SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-29 03:33:09

マーケット > レポート > ユーロ相場に変化の兆し?「売り」断定は禁物!4/15(水)ECB政策金利発表

ユーロ相場に変化の兆し?「売り」断定は禁物!4/15(水)ECB政策金利発表

2015/4/8
提供:SBIリクイディティ・マーケット社

欧州 政策金利
発表時間
4/15(水)20:45(日本時間)
前回値
0.050%
事前予想
0.050%

3月5日に開催された欧州中央銀行(ECB)理事会は、主要政策金利のリファイナンス金利を0.05%、上限金利の限界貸出金利を0.30%、下限金利の中銀預金金利も予想通り▲0.20%に据え置くことを決定しました。また、前々回1月22日の理事会で決定していた国債買入れを含む月額600億ユーロの追加緩和を3月9日に開始することを決め、2016年9月まで、或いは必要な場合それ以降も・・・

前回発表時(3/5)のユーロ/円の動きをチャートで振り返る

  • ※出所:FX総合分析チャート 15分足

今すぐFX口座開設

今すぐお取引

前回のポイントをチェック!

3月5日に開催された欧州中央銀行(ECB)理事会は、主要政策金利のリファイナンス金利を0.05%、上限金利の限界貸出金利を0.30%、下限金利の中銀預金金利も予想通り▲0.20%に据え置くことを決定しました。また、前々回1月22日の理事会で決定していた国債買入れを含む月額600億ユーロの追加緩和を3月9日に開始することを決め、2016年9月まで、或いは必要な場合それ以降も2%のインフレ目標達成に向けて延長することも確認しました。さらに、ユーロ圏2015年と2016年の実質GDP成長率見通しを引き上げました。

ユーロ圏2015年と2016年の実質GDP成長率見通し

 

実質GDP成長見通し

2014年時点の見通し

2015年

+1.5%

+1.0%

2016年

+1.6%

+1.5%

  • ※出所:SBIリクイディティ・マーケット

今回のポイントを事前チェック!

4月2日に公表された前回3月5日の議事要旨には「資産買入れ拡大は正当化されるとの見方が幅広く共有されている」「目標達成まで躊躇なく資産買入れ断行することが重要との認識で一致」とECBが一枚岩でインフレ目標達成に向けたあらゆる策を講じる決意が示されています。
そもそも追加緩和を決めた1月の理事会が功を奏したのか、独DAX指数は年初からの上昇率が20%を上回り、NYダウのほぼ変化なし、日経平均の11%弱(4月2日時点)を大きく引き離すほどの好調さを持続しているほか、独ZEW景況指数、IFO景気動向の他、ユーロ圏や仏の製造業、非製造業PMIにも著しい改善が見られています。市場の一部にはECBが早ければ年内にも資産買入れ規模の縮小に動くのではないかとの声まで出始めているようです。前述のように株価などは国債買入れ開始時期よりも早い時期に上昇し始めており、国債の買入れ実施を期待しての動きと実際の国債買入れ効果による動きをはっきりと判別することはできません。
そうしたことからも、さすがに4月の理事会までの期間では、追加緩和の効果を見極めるには時間が足りません。ドラギ総裁の発言や来月に公表される議事要旨での理事会討論内容の変化を見極めることになりそうです。

