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2024-03-28 23:56:00

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2019年6月19日

マーケットトピックス 2019年6月19日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が序盤から底固い動きとなったことや、実需のドル買い観測もあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。しかし、豪中銀議事要旨で一段の利下げの可能性が高いとの認識で一致したことが明らかとなり、豪ドルが主要通貨に対して下落した。また、日経平均株価が下落に転じ、下げ幅を拡大したことに加え、米国債利回りの低下も加わり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。
米国市場では、FOMCの結果発表を翌日に控えて様子見ムードが強まる中、序盤から小動きの展開となったが、新潟県下越で震度6強の地震発生に加え、津波注意報発令との報道を受けてリスク回避が意識され、一時ドル円・クロス円は下落した。その後、トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と電話会談を実施したことを明らかにし、G20で会談する意向を示したことを受けて、米中通商協議進展への期待感を背景にドル買いが優勢となった。さらに、米主要株価が序盤から大幅上昇となったことも加わり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、ホワイトハウスがパウエルFRB議長の降格を検討しているとの報道されたことを受けてドルは主要通貨に対して下落したが、その後報道が否定され、ドルは再び底固い動きとなった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場の流れを引き継ぎ、序盤からやや上値の重い動きとなった。ただ、日経平均株価が序盤から底固い動きとなったことや、仲値公示にかけて実需のドル買いフローも観測され、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。

(2)底固い動きが続いていた日経平均株価が下げ幅を拡大したことから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。一方、豪中銀議事要旨で、一段の利下げが適切になる可能性の方が高いとの認識で一致したことが明らかになったことから、豪ドル売りが優勢となり、対円で1/3以来、対ドルでは2016年1月以来の安値を付けた。さらに、トランプ米大統領が、米移民局が不法移民の送還を来週開始とするなど、移民排除に言及したことで経済の混乱が懸念されたことでリスク回避の動きが意識された。また、米10年債利回りが2.0959%から2.0699%まで低下したことも影響した。

(3)ドラギECB総裁が、「さらなる利下げはECBの政策手段の一部、量的緩和はまだかなりの余地がある」と発言するなど、利下げの可能性に言及したことを受けて、ユーロが下落となった。ユーロ/円は121.66から121.21まで下落、一方、ドル/円は米10年債利回りが2.0544%まで低下したことが影響し、上値の重い動きとなった。

(4)FOMCの結果発表を翌日に控えて様子見ムードが強まる中、序盤から小動きの展開となった。特に、序盤に発表された5月の米住宅着工件数が予想を上回る結果となったものの、前月から減少となったが、反応は限定的だった。その後、新潟県下越で震度6強の地震発生に加え、津波注意報発令との報道を受けてリスク回避が意識され、一時ドル円・クロス円は下落する場面もあった。しかし、トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と電話会談を実施したことを明らかにし、G20で時間をかけて会談する意向を示したことを受けて、米中通商協議進展への期待感を背景にドル買いが優勢となった。さらに、米主要株価が序盤から大幅上昇となったことに加え、米10年債利回りも2.0268%から2.0682%まで上昇したことも加わり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

(5)ホワイトハウスがパウエルFRB議長を2月に降格させることの適法性を検討しているとの関係者の話が報道されたことを受けてドルは主要通貨に対して下落したが、その後報道が否定されたことから、再び値を戻した。一方、英国の次期首相を決める与党保守党の2回目の党首選の投票は、ジョンソン前外相が126票を獲得して1回目の投票に続き首位となった。また、ハント外相は46票、コーブ環境相は41票、スチュワート国際開発相は37票だった。

本日のトピックス

昨晩、トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と電話会談を実施し、G20で会談する意向を示したことを受けて、米中通商協議進展への期待感が高まっている。そのため、来週末のG20での会談結果が注目されており、来週までは様子見ムードが強まる可能性も考えられる。
本日の米国市場では、FOMCの政策発表が予定されている。このところ、FRBによる利下げ期待が高まっているが、マーケットでは利下げは7月以降と見られており、今回は据え置きがコンセンサスとなっている。また、金利先物市場でも、今回の利下げ予想確率は21%(次回7月は82%)となっている。そのため、注目は声明やメンバーによる経済予測であるが、年内の利下げは織り込みつつあるが、複数回が予想される場合には、ドル相場に影響する可能性もあるだろう。ただ、一方で市場が予想したほどハト派的にはならないとの見方もあり、結果を見るまでは動き難い状況だろう。

6/19の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
翌3:00 米国

FOMC政策金利

FOMC(Federal Open Market Committee 連邦公開市場委員会)は、米国における金融政策の最高意思決定機関で、公開市場操作の方針を決定する委員会である。メンバーはFRBの議長、副議長を含7名の理事と、ニューヨーク連銀総裁、地区連邦準備銀行の総裁4名の計12名から構成されている。
2.25%-2.50% 2.25%-2.50%
前回は、政策金利の誘導目標は据え置きとなった。今回も据え置きがコンセンサスとなっており、金利先物市場の利下げ予想確率は21%となっている。年内の利下げ観測が高まっていることから、声明やメンバーの経済予測がさらにハト派的となるのか注目される。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 日足

ドル/円は、レンジ内の動きが続いており、当面は107.817-108.802のレンジ内からどちら側に抜けるのかが注目されています。そして、抜けた方向に一段の動きが出る可能性が考えられ、もみ合いの期間が長くなればそれだけ抜けた時のインパクトが高くなる(大きな動きとなる)ケースも多々あることから、抜けた直後の動きにも注目です。オシレーターのMACDでは、両線上向きですが、両線の乖離幅が拡大が続くようなら、レンジ上限の上抜けを試す可能性もあり、目先の動きが注目されます。

気まぐれ投資コラム

テクニカル分析 MACD(Moving Average Convergence / Divergence Trading Method ) その1

MACDは、短期と中期の2本の指数平滑移動平均の差を「MACD」、そのMACDを移動平均化したものを「シグナル」と呼べます。MACDこの2本の線の方向性・乖離・絡み具合に注目して相場の周期とタイミングを捉える手法であり、比較的ダマシが少なく使いやすい分析手法として人気が高く、「MAC・D(マック・ディ)」と呼ばれ、最近では人気上位の分析手法です。

【売買のタイミングのヒント】
@MACDがシグナルを下方から上抜いた場合
AMACDがシグナルを上方から下抜いた場合
B上記のサインが出た後に 0(ゼロ)ラインを2本の線が抜けると相場の流れが継続となることが多いです。

MACDは、オシレーターの特性であるもみ合い相場で効力を発揮するだけでなく、トレンドの方向性を見ることにも使われます。特に、ストキャスティクスやRSIよりもパラメーターの日数が大きいことから、中期的なもみ合いに有効で、比較的ゆっくりとした売買に適しています。

※出所:FX総合分析チャート

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