。
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