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2024-03-29 19:43:48

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2019年10月9日

マーケットトピックス 2019年10月9日

前営業日トピックス

前日の海外市場の流れを受けて、序盤はやや上値の重い動きとなった。日経平均株価が上昇して始まり、上げ幅を拡大したことや、米国債利回りが上昇したことも加わり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、ドルは米中閣僚級の通商協議を控えていることから、やや上値は限定的だった。その後、米中の対立悪化懸念が高まったことから、リスク回避の動きも意識され、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。
米国市場では、アジア市場からの軟調な流れが一服し、ドル円・クロス円は序盤から底固い動きとなった。ただ、序盤に発表された米生産者物価指数が予想外の低下となったことや、米主要株価指数が軒並み下落して始まったことが影響し、上値はやや限定的となった。その後、序盤から大きく下落した米主要株価指数が下げ幅を縮小したことや、米国債利回りの上昇も加わり、ドル/円は107.30まで上昇した。しかし、米政府がウイグル族への弾圧に関与した中国当局者へのビザ発給を停止するとの報道を受けて再び米中対立懸念が高まり、主要株価指数が再び下げ幅を拡大、さらに米国債利回りの低下も加わり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場では、中国当局が米中通商協議で可能な部分で合意を取りまとめる用意があるとの報道を受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなったが、トランプ大統領が部分的な合意には満足しないと明らかにしたことから、上値の重い動きとなった流れを引き継ぎ、序盤から上値の重い動きとなった。

(2)日経平均株価が堅調な展開で始まり、上げ幅を拡大したことや、米10年債利回りが1.5528%から1.5905%まで上昇したことから、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。ただ、10/10-11にワシントンで開かれる閣僚級の米中通商協議を控えて、ドルは小動きの展開が続いた。なお、中国サービス業PMIが前月から低下したが、反応は限定的だった。

(3)前日の海外市場で、米政権が中国の監視カメラ最大手企業などテクノロジー企業8社を禁輸措置の対象にすると発表したことに対して、中国外務省が報復措置を講じると声明を出したことを受けて、米中の対立悪化懸念が高まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。一方、ジョンソン英首相がメルケル独首相に対し、離脱を巡る合意は本質的に不可能と伝えたとの報道を受けてEU離脱をめぐる懸念が高まり、ポンドは主要通貨に対して下落となり、対ドルで9/4以来、対円では9/5以来の安値を付けた。

(4)アジア市場からの軟調な流れが一服し、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。ただ、序盤に発表された米生産者物価指数が予想外の低下となったことや、米主要株価指数が軒並み下落して始まったことから、上値の重い動きが続いた。その後、パウエルFRB議長の講演内容が明らかとなり、追加緩和期待が高まったことを受けて、一時330ドル超下落していたダウ平均株価が56ドル安まで下げ幅を縮小、さらに米10年債利回りが1.5085%から1.5494%まで上昇したことから、ドル/円は107.30まで上昇した。

(5)米政府がウイグル族への弾圧に関与した中国当局者へのビザ発給を停止するとの報道を受けて、再び米中対立懸念が高まり、主要株価指数が再び下げ幅を拡大し、米国債利回りの低下も加わり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

本日のトピックス

明日から米中閣僚級の通商協議が再開されることから、マーケットでは様子見ムードも強まりつつあり、積極的に動き難い展開が続いている。引き続き、関連する報道や要人発言には敏感に反応する可能性が考えられる。米国市場では、経済指標発表の他にFOMC議事要旨の公表が予定されている。景気の減速懸念を背景に、パウエルFRB議長やFOMCメンバーが大幅な金融緩和を検討しているとの見方も出ており、9月のFOMCでその可能性が議論されているかどうかが注目されている。特に、昨晩の米物価関連の経済指標が予想外の低下となったことや、パウエルFRB議長の発言を受けて、追加利下げ観測が高まったことから、大幅な金融緩和の可能性が議論されているようなら、ドル相場に影響が出る可能性も考えられる。

10/9の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

8月JOLT労働調査[求人件数]

JOLTS 労働調査(求人件数)は、米労働統計局が求人状況を測定するために実施する調査で、小売業や製造業など各業種の雇用データをもとに算出する統計。
726.5万件 721.7万件
前回は市場予想を下回り、2月以来の低水準となった。市場予想を下回るのは4ヵ月連続となり、2ヵ月連続の低下となった。ただ、依然として高水準にあることから、離職率が2.4%と2001年4月以来の高水準となるなど、職探しに苦がないことがうかがえる。今回は、3ヵ月ぶりの増加が予想されており、結果に注目したい。
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