【堅調な米雇用統計の結果を受けて、早期の金融政策変更が意識される】
12月5日発表の米国雇用統計は、市場予想を上回る好結果だった。利上げ観測の高まりから米ドルは高騰、いずれの通貨も対ドルで相関が確認できる。
(図1 白・・・ドル円、オレンジ・・・ドルユーロ、黄・・・米ドル豪ドル)
(出所:ブルームバーグ)
米国2年債利回りは、雇用統計の結果を受けて急上昇。金融政策の引き締め、すなわち、利上げ期待が高まっていると見る事が出来る。
(図2 米国2年債利回り/日足)
(出所:ブルームバーグ)
金融政策の引き締めによるドル高は、ドルインデックスの急騰からも確認できる。
(図3 ドルインデックス/週足)
(出所:ブルームバーグ)
ユーロドルは、統計発表後にドル高を受けて下落した。
(図4 ユーロドル/5分足)
(出所:ブルームバーグ)
豪ドル米ドルは、週明け下に窓を空けて取引を始めている。
(図5 豪ドル米ドル/5分足)
(出所:ブルームバーグ)
日経平均先物がやや先行しているが、ドル円との間に相関が確認できる。18000円を抜けて、更に上昇するかが注目される。
(図6 白・・・ドル円、オレンジ・・・日経平均先物)
(出所:ブルームバーグ)