【原油価格は3日連続で上昇】
原油価格は3日連続で上昇した。昨日は、英BPが設備投資を13%減額する意向を示すなど、将来的な石油生産量の減少を示唆する報道が相次いでいる。
(図1 WTI原油(ドル建て) 10分足)
(出所:ブルームバーグ)
各市場の引け際に、原油価格が上昇する傾向が確認できる。
(図2 WTI原油(ドル建て) 3分足)
(出所:ブルームバーグ)
【豪州準備銀行(RBA)は、政策金利を0.25%引き下げ2.25%に変更】
昨晩は、豪州準備銀行(RBA)が政策金利を0.25%引き下げ、2.25%とした。
発表直後の豪ドルは下落したが、NY市場後半に強く上昇する場面が見られた。
豪ドル米ドルは、NY時間の引けまでに下落幅をすべて取り戻した。
(図3 豪ドル/米ドル 3分足)
(出所:ブルームバーグ)
【本邦10年債利回りがはじめてドイツ10年債利回りを上回る】
本邦10年債が初めてドイツ10年債利回りを上回った。中央銀行が金融緩和政策をとっているにも関わらず、利回りが上がらない背景には、各国の中央銀行の政策が揃い踏み状態となっている事が原因とする見方がある。
(図4 白・・・本邦10年債利回り、オレンジ・・・ドイツ10年債利回り)
(出所:ブルームバーグ)
米国10年債とS&P株価は、右肩上がりに上昇した。
(図5 白・・・ドル円、黄・・・米国10年債、オレンジ・・・S&P先物)
(出所:ブルームバーグ)
ドル円は、依然持ち合いの中にあると言える。今のところ明確な方向性は見られない。
(図6 ドル円 1時間足)
(出所:ブルームバーグ)