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2024-04-20 07:20:52

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年2月4日

マーケットトピックス 2021年2月4日

前営業日トピックス

前日の海外市場での株価上昇を受けて、日経平均株価も序盤から堅調な動きとなったことで投資家心理が改善し、比較的安全な通貨とされる円を売る動きが優勢となった。しかし、仲値公示近辺では本邦実需の円買い・ドル売りも観測され、ドル/円は一時105円台割れまで下落した。その後、ドル売りが一服して再びドル買いとなり、一時105.10まで上昇したものの、前日の高値の105.17が意識されて失速した。

米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。序盤に発表された米経済指標が良好な結果となったことや、米国債利回りの上昇も加わり、ドル/円は再び105.10まで上昇した。一方、序盤マイナス圏まで下落していた米主要株価指数が上昇に転じ、上げ幅を拡大する動きとなったことから、クロス円は堅調な動きとなった。終盤にかけて、ドルがユーロなどに対して軟調な動きとなったことから、対円でも上値の重い動きが続いた。

米株式市場では、ダウ平均株価が前日までの2日間で700ドル超上昇したこともあり、序盤は利益確定の売りが先行し、主要株価指数はやや上値の重い動きとなった。ただ、経済指標の改善や追加経済対策の早期実現期待も加わり、主要株価指数はその後堅調な動きとなった。ダウ平均株価は、序盤に前日比166ドル安まで下落したものの、その後は上昇に転じて36.12ドル高(+0.12%)で終了し、3営業日続伸となった。一方、ハイテク株中心のナスダックは、終盤にマイナス圏まで下落し、2.23ポイント安(-0.02%)と小幅安で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、前日の欧米の主要株価指数が大幅高となったことを受けて、日経平均株価が序盤から堅調な動きとなり、一時前日比307円高まで上昇したことから、投資家のリスク選好の動きが強まり、ドルや円が売られる動きとなった。さらに、時間外取引の米10年債利回りが低下したことも加わり、ドル/円は海外時間で105円台を維持していたものの、105円台を割り込み、一時104.92まで下落した。

(2)ドル/円は、105円台割れ近辺で買い戻しの動きも見られ、再び105円台を回復した。さらに、欧州通貨や資源国通貨に対してドルが堅調な動きとなったことに加え、米10年債利回りが上昇したことから、ドルは対円でも堅調な動きが続き、一時105.10まで上昇した。

(3)ドル/円は、前日の海外市場で付けた105.17まで到達できず、ドル売りに押されて失速した。米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。序盤に発表された1月の米ADP雇用統計が予想以上の大幅な増加となったものの、反応は限定的となり、米10年債利回りが低下したことを受けてドル/円は104.97まで下落した。一方、クロス円は序盤マイナス圏まで下落していた米主要株価指数が上昇に転じ、上げ幅を拡大する動きとなったことから、堅調な動きとなった。また、新型コロナウイルスの感染ペースの鈍化傾向を受けて、ジョンソン英首相がロックダウン緩和の可能性を示唆したことから、ポンドはドルや円に対して堅調な動きとなった。

(4)その後に発表された1月のISM非製造業景況指数が予想外の改善となったことに加え、米10年債利回りが上昇したことから、ドル/円は再び105.10まで上昇したものの、ここでも上値の重い動きとなった。さらに、終盤にかけてドルがユーロなどに対して軟調な動きとなったことから、対円でも上値の重い動きが続いた。また、前ECB総裁のドラギ氏がイタリアの首相に就くとの見通しとなったことで、イタリアの政局不安が後退したとの見方が後退したことがユーロの押し上げ要因となった。

本日のトピックス

ユーロ圏の懸念要因の一つだったイタリアの政局不安が後退したとの見方を背景に、ユーロは底固い動きとなった。一方、英国ではロックダウンの緩和の可能性が示唆されたことから、ポンドも堅調な動きが見られた。両者ともに今後の展開が注目され、問題解消なら一段の上昇も考えられる。また、欧州時間では、ユーロ圏の小売売上高の発表が予定されており、前回はロックダウンの影響もあり、予想以上の低下で7ヵ月ぶりの低水準となったが、今回どこまで改善しているのか注目される。また、英中銀の金融政策発表も予定されており、今後の金融政策、経済の見通しなどに注目したい。

一方、米国時間では、新規失業保険申請件数が予定されており、前回は2週連続で減少となったものの、依然として小幅な減少に留まっており、労働市場の改善ペースの鈍化傾向が示された。今回は、改善が予想されているが、大幅な改善にはならないとの見方が多く、一部では再びマイナスを予想する向きもある。ただ、予想以上の改善となれば、前日のADP雇用統計やISM非製造業景況指数の雇用が改善していることもあり、週末の米雇用統計に対する期待か高まる可能性も考えられる。

2/4の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

新規失業保険申請件数(1/30までの週)

新規失業保険申請件数は、労働省が失業保険を申請した人(失業者)の数を毎週発表する経済指標。毎週(木曜日)発表されるため、雇用情勢の速報性に優れており、雇用統計の先行指標として注目されている。ただ、米国の祝祭日や天候などの影響を受けやすいという点もある。
83.0万件 84.7万件
前回は市場予想を下回る結果となり、2週連続の減少となったものの、改善ペースは依然として緩やかであることが示された。今回は、前週からの減少が予想されているものの、減少は小幅に留まると見られている。一方、感染拡大の影響が続いていることから、再び増加を予想する向きもあり、結果が注目される。
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