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2024-03-29 01:33:52

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2019年7月19日

マーケットトピックス 2019年7月19日

前営業日トピックス

東京市場では、海外市場の流れを引き継ぎ、序盤から上値の重い動きとなった。日経平均株価が序盤から下落し、一時前日比470円以上の下落となったことや、米国債利回りの低下も加わり、ドル/円は2週間ぶりの安値を付けた。その後は、新規材料に乏しい中、米国債利回りが小幅ながら上昇したことに合わせてドルは底固い動きとなった。
米国市場では、序盤に発表された7月のフィラデルフィア連銀景況指数が2018年7月以来の高水準となったことや、米国債利回りが上昇したことも加わり、ドルは堅調な動きとなり、ドル/円は108.01まで上昇した。しかし、米主要株価指数が下げ幅を拡大したことや、ニューヨーク連銀総裁が早期利下げの必要性を強調したことを受けて、米国債利回りが低下したことから、ドル売り・円買いが優勢となった。さらに、中東の地政学的リスクの高まりからリスク回避の動きも加わり、ドル/円は107.21まで下落し6/26以来の安値を更新した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)海外市場の軟調な流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。日経平均株価が軟調な展開で始まったことや、米国債利回りが低下したことを受けて、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

(2)午後に入り、株価が下げ幅を拡大し、一時475円安まで下落したことや、米10年債利回りが序盤の2.0555%から2.0329%まで下落したことを受けて、ドル円・クロス円は軟調な動きとなり、ドル/円は一時107.62まで下落し、7/3以来の安値を更新した。

(3)小幅ながら米国債利回りの上昇が続いたこともあり、ドルは底固い動きとなった。そして、7月の米フィラデルフィア連銀景況指数が市場予想を大幅に上回り、2018年7月以来の高水準となったことが好感されたことや、米国債利回りが一段の上昇となったことも加わり、ドルは堅調な動きとなり、ドル/円は108.01まで上昇した。一方、南ア中銀が市場の予想通り0.25%の利下げを決定したが、ほぼ織り込み済みだったことから反応は限定的だった。ただ、中銀総裁の会見で「0.50%の利下げは議論されなかった」、「ランドは過小評価されている」と発言したことを受けて、ランド買いが優勢となった。

(4)その後に発表された景気先行指標総合指数が2018年7月以来の低水準に落ち込んだことや、米主要株価指数が下げ幅を拡大したことが影響し、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

(5)ニューヨーク連銀総裁の講演での発言が早期利下げの必要性を強調したと受け取られたことで、米10年債利回りが2.0693%から2.0207%まで低下し、ドル売り・円買いが優勢となった。さらに、クラリダFRB副議長が「不確実性が高まっており、景気が下降してから行動するのは望ましくないと当局は考えている」と発言したこと、また米軍艦が防衛のためにホルムズ海峡でイランの無人機を撃墜したとトランプ大統領が明らかにしたことでリスク回避の動きも加わり、ドル/円は107.21まで下落し6/26以来の安値を更新した。

本日のトピックス

マーケットでは、7/30-31のFOMCでの利下げがほぼ確実と見られており、注目は利下げ幅となっている。ここまで雇用統計や小売売上高、消費者物価指数など、予想を上回る結果となり、利上げは0.25%と見られていた。しかし、鉱工業生産や住宅関連指数が冴えない結果となったことに加え、長期化する米中通商問題の影響が企業業績に表れていることから、0.50%の利下げの可能性を指摘する見方も増えている。昨晩も複数の米当局者の発言を受けて思惑が交錯しているが、本日も複数の米当局者の発言が予定されていることから、発言の内容に注目したい。経済指標発表では、ミシガン大学消費者信頼感指数の発表が予定されており、米国の貿易問題が企業績に与える影響への懸念が高まる中で、消費者のマインドの変化が注目される。

7/19の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

7月ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大消費者信頼感指数は、ミシガン大学が消費者にアンケート調査を行い、現況指数(現在)、期待指数(将来)など消費者マインドを指数化した経済指標である。速報は300人、確報は500人を対象に調査を実施し、1964年の指数を100として算出する。コンファレンス・ボード(CB)が発表する消費者信頼感指数と共に消費者マインドを見る上で重要な経済指標である。
98.8 98.2
前回は、市場予想を下回る結果となり、8ヵ月ぶりの高水準から低下した。貿易問題に対する懸念を背景に、楽観的な見方がやや後退したことが示された。現在の景況感は、前月から上昇したものの、先行きの景況感が低下したことが影響した。今回の速報値では、前月確報値からの上昇が予想されており、5月に付けた8ヵ月ぶりの高水準にどこまで迫れるのか注目したい。
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