為替市場でもユーロ/ドルやユーロ/円相場の変化が株価の上昇や経済指標の改善を見せ始めた時期とシンクロはしていませんが、国債買入れが始まって以降はユーロが下げ止まったのは確かです。
昨年12月から今年1月にかけては、米連邦準備制度理事会(FRB)のテーパリング宣言とECBの追加緩和による金利低下による真逆の金利見通しを背景にしたユーロ安が進みました。しかし、ECBの金融緩和からユーロ圏経済への効果が表れ始め、逆に独り勝ちに見えていた米経済には指標の悪化が目立ち始め、利上げ開始時期が遅れそうだとの見方によってユーロ/ドルの下値が徐々に上がり始めました。そこへ4月3日、これまで例外的に改善を示し続けてきた米雇用統計までもが市場予想を大幅に下回る雇用者数の伸びとなってしまったことで、今のところ抑えられている1.10ドル台の上値を突き抜ける可能性も出て来ています。それでも、今回もユーロ/ドルは3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)直後の高値には届いていません。勿論、今後も米国とユーロ圏の経済指標の発表にも注意しなければなりませんが、短期のユーロ下落に対するリスクは、ギリシャのデフォルトやユーロ圏離脱の可能性に限定されつつあるのかも知れません。ただし、EU主要国や投資筋の間では、既にギリシャのユーロ圏離脱を一つのシナリオとして捉えているようで、仮にギリシャのデフォルト=ユーロ離脱が現実のものとなっても、これまでのように自動的にユーロ売りと判断することには慎重になるべきかも知れません。
さすがに最初からユーロが上昇することは予想し難いですが、一旦下げたところでは悪材料出尽くし感による買戻しが見られるかも知れません。

ユーロ/円 直近の値動き(日足)
ユーロ/円 直近の値動き(日足)

出所:FX総合分析チャート日足

ユーロ/ドル 直近の値動き(日足)
ユーロ/ドル 直近の値動き(日足)

出所:FX総合分析チャート日足

「欧州中央銀行(ECB)金融政策発表」とは

「欧州中央銀行(ECB)金融政策発表」とは、ユーロ圏の中央銀行である欧州中央銀行(ECB)が、原則として6週間に1回(2015年〜)の理事会で、そのときの経済状況から政策金利をはじめとする「金融政策」を決定し、発表することです。下旬に開催される2回目の理事会では金利を変更しない、と決めています。大きな変更があった場合にはマーケットに与える影響が大きいので、とても注目されています。

今すぐFX口座開設

今すぐお取引

ご注意事項

  • 取引手数料は無料です。
  • 外国為替保証金取引(SBI FX α)は、1取引単位は1万〜1,000万通貨単位で、必要保証金は取引金額に下記のレバレッジコース毎の保証金率を乗じた金額になります。
    「ローレバレッジ1倍コース:100%」
    「ローレバレッジ3倍コース:33%」
    「ローレバレッジ5倍コース:20%」
    「スタンダードコース:10%」
    「ハイレバレッジ25コース:4%(※)」
    「ハイレバレッジ50コース(法人口座限定):2%(※)」
    「ハイレバレッジ100コース(法人口座限定):1%(※)」
    「ハイレバレッジ200コース(法人口座限定):0.5%(※)」
    (個人のお客様は、必要保証金の額の約1倍〜25倍の取引、法人口座のお客様は、必要保証金の額の約1倍〜約200倍の取引が可能です。)
    ※ 高レバレッジ取引の可能な通貨ペアは原則として当社が指定する主要通貨ペアに限定されます。
  • 外国為替保証金取引(SBI FX ミニ)は、1取引単位は1,000〜1万通貨単位で、必要保証金は取引金額に保証金率4%〜100%を乗じた金額になります。(必要保証金の額の約1倍〜約25倍までの取引が可能です。)
  • 本取引は、取引額(約定代金)に対して少額の必要保証金をもとに取引を行うため、必要保証金に比べ多額の利益を得ることもありますが、その一方で短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。
  • 本取引は、通貨等の価格又は金融指標の数値の変動により損失が生ずるおそれがあり、かつその損失の額が預託した保証金の額を上回ることがあります。
  • 本取引は元本及び利益が保証されるものではありません。
  • ハイレバレッジ100コース(法人口座限定)及びハイレバレッジ200コース(法人口座限定)には決済期限があります。毎週末最終営業日の取引時間終了時点(夏時間午前5:30、冬時間午前6:30)の15分前からお客様の保有建玉は順次強制的に決済されるため、意図せざる損失を被るおそれがあります。
  • スワップポイントは金利情勢の変化等により変動しますので、将来にわたり保証されるものではありません。
  • 取引レートは2Way方式で買値と売値は同じでなく差があります。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.