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2024-03-29 18:41:23

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年10月14日

マーケットトピックス 2020年10月14日

前営業日トピックス

東京市場では、上昇して始まった日経平均株価が一時マイナス圏まで下落したことを受けて、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。さらに、米株価先物市場でダウ先物が下落したことも圧迫要因となった。午後に入ると日経平均株価が再びプラス圏まで上昇したことから、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。

米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、ドルは序盤から主要通貨に対して堅調な動きとなった。欧米の主要株価指数が下落したことから、投資家のリスク回避の動きが意識され、ドルや円を買う動きが優勢となった。その後、ドル/円は米国債利回りの低下も影響して105.45まで下がるなど、小幅ながら上値の重い動きとなった。一方、英国とEUの通商協議が決裂する可能性が高まったとの見方から、ポンドは欧州時間から主要通貨に対して軟調な動きが続いた。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から軟調な動きとなり、一時前日比233ドル安まで下落した。その後は下げ幅を縮小したものの、157.71ドル安(-0.55%)で終了。一方、ハイテク株中心のナスダックは、12.36ポイント安(-0.10%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、上昇して始まった日経平均株価が下落に転じ、一時マイナス圏まで下落したこともあり、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。

(2)午後に入り、日経平均株価が再びプラス圏まで上昇したことで底固い動きとなったものの、米大統領選や米追加経済対策を巡る不透明感が続いており、限定的な動きとなった。その後、ドル円・クロス円は堅調な動きとなる場面もあったが、米株価先物市場でダウ先物が下落したことや、欧州主要株価指数が序盤から軟調な動きとなったこともあり、ドルや円が買われた。

(3)米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、ドルは序盤から主要通貨に対して堅調な動きとなった。序盤に発表された9月の米消費者物価指数が4ヵ月連続のプラスとなったこともドルを下支えた。さらに、米国の追加経済対策の与野党協議が難航していることや、米製薬大手が新型コロナワクチンの治験を一時停止したことで、ワクチン開発が遅れるとの懸念も加わり、投資家のリスク回避の動きが加速した。ドルは欧州通貨に対して上昇となり、対円でも一時105.63まで上昇した。

(4)米国債利回りの低下を受けて、ドル/円は105.45まで下がるなど、小幅ながら上値の重い動きとなった。一方、英首相報道官が「英国は合意なき離脱の準備と意思がある」と発言したことを受けて、英国側が設定している交渉期限の15日までに合意ができないとの見方から、ポンドはNY市場でも主要通貨に対して下落した。ポンド/円は、欧州時間に付けたこの日の高値137.78から136.38まで下落した。

本日のトピックス

英国とEUの通商協議が難航しており、英国側が設定する交渉期限の15日までに合意できるのか注目されている。その中で、昨晩の英首相報道官の発言を受けて、合意なき離脱の可能性が高まったとの見方が広がり、ポンドが下落している。引き続き協議の行方や要人発言には注目したい。一方、米国の大手製薬会社などで、新型コロナウイルスのワクチンの治験が一時停止されたが、治験再開となるようなら、再び株価が上昇する可能性もあり、こちらの動向にも注目したい。

米国市場では、生産者物価指数の発表が予定されているものの、結果を受けた反応は限定的だろう。むしろ、米国大手金融の決算発表を受けた株価の動きや、FRB副議長など複数の金融当局者の発言が予定されており、金融政策や現状の景気に関する見解などに敏感に反応する可能性も考えられる。

10/14の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

9月生産者物価指数(前月比)

生産者物価指数(PPI=Producer Price Index)は、米国内の販売業者の販売価格を調査し、算出した物価指数。特に、振れ幅の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されており、消費者物価指数(CPI)と同様にインフレ圧力を測る指標として注目されている。
0.2% 0.3%
前回は市場予想を上回ったものの、7月の結果から伸び幅が縮小した。ただ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で悪化したが、徐々に戻りつつあることが示された。一方、前年比では4ヵ月連続の伸び幅の拡大となった。今回は、前月比で伸び幅の縮小が予想されており、前年比では6ヵ月ぶりのプラスとなるのか注目される。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 

ユーロ/円は、一目均衡表の雲の中での動きとなっていますが、122.38からの戻りを127.07からの下げ途中の小休止の持ち合いパターンと見れば、現行7波動目で持ち合いを下抜けたことになり、一段の下落も考えられます。特に、下側には一目均衡表の雲下限ラインがあることから、目先ここを下抜けるかどうかが注目されます。

一方、オシレーターのMACDでは、先行するラインが失速して両線の乖離幅が縮小しています。ここから両線がクロスとなれば、目先の軟調な動きを示唆する形状となることから、両線の動きに注目です。

目先の下値のポイントは、(1)123.655(一目均衡表の雲下限ライン、16日には123.671に低下) (2)123.024(サポート) (3)122.377(サポート)。一方、上値のポイントは、(1)124.053 (2)124.417 125.083となります。

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