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2024-04-19 09:20:09

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2019年8月27日

マーケットトピックス 2019年8月27日

前営業日トピックス

前週末の海外市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円はギャップダウンで始まった。ドル/円は、一時104.46まで下落した。しかし、下げ一服後は値頃感の買い戻しも入り、底固い動きとなった。さらに、実需のドル買いフローも観測されたことも下支え要因となった。上昇一服後に反落する場面もあったが、トランプ大統領の発言を受けて米中協議の進展期待が高まり、再びドル円・クロス円は堅調な動きとなった。
米国市場では、ストップロスを巻き込み、ドル/円は一時106.41まで上昇したが、その後はやや上値の重い動きとなった。ただ、米ダウ平均株価が前日比300ドル超の上昇となったことや、米国債利回りの上昇も加わり、ドル円・クロス円は再び堅調な動きとなった。ドル/円は、再び106.30まで上昇する場面があるなど、引けにかけては106円台で底固い動きが続いた。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前週末に中国が米国から輸入する約750億ドル相当の製品に追加関税を課すと発表した。これに対し、トランプ大統領が対中制裁関税に関して、1-3弾を25%から30%に、第4弾を10%から15%にそれぞれ引き上げると発表したことで、米中対立の激化への懸念が高まった流れを引き継ぎ、ギャップダウンして始まり、ドル円・クロス円は一段の下落となった。ドル/円は一時104.46まで下落した。一方、トルコ・リラでは、個人投資家の買いポジションの投げが誘発され、トルコ・リラ/円は18.21まで下落し、2018年8月以来の安値を付けた。その後、安値圏では値頃感の買い戻しや、輸入企業など実需のドル買いも観測され、日経平均株価が大幅下落となったものの、ドル円・クロス円は値を戻した。ドル/円は、105.80まで上昇した。

(2)上昇一服後は、米10年債利回りが1.4930%から1.4409%まで下落したことから、ドル円・クロス円も高値から反落となったが、トランプ米大統領が中国から2回の電話を受けた、中国は取引を望んでいると発言したとの報道を受けて、ドル円・クロス円は再び堅調な動きとなり、ドル/円は105.99まで上昇した。

(3)欧州市場の底固い動きを引き継ぎ、NY市場では序盤から堅調な動きとなった。トランプ米大統領が中国との交渉を再開する意向を示したことで米中協議の進展期待の高まりが引き続き材料視され、ドルは堅調な動きとなった。ドル/円は106.00を上抜けたことでストップロスを巻き込み、一時106.41まで上昇した。その後は、米国債利回りの低下もあり、やや上値の重い動きとなった。なお、序盤に発表された米耐久財受注は、強弱まちまちの結果となったことから、反応は限定的だった。

(4)米ダウ平均株価が前日比300ドル超の上昇となったことや、1.5064%まで低下した米10年債利回りが1.5469%まで上昇したことも加わり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円は再び106.30まで上昇するなど、引けにかけては106円台で底固い動きが続いた。

本日のトピックス

米中貿易問題に関する要人発言に左右される動きが続いており、引き続き関連する発言や報道には注意が必要だろう。米中の貿易問題のインパクトが大きかったことから、昨日のドイツの経済指標の悪化が目立たなかったが、約7年ぶりの低水準に悪化するなどやや深刻となっている。本日はドイツのGDP(改定値)の発表が予定されており、結果に注目したい。
一方、米国市場では、8月リッチモンド連銀製造業指数と8月消費者信頼感指数の発表が予定されており、前回結果は対照的な結果となったことから、今回の結果が注目されている。リッチモンド連銀製造業指数は、前回予想外の大幅低下となり、今回は2ヵ月連続のマイナスが予想されている。一方、消費者信頼感指数は、前回予想以上の大幅上昇となり、消費者の楽観的な見方が示された。今回は、前回からの低下が見込まれており、結果がマーケットに影響するのか注目したい。

8/27の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

8月リッチモンド連銀製造業指数

リッチモンド連銀製造業指数は、米国の12連邦準備銀行の1つであるリッチモンド地区連銀が発表している製造業指数。1993年から算出が開始されており、NY連銀、フィラデルフィア連銀が発表する指数と合わせて製造業の景況を確認できる。管轄はウェストバージニア州、サウスカロライナ州、ノースカロライナ州、バージニア州、メリーランド州、ワシントンDCなど。管轄地域は米国内生産の9.1%を占める。
-4 -12
前回は、市場予想に反して大幅悪化となり、2013年1月以来の低水準となった。大幅低下となったことで、米製造業への懸念が高まった。今回は、前回から改善が予想されているものの、2ヵ月連続のマイナスが予想されている。プラス圏まで改善し、前回結果が一時的な低下だったことが示されるのか、2015年3月以来の2ヵ月連続の低下となるのか注目したい。
23:00 米国

8月消費者信頼感指数

129.0 135.7
前回は、市場予想を上回り、2018年11月以来の高水準となった。堅調な労働市場や利下げ観測を背景に、現況指数が6.6ポイント上昇、期待指数が14.6ポイント上昇となったことが影響した。今回は、前回からの反動でやや低下が予想されているが、特に前回大きく伸びた期待指数の結果に注目したい。
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