【ドル円は104円を挟んだ展開】
8月26日のドル円相場は、104.00を中心に上下動。アジア市場で下落、米国市場で上昇となる展開。米国株式市場は依然順調に上昇、S&P500指数は終値ベースで2000の節目を上抜けするが、出来高も少なく今ひとつ盛り上がりに欠ける。
(図1:ドル円 1分足)
(出所:ブルームバーグ)
ドル円、米株価指数、米金利動向の動きそれぞれを重ね合わせると、上昇局面では株価指数が先行していることが確認できる。
(図2:ドル円・・・白、ミニS&P指数先物・・・オレンジ、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
今週は米金利とドル円の相関性もやや回復してきた。
(図3:ドル円・・・白、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
国債利回りに焦点を当てて見ると、欧州の金利低下傾向が継続しており、26日はスペイン10年債利回りが史上最低水準を更新してきた。
(図4:スペイン10年債利回り 日足)
(出所:ブルームバーグ)
欧州金利水準の低下とユーロの下落は継続中。ユーロドルは約1年ぶりの安値へ下落。
(図5:ユーロドル 日足)
(出所:ブルームバーグ)