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2024-04-20 23:01:12

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年11月10日

マーケットトピックス 2020年11月10日

前営業日トピックス

週明けの東京市場では、日経平均株価が一時600円超上昇となるなど、アジア株全般が上昇したことで、投資家のリスク選好の動きからドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円は、朝方103.20まで下落したものの、前週末の海外市場の安値103.18を前に底固い動きとなったことから、値頃感の買い戻しの動きも加わった。欧州時間には、米製薬大手のファイザーが新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験でワクチンの有効性を示す結果が得られたと公表したことが好感され、投資家のリスク選好の動きが強まった。欧州株や米株価先物の上昇もあり、ドル円・クロス円は大きく上昇した。

米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。米主要株価指数が軒並み大幅上昇し、ドル円・クロス円は一段と上昇した。さらに、米国債値回りが上昇したことも加わり、ドル/円は一時105.65まで上昇し、10/20以来の高値をつけた。

米株式市場では、米製薬大手のファイザーが臨床試験で高い有効性が示されたと公表したことが好感され、ダウ平均は序盤に一時前週末比1610ドル高となり、史上最高値を更新するなど、主要株価指数は序盤から大きく上昇した。さらに、米大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝利を確実にし、政局の先行き不透明感が和らいだとの見方も押し上げに寄与した。ただ、終盤には利益確定の動きなどもあり、上げ幅を縮小し、ダウ平均株価は834.57ドル高(+2.95%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、序盤に212ポイント高まで上昇したものの、終盤にマイナス圏まで下落し、181.45ポイント安(-1.53%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)週明けの東京市場では、米政局の先行き不安もあり、序盤のドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ドル/円は、一時103.20まで下落したものの、前週末の海外市場で付けた3/12以来の安値の103.18円が意識され、底固い動きとなった。その後、日経平均株価が序盤から堅調な動きとなったことから、投資家のリスクが選好しドルや円が売られた。

(2)午後に入り、日経平均株価が前週末比637円高となるなど、アジア株全般が上昇となったことを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。一方、トルコ・リラがドルなど主要通貨に対して上昇した。先週末にトルコのエルドアン大統領がトルコ中銀総裁を更迭したが、トルコ財務相(大統領の娘婿)が健康問題を理由に辞任したことで、トルコのエルドアン大統領が望む利下げ観測が後退したとの思惑から、トルコ買いが優勢となる場面もあった。

(3)欧州時間には、米製薬大手のファイザーが新型コロナウイルスワクチンの臨床試験で90%の感染予防に成功との報道を好感して、欧州主要株価指数や米株価先物が大幅上昇となり、投資家のリスク選好の動きが強まったことから、ドル円・クロス円は大きく上昇した。

(4)米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、序盤から堅調な動きとなった。その後、ダウ平均株価が序盤に前週末比1610ドル高まで上昇するなど、主要株価指数が軒並み大幅上昇となったことから、ドル円・クロス円と一段と上昇した。さらに、安全資産とされる米国債が売られ、米10年債値回りが0.798%から0.973%まで上昇したことも加わり、ドル/円は一時105.65まで上昇した。終盤には、ナスダックがマイナス圏まで下落するなど、米主要株価指数が上げ幅を縮小したこともあり、ドル円・クロス円も上値の重い動きとなった。

本日のトピックス

このところ、世界的に新型コロナウイルスの感染が一段と拡大する中、米製薬大手ファイザーが臨床試験で高い有効性が示されたとの公表は大きなインパクトとなり、欧米の主要株価指数が大幅上昇となり、ドル円・クロス円も大きく上昇した。東京市場でも海外市場の流れを受けて、日経平均株価が1991年11月以来の25000円台を回復する動きとなった。ただ、為替市場では上昇一服感も出ており、上値の重い動きとなっているが、ドル/円では105円台を維持できるかどうかが注目されている。

米国市場では、主要な経済指標の発表がないものの、前日に大幅上昇となった株式市場の動きが注目される。反落となるようなら、為替市場にも影響する可能性も考えられる。さらに、追加の経済対策に進展が見られていないことがクロースアップされるようなら、調整幅が拡大する可能性もあるだろう。

11/10の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
0:00 米国

9月JOLT労働調査[求人件数]

JOLTS 労働調査(求人件数)は、米労働統計局が求人状況を測定するために実施する調査で、小売業や製造業など各業種の雇用データをもとに算出する統計。
650.0万件 649.3万件
前回は市場予想を下回る結果となり、2月以来の高水準まで改善した前月から減少し、採用ペースが鈍化したことが示された。今回は、小幅増加が予想されているが、新型コロナウイルスの感染再拡大の影響が表れている可能性を指摘する向きもあり、予想に反する結果も警戒される。
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