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2024-03-29 00:47:55

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2018年10月26日

マーケットトピックス 2018年10月26日

前営業日トピックス

東京市場では、海外市場の流れを受けて、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。海外市場の株価の大幅下落を受けて、日経平均株価が下落して始まったことから、ドル/円は111円台まで下落するなど、リスク回避の円買いの動きが強まった。午後には、下落していた中国株がプラス圏まで反発したことが好感され、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。
米国市場では、欧米の株価上昇を受けて、ドル円・クロス円は序盤から堅調な動きとなった。その中で、欧米の金融当局者の発言を受けて、欧米の金利差拡大を意識したドル買い・ユーロ売りが優勢となり、ユーロは主要通貨に対して下落した。そして、米株式市場では、米企業の好決算が相次いだことから、主要株価は堅調な動きとなった。ダウ平均株価は、4営業日ぶりの大幅反発となり、ハイテク株中心のナスダックも2.9%を超える大幅反発となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の米国株式市場で主要株価が大幅下落となったことを受けて、リスク回避の円買いとなった流れを引き継ぎ、序盤からドル円・クロス円は軟調な動きとなった。そして、日経平均株価が大きく下落して始まったことを受けて、ドル円・クロス円一段の下落となり、ドル/円は111円台まで下落した。

(2)111円台では値頃感の買い戻しや、五・十日の実需のドル買いのフローも入り、仲値公示近辺にかけて底固い動きが続いた。その後、日経平均株価が下げ幅を縮小したことも加わり、底固い動きが続いた。しかし、午後に入り日経平均株価が再び下げ幅を拡大し、820円以上の下落となったことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。

(3)上海総合指数がプラス圏まで反発したことや、欧州主要株価が堅調な展開で始まったことが好感され、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

(4)米経済指標の結果には限定的な反応となったが、米国企業の好決算を背景に、米主要株価が大幅上昇となったことに反応し、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。そして、ドラギECB総裁が会見で域内景気に対してやや楽観的な見方を示したものの、来年夏まで利上げはしないとする一方、クラリダFRB副議長がある程度の段階的利上げが妥当としたことを受けて、欧米の金利差拡大を意識したドル買い・ユーロ売りが優勢となり、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなった。大幅上昇となった米主要株価が終盤に上げ幅を縮小し、ドル円・クロス円はやや上値の重い動きとなった。

本日のトピックス

内外で株価の大幅下落となったが、下げ幅に対して戻りにやや勢いがない。昨日の為替市場では、経済指標の結果よりも株価に反応する傾向が続いており、引き続き株価の動きに注目したい。特に、米国株が再び下げに転じる場合には、リスク回避的な円買いとなる可能性もあり、イタリアの政治情勢や英国のEU離脱問題などに関する報道や要人発言があれば、株価に影響する可能性もあり警戒したい。
そして、本日は格付け会社S&Pが財政問題を抱えているイタリアの格付けの見直しを発表する予定となっており、マーケットでは格下げが予想されている。また、ムーディーズも月内に格下げを発表する可能性があり、株価やユーロへの影響が懸念される。

10/26の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

3Q GDP(前期比年率)

GDPは、一定期間内に米国内で生み出された財とサービスの付加価値の額を合計したもので、国内の経済規模を測るための指標の一つ。GDPの伸び率は、経済成長率を表す指標として重要視されている。そして、個人消費はGDPのおよそ7割を占めることから、構成指数の中では特に重要視されている。
3.3% 4.2%
前回の確定値では、改定値から変わらずの結果となり、2014年3Q以来の高値伸びが維持された。今回の速報値では、前期からの低下が予想されており、最近の米経済指標の冴えない結果が続いていることもあり、結果を受けてドル相場が反応する可能性も考えられる。
23:00 米国

10月ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大消費者信頼感指数は、ミシガン大学が消費者にアンケート調査を行い、現況指数(現在)、期待指数(将来)など消費者マインドを指数化した経済指標である。速報は300人、確報は500人を対象に調査を実施し、1964年の指数を100として算出する。コンファレンス・ボード(CB)が発表する消費者信頼感指数と共に消費者マインドを見る上で重要な経済指標である。
99.0 99.0
前回の速報値は、市場予想と一致し、9月からやや低下した。ただ、依然として高水準域で推移していることから、反応は限定的となった。今回の確報値では、速報値から横ばい予想されているが、大台の100を回復できるのかが注目されており、100を上回る結果となれば、ドル買いに寄与する可能性も考えられる。
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