【ドル円は、欧米市場でドル売り調整入る】
104円台に乗せてきたドル円は、欧州勢の参入時間にはドル売り調整が入り103円台後半の相場に逆戻り。その後、米S&P500指数が2000の大台乗せの動きからドル円にも買戻しが入るものの、アジア時間の中心相場に戻すことは出来ず。
(図1:ドル円 1分足)
(出所:ブルームバーグ)
8月のドル円相場は、下落局面では米金利動向が意識されるが、全般的には堅調な株式市場の力強さに支えられて上昇している印象が強い。
(図2:ドル円・・・白、ミニS&P指数先物・・・オレンジ、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
米S&P500指数は、25日に一時2000の大台乗せの上昇を見せる場面があった。
(図3:米S&P500指数 日足)
(出所:ブルームバーグ)
25日に目立った動きを見せたのがドイツ国債。8月に入り0%近辺で推移していた独2年債利回りが完全にマイナス圏突入。
(図4:独2年債利回り 日足)
(出所:ブルームバーグ)
独金利の低下とともにここまでユーロドルも下落基調。25日も更なる下落。
(図5:独2年債利回り・・・白、ユーロドル・・・オレンジ)
(出所:ブルームバーグ)
8月のこれまでの相場展開を振り返ると、円とユーロは対ドルで同じようなタイミングで下落していることが確認できる。ドル円取引には、米株価指数、ユーロドル、独金利変化、をそれぞれ要チェックしておきたい。
(図6:ドル円・・・白、ドルユーロ・・・オレンジ)
(出所:ブルームバーグ)