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2024-03-30 00:06:28

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2019年9月19日

マーケットトピックス 2019年9月19日

前営業日トピックス

東京市場では、序盤からやや上値の重い動きとなったものの、実需のドル買いや、マイナス圏まで下落した日経平均株価が持ち直したことから、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。しかし、午後に入り、株価が再びマイナス圏に下落したことや、米国債利回りの低下も加わり、上値の重い動きが続いた。
海外市場でも、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の会見を控えて様子見ムードが強まっており、ドル/円は狭いレンジ内の動きが続いた。そして、FOMCでは予想通り0.25%の利下げが決定されたが、声明や会見での発言が予想よりタカ派的と受け止められたことからドル買いが優勢となり、ドル/円は108.47まで上昇し、8/1以来の高値を更新した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)海外市場の流れを受けて、序盤のドル円・クロス円はやや上値の重い動きとなった。その後、下落した日経平均株価が持ち直したことや、仲値公示にかけて本邦輸入勢のドル買い・円売りが観測されたことが材料となり、ドル/円は108.27まで上昇した。ただ、前日の海外市場でつけた8/1以来の高値となった108.37には届かなかった。

(2)午後に入り、日経平均株価が再びマイナス圏に下落したことや、米10年債利回りが1.8170%から1.7804%まで低下したことも加わり、ドル/円は108.17まで下落するなど、上値の重い動きとなった。ただ、FOMCの結果発表を控えて様子見ムードも強まっており、値動きは限定的だった。一方、複数の要人が英国のEU離脱リスクに言及したことを受けてポンドが下落となり、対ドルではアジア時間の高値の1.2509から1.2439まで下落、対円では135.26から134.60まで下落した。

(3)米FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の会見を控えて様子見ムードが強まっており、ドル/円は序盤から狭いレンジ内の動きが続いた。序盤に発表された住宅着工件数は、市場予想を大幅に上回り、2007年6月以来の高水準となったものの、反応は限定的だった。FOMC直前には思惑が交錯し、ドル/円は108.08まで下げる場面もあった。一方、FOMCでの利下げが確実視される中で、ユーロやポンドなどに対してドルが軟調な動きとなったことで、ユーロ/円やポンド/円などは底固い動きが続いた。

(4)FOMCでは予想通り0.25%の利下げが決定されたが、メンバーの2019年末の金利予想の中心が1.875%であったことから年内の追加利下げへの懸念が後退、またFRB議長の会見での発言が予想よりタカ派的と受け止められたことからドル買いが優勢となり、ドル/円は108.47まで上昇し、8/1以来の高値を更新した。

本日のトピックス

FOMCが終了したことで、マーケットの注目は本日の日銀金融政策決定会合の結果発表、黒田総裁の会見での発言に移っている。ECBは3年半ぶりにマイナス金利への利下げ、米国も追加利下げを決定しており、日銀の対応が注目される。日銀は緩和強化に前向きだが政策余地に乏しく、中国や欧州など世界経済の減速、中東情勢の緊迫化など不安材料も浮上しており、難しい対応を迫られそうだ。米国市場では、住宅や製造業、景気関連の経済指標の発表が予定されており、こちらの結果も注目される。

9/19の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

新規失業保険申請件数

新規失業保険申請件数は、労働省が失業保険を申請した人(失業者)の数を毎週発表する経済指標。毎週(木曜日)発表されるため、雇用情勢の速報性に優れており、雇用統計の先行指標として注目されている。ただ、米国の祝祭日や天候などの影響を受けやすいという点もある。
21.2万件 20.4万件
前回は市場予想を下回り、4/12の週以来の低水準に改善し、労働市場の健全な状況が続いていることが示された。今回は、再び増加が予想されているが、4月以降20万件台は前回で3度目だが、ここまで一時的であることから、20万件台を維持できるかどうかが注目される。
23:00 米国

8月中古住宅販売件数

中古住宅販売件数は、所有権が移転した中古住宅の販売件数であり、米国の景気動向を見る上で重要視されている経済指標の一つである。所得やローン金利の動向に影響を受けることから、ローン金利動向やローン申請件数と関係も深い。
537万件 542万件
前回は、市場予想を上回り2月以来の高水準となった。北東部が減少したが、中西部、南部、西部が増加となったことが押し上げ要因となった。今回は、前月から若干の減少が予想されているが、今年ここまでの平均が527万件であることから、予想程度の減少なら、中古住宅市場の改善傾向が維持されると考えられる。
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