【ドル円はレンジ取引に終始、原油価格の下落に伴う資源国通貨売りが優勢】
ドル円は121円台前半を中心とした小動きに終始。
(図1 ドル円 1分足)
(出所:ブルームバーグ)
原油価格は4%以上に下落し、1月から継続していたレンジの下限に再接近。
また、原油価格の下落に伴う、資源国通貨売り観測も。
(図2 WTI原油先物 日足)
(出所:ブルームバーグ)
(図3 白・・・WTI原油先物、オレンジ・・・加ドル/米ドル、黄色・・・豪ドル/ドル)
(出所:ブルームバーグ)
過去3年間の投機筋によるポジション動向とドル円とユーロドルのスポットレートの変化を振り返ってみた。投機筋の円売りポジションが今年に入って急激に減ったことが、ドル円の上値を重くしている一因であると思われる。一方、ユーロドルは投機筋の売りポジションの増加以上に下落しており、やや過熱し過ぎている感は否めない。
(図4 白・・・IMM通貨先物ポジション(円対ドル)、オレンジ・・・円ドル)
(出所:ブルームバーグ)
(図5 白・・・IMM通貨先物ポジション(ユーロ対ドル)、オレンジ・・・ユーロドル)
(出所:ブルームバーグ)