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2024-03-28 23:46:51

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年1月23日

マーケットトピックス 2020年1月23日

前営業日トピックス

東京市場では、前日の海外市場の軟調な動きが一服し、序盤からドル円・クロス円は堅調な動きとなった。その後、新型ウイルスに関して中国当局が会見開き、武漢での疾病封じ込めに向けて取り組む姿勢を示したことから、感染拡大への懸念が一旦後退したとの見方が広がったことも下支え要因となった。
欧州市場では、英国の経済指標の好転を背景に利下げ観測が後退したことを受けて、ポンドは主要通貨に対して上昇した。
米国市場では、ドルが対ポンドで1/8以来の安値を付けたことや、米国債利回りの低下を受けて、ドル/円はやや上値の重い動きとなり、109.83まで下落した。しかし、12月の米中古住宅販売件数が市場予想を上回る結果となったことが好感され、ドルは109.94まで反発した。ただ、米主要株価指数が終盤にかけて上げ幅を縮小したこともあり、ドル円・クロス円は上値の重い動きが続いた。
米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から堅調な動きとなり、一時前日比124ドル高まで上昇した。その後は上げ幅を縮小し、9ドル安で終了。一方、ハイテク株中心のナスダックは、序盤に前日比68ポイント高まで上昇し、取引時間中の最高値を更新した。しかし、その後は上げ幅縮小が続き、12ポイント高で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場の軟調な流れが一服し、東京市場ではドル円・クロス円は序盤から底固い動きとなった。序盤に下落して始まった日経平均株価が上げ幅を拡大したことも加わり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。その後は、仲値公示にかけて国内輸入企業のドル買い・円売りが観測されたことや、新型ウイルスに関する中国当局の会見で、新型ウイルスの封じ込めに向けて取り組む姿勢を示したこともあり、感染拡大への懸念がやや後退し、ドル円・クロス円は堅調な動きが続いた。さらに、米10年債利回りが1.776%から1.791%まで上昇したことも加わり、ドル/円は110.09まで上昇した。

(2)新型のコロナウイルスによる肺炎の感染拡大に対する懸念が払拭されていないこともあり、上値の重い動きとなった。ただ、午後に入り、日経平均株価が再び24000円台を回復したことや、一時マイナス圏まで下落していた香港ハンセン指数がプラス圏まで上昇したこと、また上海株が下げ幅を縮小したこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きが続いた。

(3)英国のCBC楽観指数が2014年4月以来の高水準に急反発したことから、1/30の金融政策委員会での利下げ観測が後退したことを受けて、ポンド/ドルは1.3038から1.3153まで上昇して1/8以来の高値、ポンド/円は143.38から144.61まで上昇して昨年12/17以来の高値を付けた。ドルは対ポンドで下落したことや、米10年債利回りが1.783%から1.756%まで低下したこともあり、ドル/円はやや上値の重い動きとなり、109.83まで下落した。

(4)12月の米中古住宅販売件数が2018年2月以来の高水準となったことが好感され、ドル/円は109.94まで反発した。ただ、米主要株価指数が終盤にかけて上げ幅を縮小したこともあり、ドル円・クロス円は上値の重い動きが続いた。一方、カナダ中銀が政策金利を据え置いたものの、国内経済の減速が長引けば利下げの可能性も排除しないとするなど、ハト派的な声明を嫌気してカナダ・ドルは下落。カナダ・ドル/円は、84.35から83.54まで下落し、1/8以来の安値を付けた。また、スイス中銀の理事が、スイス中銀は必要なら為替の市場介入を実施する準備があると発言したことを受けて、スイス・フラン/円は113.35から113.53まで上昇した。

本日のトピックス

欧州時間にはECB理事会の結果発表と、ラガルド総裁の会見が予定されており、声明や総裁の発言内容が注目されている。ECBはインフレ目標の見直しなどを検討していると見られ、現行の物価上昇率を2%弱に維持するという目標が妥当かどうかの見解が注目される。また、12月の理事会では経済指標は安定しているもののまだ弱いとメンバーが認識しているとされたが、このところ強い指標結果も見られており、認識が変化しているのか注目される。
米国市場では、新規失業保険申請件数、景気先行指数の発表が予定されているが、結果を受けた反応は大きくないだろう。特に、目立ったヘッドラインなどが無いようなら、最高値更新が続く米主要株価指数の動きが相場を左右する可能性も考えられる。

1/23の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

新規失業保険申請件数

新規失業保険申請件数は、労働省が失業保険を申請した人(失業者)の数を毎週発表する経済指標。毎週(木曜日)発表されるため、雇用情勢の速報性に優れており、雇用統計の先行指標として注目されている。ただ、米国の祝祭日や天候などの影響を受けやすいという点もある。
21.4万件 20.4万件
前回は市場予想を下回り、2019年11/29までの週以来の低水準まで改善した。今回は、前回の反動で増加が予想されているが、昨年1年間の平均が21.8万件であり、今年はここまでいずれも下回っている。予想以上の悪化とならなければ、影響は限定的と考えられる。
0:00 米国

12月景気先行指標総合指数

米景気先行指数は、米国の民間調査機関のコンファレンスボードが発表する指標で、株価や金利、企業業績、マネー・サプライなど景気に先行して動く10種類の経済指標を指数化した経済指標。景気の方向性や転換点を判断する上で参考にされる。
-0.2% 0.0%
前回は市場予想を下回ったものの、3ヵ月続いた2018年12月以来の低水準から上昇した。ISM新規受注のマイナスが続いたものの、S&P株価の上昇が押し上げ要因となった。今回は、再びマイナスが予想されており、株価の上昇が続く中で押し下げ要因となる指数に注目したい。
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