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2024-04-24 18:11:41

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2018年2月5日

週間マーケット展望 2018年2月5日

先週の振返り

先週は、序盤から世界的に株価が下落したことなどが影響し、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。しかし、その後の米FOMCの声明を受けて、3月のFOMCでの利上げ期待が高まったことや、週末の米雇用統計の結果を受けて、米経済に対する楽観的な見方や、利上げペースの加速観測が広がったことからドル買い・円売りが強まり、クロス円も堅調な動きとなった。

今週の展望

今週は、前週中盤からの堅調な動きとなった流れが継続するのかどうか注目したい。ドル/円は、約10日ぶりの高値となったが、ユーロ/円は2015年8月以来、ポンド/円は2016年6月以来の高値水準となるなど、特に欧州通貨は堅調な動きが続いている。一部では、高値を警戒する見方も出ており、一服となる可能性も考えられる。また、日米の長期債利回りも上昇が続いており、こちらに対する懸念もあることから、週明けからの動きに注目したい。そして、今週は英中銀の金融政策発表をはじめ、各国の経済指標結果に加え、2/8には米国の暫定予算の期限切れとなることから注目したい。特に混乱が生じる場合には、為替市場への影響も考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

円高

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

109.10 〜 111.30

 

今週の予想

先週は、週明けから世界的な株価下落となったことが影響し、投資家のリスク回避の円買いが先行し、ドルはやや上値の重い動きとなった。ただ、ドル/円では下落が続いたことから、値頃感の買いも出ており、比較的底固い動きとなった。そして、FOMCでは、全会一致で金融政策の現状維持が決定されたものの、声明で「さらに緩やかに金融政策を調整することで、景気は拡大する」と指摘したことから、3月のFOMCでの追加利上げの期待感が高まり、ドルは堅調な動きとなった。そして、週末の米雇用統計では、雇用者数や賃金の伸びが予想を上回る結果となったことを受けて、利上げ期待が高まり、ドル/円は110.48まで上昇し、10日ぶりの高値となった。
今週は、底固い動きが予想される。先週末の米雇用統計の結果を受けて、米経済の先行きに対する楽観的な見方や、利上げペースが加速するとの観測から、ドルは堅調な動きが考えられる。ただ、米10年債利回りが2.85%台まで上昇しており、やや金利上昇に対する警戒感も出ている。また、2/8に米連邦政府つなぎ予算の期限を迎えることから、懸念が高まるようなら、上値は限定的となる可能性もあるだろう。米国の経済指標では、2/5にISM非製造業景況感指数、2/6に貿易収支の発表が予定されており、先週に続き良好な結果が続けば、ドルの押し上げに寄与する可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

136.30 〜 139.00

 

今週の予想

先週は、週明けから日米欧の主要株価が下落したことを受けて円買いが先行し、ユーロ/円はやや軟調な動きとなり、一時134.14まで下落した。その後は、ECBの理事が「ECBは国債購入プログラムを終了すべき」との見方を示したことを受けて、ECBの量的緩和策の早期縮小が近いとの見方が強まり、ユーロ買いが優勢となった。ユーロ/円は137.50まで上昇し、2015/8/26以来の高値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。先週の米雇用統計の結果を受けて、ドルが主要通貨に対して上昇したことから、ユーロが対ドルでやや下落となった。ユーロ買いポジションの積み上がりで調整の可能性が指摘されていたことから、やや警戒感も出ていた。対ドルで調整が進むようなら、対円でも一服となる可能性も考えられる。ただ、米長期金利の上昇や、ECB量的緩和の早期縮小観測から円売りが続くようなら、ユーロ/円は底固い動きが続く可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

153.50 〜 157.00

 

今週の予想

先週は、週明けから主要株価や原油価格が下落したことなどが影響し、序盤から軟調な動きとなり、ポンド/円は一時151.98まで下落した。その後、英中銀総裁がややタカ派的な発言をしたことを受けて、早期利上げに対する期待が高まり、ポンド買いが優勢となった。ポンド/円は、一時156.61まで上昇し、2016/6/24以来の高値を付けたが、その後は、英国の経済指標が予想を下回る結果となったことや、米雇用統計を受けて、対ドルで下落したことも影響し、上値の重い動きとなった。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。経済指標の結果もまちまちの結果が続いており、目立った改善も見られない。また、英国のEU離脱交渉も、離脱後のEUとの通商関係の変化は「ささやか」なものにとどまるとの英財務相の発言も、上値の重い要因となるだろう。そして、2/8には英中銀の金融政策発表が予定されているが、政策金利などは据え置きがコンセンサスとなっている。また直後に公表される英金融政策委員会議事要旨と四半期インフレ報告の内容に注目したい。特に、消費者物価指数の上昇率が約6年ぶり高水準に加速した主な理由などが指摘される見込みとなっている。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

86.50 〜 88.50

 

今週の予想

先週は、週明けから主要株価や原油などの資源価格の下落が影響し、豪ドルは米ドルや円などに対して軟調な動きとなった。豪ドル/円は87.47まで下落し、1/12以来約2週間ぶりの安値を付けた。その後は、下落した豪州主要株価が反発したことから、豪ドルも上昇に転じたが、米FOMCや米雇用統計の結果を受けて、3月のFOMCでの追加利上げの期待感が高まったことから、対ドル軟調な動きとなり、対円でも再び87.27まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。豪州経済に対する期待が高いものの、豪ドルは対ドルで2015年8月以来の高値を付けてから、やや高値を警戒した動きが続いている。これに合わせて豪ドル/円も上値の重い動きが続いていることから、豪州の指標悪化や円高に振れる動きとなる場合には、豪ドル/円も一段の下げとなる可能性も考えられる。そして、豪州の主要な経済指標では、6日の貿易収支、小売売上高、豪中銀の金融政策発表が注目される。政策金利は、過去最低の1.50%に据え置かれることがコンセンサスとなっている。低調なインフレ率などを背景に、2016年に利下げを実施したが、最近では住宅価格の鈍化の兆しが見られることや、インフレ率もやや上昇していることから、声明や当局者の発言に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.05 〜 9.40

 

今週の予想

先週は、週明けから世界的に株価が下落したことや、原油や貴金属などのコモディティー価格も下落となったことを受けて、南ア・ランドは主要通貨に対して軟調な動きとなった。その後、南アの財政収支が昨年6月以来のプラスとなったことや、貿易収支が予想以上の黒字となったことを受けて、ランドは主要通貨に対して上昇した。ランド/円は、週前半に付けた9.03から9.25まで上昇し、2015/8/27以来の高値を付けた。ただ、週末には米雇用統計の結果を受けて、米国の利上げ期待が高まったことからランドは主要通貨に対して下落となり、ランド/円も9.11まで下落した。
今週は、底固い動きが予想される。先週発表された南アの経済指標が軒並み良好な結果となったことを受けて、南ア経済の改善期待が高まっている。与党アフリカ民族会議(ANC)幹部が弾劾や不信任投票を避ける選択肢をズマ大統領と協議しているとの報道もあり、任期となる来年を待たずにズマ大統領が辞任となるようなら、南ア・ランドの上昇につながるとの見方も根強く、協議の行方に注目が集まっている。協議が合意するようなら、ランドの一段の上昇も考えられる。また、今週発表される南アの経済指標の結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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