【ニューヨーク市場で上昇が鈍ったドル円】
ドル円は欧州市場に入り上昇ペースを上げるも、欧州市場終了とともに上昇が鈍り、ニューヨーク市場終盤は動きを止める展開となった。
(図1:ドル円 1分足)
(出所:ブルームバーグ)
7月前半の米FOMC議事録発表後にドルが上昇した際に付けた101.80レベルまで到達。ここを上抜けての上昇となるか注目されるポイント。
(図2:ドル円 30分足)
(出所:ブルームバーグ)
昨日の欧州時間に入ってからのドル円の上昇は、米10年債利回り上昇が牽引していることが図3からも確認できる。
(図3:ドル円・・・白、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
年初以降レンジ相場の続くドル円は、上値が切り下がりつつあるものの、足元で101円丁度を下値にしながら反転中。
(図4:ドル円 日足)
(出所:ブルームバーグ)
ドル円との相関性がともに意識される米10年債利回りと日経平均の関係性を見ると、日経平均がやや上昇傾向にあり、米10年債も2.40%台から2.50%台へと反発気味になる中で、ドル円も上昇サイクル入りに向かうのか、日経、米10年債利回りに注視していきたい。
(図5:ドル円・・・白、日経平均・・・オレンジ、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)