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2024-04-21 01:16:29

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年8月17日

マーケットトピックス 2020年8月17日

前営業日トピックス

前日の海外市場の流れが一服し、ドル円・クロス円は序盤から小動きの展開となった。ドル/円は、序盤に107円台まで上昇したものの、107円台では上値の重い動きが続いたこともあり、107円台に定着できなかった。その後、米国債利回りが低下したこともあり、ドル売り・円買いが優勢となり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。また、欧州主要株価指数が下落して始まったことに加え、ユーロ圏のGDP確報値が速報値と変わらずとなったものの、成長率の低下が改めて懸念され、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなった。

米国市場では、序盤に発表された7月小売売上高が3ヵ月連続のプラスとなったものの、市場予想を下回り、伸び幅が前月から大幅に鈍化したことが嫌気され、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ドル/円は、106.47まで下落した後、その後に発表された8月のミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回る伸びとなったことから、ドル買い戻しの動きが観測され、106.65まで上昇した。しかし、その後は米国債利回りの低下もあり、106.44まで下落した。さらに、米政府の追加経済対策の与野党協議が難航していることに加え、米中通商合意の6ヵ月検証を延期との報道を受けて、ドルの上値の重い動きが続いた。

ダウ平均株価は、序盤に137ドル安まで下落したものの、その後プラス圏まで値を戻し、34ドル高(+0.12%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、上昇して始まったものの、その後はマイナス圏での動きが続き、23ポイント安(-0.21%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場の流れを引き継ぎ、ドルは序盤から底固い展開となった。ドル/円は、107.04まで上昇したものの、海外市場で付けた107.05を超えられなかったこともあり、上値の重い動きとなり、107円台に定着できなかった。さらに、実需の売買が集中する事実上の五・十日だったものの、本邦企業がお盆休みだったこともあり、売買は低調だった。また、クロス円も上値の重い動きとなった。

(2)日経平均株価がプラス圏で推移しながらも上値の重い動きが続いたことや、欧州各国で新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることを背景に、欧州主要株価指数が序盤から大きく下落して始まったことを受けて、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。また、ユーロ圏GDP(確報値)が予想通りの結果となったものの、改めてマイナス成長に対する懸念から、ユーロはドルや円に対しても下落した。

(3)米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、ドルは序盤から軟調な動きとなった。序盤に発表された7月の米小売売上高が3ヵ月連続のプラスとなったものの、市場予想を下回り、伸び幅が前月から大幅に鈍化したことが嫌気され、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ドル/円は、106.47まで下落したものの、その後に発表された8月のミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回る伸びとなったことから、106.65まで上昇した。ただ、米国債利回りの低下もあり、ドル/円は再び軟調な動きとなり、106.44まで下落した。

(4)値頃感の買い戻しなどもあり、終盤にかけてドルは値を戻したものの、米政府の追加経済対策の与野党協議が難航していることに加え、米中通商合意の6ヵ月検証が延期されたとの報道を受けて、ドルは上値の重い動きが続いた。

本日のトピックス

第1段階の米中通商合意から6ヵ月経過したことで、履行状況の検証をするための閣僚級の協議が予定されていたが、先週末にビデオによる協議が無期限に延期されたとの報道を受けて、米中対立の懸念が改めて意識された。延期となった詳細は明らかではないが、関連する要人発言や報道には敏感に反応する可能性も考えられる。

ユーロ圏では、域内各国で新型コロナウイルスの感染者数が再び増加となっていることが影響し、ユーロの上昇がやや一服しており、ここからさらに調整が進むとの懸念もある。ユーロはドルや円に対して堅調な動きが続いていたものの、ここから調整となるのかどうか、値動きに注目したい。

米国市場では、製造業関連、住宅関連の経済指標の発表が予定されており、先週発表された指標結果がまずまずの結果となったことから、期待感もある。ただ、米政権の追加の経済対策に関する与野党協議が難航していることや、米中対立懸念もあり、ドルの引き続き上値の重い展開が予想されている。

8/17の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

8月ニューヨーク連銀製造業景気指数

NY連銀製造業景気指数は、NY州の製造業の景況感などを指数化した経済指標である。製造業に関連した新規受注・雇用・在庫など、指数化された数値が発表される。数値はゼロが景況の判断の基準となる。
14.5 17.2
前回は市場予想を上回り、統計開始後の最低となった4月の結果から3ヵ月連続の上昇となり、2018年11月以来の高水準となった。経済活動の再開で受注や出荷が増加したことが影響した。今回は、前回から低下が予想されているものの、新型コロナウイルス感染拡大前の水準を引き続き上回ると予想されている。
23:00 米国

8月NAHB住宅市場指数

NAHB住宅市場指数は、全米住宅建築業者協会(NAHB)が加盟業者を対象にした一戸建て住宅の販売状況調査を基にした指数。50が判断の基準となり、50を下回ると住宅建設業者の多くが現況を「悪い」とみていることを示すことから、住宅市場の先行指標となる。
74 72
前回は市場予想を上回る結果となり、過去最大の下げとなった4月の結果から3ヵ月連続で上昇となり、新型コロナウイルス感染拡大前の3月の水準まで回復した。今回は、感染再拡大となったにもかかわらず、さらに上昇が予想されており、大幅低下から持ち直したことが示されるのか注目される。
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