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2024-04-19 20:27:39

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2018年4月9日

週間マーケット展望 2018年4月9日

先週の振返り

先週は、週明けのアジア市場の一部と、欧州主要市場がイースターで休場となったことから、序盤は小動きの展開となった。ただ、米国市場では、米中貿易摩擦に関する懸念などから株価が下落するなど、リスク回避の動きが高まる場面もあった。その後は、株価の上昇などもあり、ドル円・クロス円は堅調な動きを見せるものの、中国が米国への報復関税措置を発表したことで、米中貿易摩擦に対する懸念が再燃し、一時リスク回避の円買いが強まる流れに。ただ、NEC(米国家経済会議)委員長が交渉を重視すると発言したこともあり、下落は一時的となった。

今週の展望

今週も、目先の動きが掴み難い展開が続くと考えられる。マーケットの注目は、米中の貿易問題であり、先週までは互いに対抗措置を出すなど、貿易摩擦に対する懸念が高まる一方、一部では楽観的な見方も出ており、先行きの見通しが立て難くなっている。そのため、引き続き米中の貿易問題に関する両国の要人発言などが目先のマーケットの動きを左右する可能性が考えられる。また、イタリアで連立政権樹立を見据えた協議が開始されており、いずれの結果となった場合でもユーロ相場に影響する可能性もあることから、注目してみておきたい。そのほか、今週から本格化する米主要企業の1-3月期決算が税制改革の影響から増収増益も期待されるだけに株式市場が反転に向かうのか注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

106.00 〜 107.90

 

今週の予想

先週は、米中の貿易摩擦への懸念を背景に、米主要株価が大幅下落となったことを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが優勢となった。その後は、米自動車販売が予想を大きく上回るなど、米個人消費の改善や株価の反発もあり、ドル/円は底固い動きとなった。ただ、中国が米国への報復関税措置を発表したことで、米中貿易摩擦に対する懸念が再燃し、下落する場面もあった。しかし、NEC(米国家経済会議)委員長が中国側との交渉を重視するとの発言などを受けて、米中貿易摩擦を懸念が和らぎ、株価が大きく上昇したことも加わり、ドル/円は週明けの105.66から107.49まで上昇した。ただ、週末には米雇用統計で、雇用者数の伸びが予想以上に低かったことから、再び106円台に反落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週後半には、米中貿易摩擦に関する要人発言からやや楽観的な見方も出て、株価やドルを押し上げる要因となったが、このまま落ち着くとは考えにくく、引き続き牽制合戦が続く可能性が考えられる。そのため、新たな関税措置や要人発言には注意したい。また、国内では4/11に消費者物価指数、4/12にはFOMC議事録公開が予定されており、前者は今後の利上げのペースを見極める指標であることや、後者は利上げが決定された議事録であることから、利上げのペースに関する具体的な議論があったのか注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ高

長期

ユーロ安

週間予想レンジ

130.00 〜 132.43

 

今週の予想

先週は、週明け欧州主要市場が休場となる中、序盤は小動きの展開となった。しかし、米株価が大幅下落となったことを受けて、リスク回避の円買いが優勢となった。その後は、米中貿易摩擦に関する思惑が交錯し、下落する場面もあったが、楽観的な要人発言を受けて、株価が大きく上昇したことなどもあり、ユーロ/円は週明けの129.99から131.62まで上昇した。ただ、週末には米株価が大幅下落となったことが影響し、ユーロ/円も反落となった。
今週は、上値の重い動きが予想される。引き続き、マーケットでは米中貿易問題に関する報道や要人発言が注目されており、株式市場が刺激を受けて動くようなら、ユーロ/円にも影響するだろう。また、3月の総選挙でイタリアの第1党となった反体制派政党「五つ星運動」が、中道左派の「民主党」や中道右派の「同盟」との間で政策合意をまとめることを提案し、協議を開始したことから、この結果がユーロ相場に影響する可能性も考えられる。特に、左派政党との連立か、右派政党との連立か注目されるが、政策上の違いから連立は難しいとの見方もある。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

149.00 〜 151.30

 

今週の予想

先週は、週明け英国市場が休場となったものの、米ダウ平均株価が700ドル以上の下落となったことを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが優勢となった。その後は、株価が大きく反発したことなどもあり、底固い動きとなった。また、米中貿易摩擦への懸念から一時的に下げる場面もあったが、終盤までドル円・クロス円は堅調な動きとなり、ポンド/円も、週明けの148.39から151.22まで上昇、2/9以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。英国のEU離脱問題など、国内の問題が一旦落ち着いたことから、外部の要因が材料となっている。特に、米国の関税措置や、それに伴う株価の動きなどがポンド相場にも影響している。そして、米中貿易摩擦に関して収束の見通しが立たないことから、引き続き報道や関連する要人発言が注目されるだろう。国内では、4/11に貿易収支、鉱工業生産などの経済指標の発表が予定されており、反応は大きくないと考えられるが、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

81.50 〜 83.50

 

今週の予想

先週は、週明け欧州主要市場が休場となったものの、米国市場では米中貿易摩擦への懸念などを背景に、主要株価が大幅下落した。これを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、豪ドル/円は80.83まで下落した。その後は、豪中銀が政策金利の据え置きを決定したが、声明も前回からほとんど変わらなかったことから、反応は限定的となった。そして、中国の米国に対する報復関税を発表したとの報道を受けて、乱高下する場面があったものの、下がったところでは値頃感の買いが入るなど、底固い動きが続き、週後半には82.64まで上昇し、3/16以来の高値を付ける動きとなった。ただ、週末には米株価や資源価格の下落が影響し、81円台まで下落する場面もあった。
今週は、底固い動きが予想される。北朝鮮リスクが後退したものの、新たに米中貿易摩擦に対する懸念が台頭しており、米中の対立が強まる場合には、貿易上で関係が深いことから、影響が懸念されている。そのため、関連する報道などに敏感に反応していることから、引き続き報道や要人発言には注意したい。豪州国内では、4/10に企業関連、4/11には消費者関連の経済指標の発表が予定されており、結果に注目したい。そして、早ければ年後半から来年にかけて政策金利が引き上げられるとの見方も根強いことから、現状水準以下では値頃感の買いも見られ、底固い動きが考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.80 〜 9.05

 

今週の予想

先週は、週明けにアジアの一部や欧州主要市場が休場となったことから、新規材料に乏しく、小動きの展開となった。その後は、世界的に株価が上昇したことを受けて、投資家のリスク回避の動きが和らぎ、相対的に安全な通貨される円を売る動きが優勢となり、ランド/円は9.04まで上昇した。ただ、米中貿易摩擦に関する報道などから、株価が大きく動いたことから、ランド/円も乱高下する動きとなるなど、不安定な動きが続き、週末には8.86まで下落する動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。南ア国内の経済指標の発表が予定されているものの、材料の中心は米中貿易摩擦や、米国の利上げペースである。米中の貿易摩擦への懸念が強まる場合には、世界的な株価へも影響し、南ア・ランドのみならず新興国通貨全体に慎重ムードが広がる可能性が考えられる。そのため、米中の貿易問題に絡む報道や要人発言には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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