SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-29 23:04:21

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年8月11日

マーケットトピックス 2021年8月11日

前営業日トピックス

休場明けの東京市場では、前日の海外市場の流れを引き継ぎ、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。一方、日経平均株価が序盤から堅調な動きとなり、前週末比300円超上昇したことから、クロス円も堅調な動きとなった。しかし、午後には日経平均株価がマイナス圏まで下落したことや、時間外取引で米長期金利が低下したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。ただ、欧州時間に入ると、ドル円・クロス円は持ち直し、底固い動きとなった。

米国市場では、新規材料に乏しい中、先週末の米雇用統計の結果を受けてFRBによる早期の量的緩和策の縮小(テーパリング)期待が引き続き材料視され、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。さらに、米長期金利が上昇したこともドルの押し上げに寄与した。ドルは、対円で7/14以来、対ユーロで3/31以来の高値を付けた。一方、米ダウ平均株価が最高値を更新する動きとなったことから、クロス円も堅調な動きとなった。

米株式市場では、米上院がインフラ投資法案を可決したことで、米景気の先行きへの楽観的な見方が広がり、主要株価指数は堅調な動きとなった。ただ、米長期金利の上昇を受けて、やや上値が抑えられた。ダウ平均株価は、序盤から堅調な動きが続き、一時前日比183ドル高まで上昇し、取引時間中の最高値を更新した。その後も高値圏を維持し、162.82ドル高(+0.46%)で終了し、終値ベースの最高値も更新した。一方、金利動向に敏感なナスダックは、米長期金利が上昇したことを受けて下落に転じ、72.09ポイント安(-0.49%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)連休明けの東京市場では、前週末の米雇用統計や、前日の米求人件数が良好な結果となったことで、米国の労働市場の先行き期待が広がり、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなり、対円では一時110.40まで上昇し、7/27以来の高値となった。さらに、仲値公示にかけて実需によるドル買いが観測されたこともドルの押し上げ要因となった。一方、日経平均株価が上昇して始まり、一時前週末比308円高まで上昇したことから、クロス円も堅調な動きとなった。

(2)仲値通過後はドル買いが一服着たことや、麻生財務相が追加景気対策に否定的な見解を示したことから日経平均株価が一時マイナス圏まで下落したことや、米長期金利が低下したことも加わり、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。欧州時間に入り、欧州主要株価指数が堅調な動きとなったことや、米長期金利が上昇したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

(3)米国市場では、主要な米経済指標の発表がなく新規材料に乏しい中、先週末の米雇用統計の結果を受けてFRBによる早期の量的緩和策の縮小(テーパリング)期待が高まったことが引き続き材料視され、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。さらに、米上院で1兆ドル規模のインフラ法案が通過したことで、米長期金利の指標となる米10年債利回りが1.308%から1.355%まで上昇したこともドルの押し上げに寄与した。ドルは、対円で7/14以来、対ユーロで3/31以来の高値を付けた。一方、米ダウ平均株価が最高値を更新する動きとなったことから、クロス円も堅調な動きとなった。

本日のトピックス

ドルは、前日に続き主要通貨に対して堅調な動きとなり、対円では7/14以来の高値を付けており、本日も堅調な動きが続くのか注目される。

本日の米国市場では、7月の米消費者物価指数の発表が予定されており、前回は、前月比で2008年6月以来、前年比では1991年11月以来の高い伸びとなり、インフレの高進が確認された。インフレに関しては、パウエルFRB議長が「インフレの上昇は一時的」との見方を示したが、引き続きインフレの高進が確認される場合には、米長期金利が上昇する可能性も考えられる。さらに、26日から始まるジャクソンホールでのパウエルFRB議長の発言対する思惑が交錯する可能性も考えられることから、結果が注目される。

8/11の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

7月消費者物価指数(前月比)

消費者物価指数(CPI = Consumer Price Index)は、消費者を対象とした小売やサービスの価格動向を示した指数である。特に、食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されている。そして、米国の金融政策を決定する上で重要な経済指標であり、為替市場への影響も非常に大きい。
0.5% 0.9%
前回は市場予想を上回り、2008年6月以来の高い伸びとなった。また、前年比では1991年11月以来の高い伸びとなった。経済活動の再開が進み、中古車、レジャー関連、衣料、航空運賃などが伸びたことが影響した。今回は、前月から伸び幅の縮小が予想されているものの、引き続き高い伸びが維持すると見られている。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 

ドル/円は、一目均衡表の基準線を上抜けて一段の上昇となり、雲上限近辺まで上昇している。ここから雲を上抜けて一段の上昇となるのか、雲上限ラインで上値を抑えられる展開となるのか注目したい。

一目均衡表の雲上限は、本日110.727に位置しており、明日には110.511に低下する。雲の上抜けに加え、遅行スパンが価格帯を上抜ける、基準線・転換線がクロスする場合には、一目均衡表では三役好転の強気シグナルとなることから、チャートの形状に注目したい。

一方、オシレーターのMACDでは、両線のクロス後に乖離幅が拡大しており、両線ともにゼロラインを上抜ける場合には、上昇継続のシグナルとなることから、こちらの動きにも注目したい。

今すぐFX口座を開設
FX取引サイトへ

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
  • 為替レートは、レポート作成にあたりSBIリクイディティ・マーケット社がBloomberg等のデータを参考に取得したレートであり、当社における実際の取引レートとは異なります。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.