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2024-04-20 06:33:08

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年3月10日

マーケットトピックス 2020年3月10日

前営業日トピックス

早朝のオセアニア市場では、リスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は先週末のNY市場の終値からギャップダウンして始まった。東京市場では、日経平均株価が大きく下落して始まり、一時1200円超の下落となったことから投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は一段の下落となった。さらに、米国債利回りの低下も加わり、ドル/円は一時約3年4ヵ月ぶりの101円台まで下落する場面もあった。ただ、その後は、底固い動きとなった。

米国市場では、新型コロナウイルスの感染拡大で世界的な景気後退に陥るとの懸念を背景に、引き続き投資家のリスク回避の動きが強まっており、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。さらに、米主要株価指数が序盤から大幅下落となったことも嫌気され、ドル円・クロス円は一段の下落となり、ドル/円は一時101.18まで下落し、2016年9月以来の安値を付けた。その後、日銀のレートチェックの噂が流れ、ドル円・クロス円は急速に反発した。ただ、米主要株価指数が軒並み7%以上の下落となったこともあり、終盤まで上値の重い動きが続いた。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から大きく下落となり、一時前日比2158ドル安まで下落した。その後下げ幅を縮小したものの2013ドル安で終了、下げ幅は過去最大となり、下落率は7.79%に達して2008年10/15以来の大きさとなった。一方、ハイテク株中心のナスダックは624ポイント安で終了し、下落率は7.29%となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に打撃を与えるとの見方を背景に、投資家のリスク回避の動きが優勢となり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。さらに、OPEC(石油輸出国機構)加盟国と非加盟国による協調関係が解消される見通しとなったこともリスク回避に拍車を掛け、ドル/円は105円台を割り込んで103.52まで下落した。

(2)日経平均株価が序盤から大幅下落となり、一時前週末比1277円安まで下落したこともあり、相対的に安全な資産とされる円を買う動きが強まった。さらに、米10年債利回りが先週末の0.7623%から0.4658%まで低下して過去最低を更新したこともあり、日米金利差縮小を意識したドル売り・円買い観測からドル/円は一時101.48まで下落した。

(3)日経平均株価やアジア株の下げ止まりが見られたことから103円台まで値を戻す場面もあったが、依然として主要株価指数が安値圏で推移したことに加え、時間外の米株価先物指数が下落していることもあり、ドル円・クロス円は上値の重い展開が続いた。

(4)米国市場では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で世界的な景気後退に陥るとの懸念に加え、原油価格が2016年2月以来の安値となり、下落率が24%と約29年ぶりの大きさとなったことが引き続き投資家のリスク回避の動きを強める要因となっており、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。さらに、米主要株価指数が序盤から大幅下落となり、S&P500指数が7%下落となったことでサーキットブレーカーが発動されたことが嫌気され、ドル円・クロス円は一段の下落となり、ドル/円は一時101.18まで下落し、2016年9月以来の安値を付けた。

(5)安値圏で日銀のレートチェックの噂が流れたことから円売りが優勢となり、ドル円・クロス円は急速に反発した。ドル/円は、一時102.70まで急反発したものの、米主要株価指数が軒並み7%以上の下落となったこともあり、終盤まで上値の重い動きが続いた。

本日のトピックス

昨晩の米国市場では、S&P500指数の下落率が7%に達したことで、監視レベル1の基準に達したことから、NY証券取引所が取引を停止させる措置であるサーキットブレーカーを発動し、取引は15分中断した。その後も主要株価指数は軟調な動きとなり、軒並み7%を超える下落幅となった。この流れを受けて、日経平均株価は700円以上の下落となったものの、下げ幅を縮小している。

一方、海外市場で101.18まで下落したドル/円だが、安値を付けた後の日銀のレートチェック(市場介入の前に日銀や政府関係者が金融機関にレートチェックを行う)の噂が流れたことで思惑が交錯し、円売りが優勢となった。さらに、トランプ大統領は新型コロナウイルスの対策で、給与減税を実施する方針で議会と協議すると発言したことを好感してドル買いが入り、ドル/円は東京時間序盤に103.26まで上昇している。

株価などの下落や、景気後退懸念に対応するために、各国で政策的な動きが出始めれば、マーケットも楽観的な見方が広がり、下げ止まりが見られる可能性も考えられることから、関連する報道などには注目したい。マーケットでは、主要国の株価動向や、下落が大きくなっている原油価格の動きに注目が集まっている。

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