SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-27 10:08:54

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2018年1月22日

週間マーケット展望 2018年1月22日

先週の振返り

先週は、米国の冴えない経済指標結果や、欧米の量的緩和縮小への思惑などが引き続き材料視され、ドルは大半の主要通貨に対して軟調な動きとなった。また、株価が引き続き上昇したことも影響し、クロス円は堅調な動きとなった。その後、米地区連銀経済報告で、米経済が緩やかに拡大したことや、賃金の伸びが報告されたことを受けて、ドルは主要通貨に対して上昇したが、米連邦予算案の審議が難航し、政府機関の一部閉鎖の懸念が高まったとの見方から、週末にはリスク回避の動きも見られた。一方、ユーロは、ECB当局者が対ドルでの高値警戒感を示したこともあり、対ドルでやや上値の重い動きが続いた。

今週の展望

今週は、日本や欧州の金融政策発表が予定されており、それぞれ量的緩和策の縮小の思惑があることから、声明や総裁の会見での発言内容に注目が集まっている。一部では、政策変更への期待が出ていることから、変更がない場合でも結果を受けて動きが出る可能性も考えられる。特に、ユーロ高に対する懸念が示されるか否かに注目が集まっていることから、注意したい。また、米国では、主要な経済指標の発表が予定されており、先週のように冴えない結果が続くようなら、ドルの一段の下げとなる可能性にも警戒したい。

通貨毎の展望を確認!

米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

109.50 〜 111.88

 

今週の予想

先週は、週明け米国市場が休場となったものの、前週からの円買いの流れを引き継ぎ、序盤から軟調な動きが続いた。日銀の量的金融緩和縮小の思惑や、中国の外貨準備に関する報道をきっかけに、ドル買いポジションの調整が引き続き進んだ。ドル/円は、一時110.20まで下落し、2017/9/18以来の安値を付けた。その後、米地区連銀経済報告で、米経済が緩やかに拡大、また賃金の伸びも報告されたことを受けて、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなり、一時111.48まで上昇した。ただ、週末には米連邦政府のつなぎ予算案の審議が難航し、政府機関の一部閉鎖の可能性が懸念されたことを受けて、ドル/円は再び110円台まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。米地区連銀報告で良好な米国経済が報告されたが、先週発表された米国の経済指標は軒並み低調だったことから、今週の発表される経済指標結果が注目されている。1/24に中古住宅販売、1/25に新築住宅販売、1/26にGDP、個人消費、耐久財受注など、重要な経済指標の発表が予定されている。今週も冴えない結果が続くようなら、ドルの一段の下落の可能性も考えられる。また、日銀の量的金融緩和縮小の思惑があることから、週序盤の日銀の金融政策決定会合の結果や、黒田総裁の会見での発言にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

133.00 〜 136.50

 

今週の予想

先週は、週明けから底固い動きが続いた。12月のECB理事会の議事録を受けてユーロ高傾向が強まり、またECBの量的緩和の早期縮小観測も根強いことから、その後は堅調な動きが続いた。ユーロ/円は週明けの134.99から136.30まで上昇したが、週末には、円買い戻しの動きに加え、ECBの量的緩和の縮小観測がやや後退しているとの見方なども加わり、135.10台まで下落した。
今週は、1/25にECB理事会が予定されており、声明やドラギECB総裁の会見での発言内容に注目が集まっている。今回のECB理事会では、資産買い入れに関する文言の変更はないとの見方がコンセンサスとなっているが、ECB高官からユーロ高牽制発言が相次いだこともあり、改めてユーロ高への懸念が示されるようなら、ユーロ売りに反応する可能性も考えられる。特に、投機筋のユーロ買いポジションが過去最大に膨らんでいることから、下げ始める場合には大きな下げに繋がる可能性も指摘されており、注意も必要だろう。また、週序盤には、日銀の金融政策会合も予定されていることから、こちらの結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

151.90 〜 154.50

 

今週の予想

先週は、週明けの米国市場が休場となり、新規材料に乏しい中、序盤は小動きの展開となった。その後は、株価上昇や対ドルでのポンド上昇、また円売りが続いたこともあり、ポンド/円は週明けの151.93から154.58まで上昇し、英国が国民投票を行ってEUからの離脱を決めた2016/6/24以来の水準まで回復している。ただ、週末には英国の小売売上高が悪化したことや、米国の政府機関の一部閉鎖に対する懸念からリスク回避の円買いも加わり、ポンド/円は153.12まで下落した。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。欧米で政治的不透明感を抱えていることや、英国のEU離脱交渉に対する思惑、また日銀の金融政策発表などを控えていることもあり、やや上値は限定的だろう。当面は、EU離脱交渉を見極めようとの思惑でやや上値が抑えられているが、交渉に進展が見られるようなら、英国の年内の利上げ期待が高まりなども材料視され、ポンドは堅調に推移すると考えられる。対ドルでは、リーマンショック以降EU離脱決定で大きく下落するまで、1.40台から1.70台で推移しており、現状の1.30台は主要通貨の中でも割安感があることから、上昇余地は十分に残っていると考えられる。また、対円でも2015年には195円台まで上昇していたことから、今後の展開次第では大きな上昇も期待できるだろう。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

87.85 〜 89.10

 

今週の予想

先週は、週前半に発表された豪州の消費者信頼感指数が、2013年12月以来約4年ぶりの高水準となったこともあり、堅調な動きとなった。また、米国との金利差拡大観測から円売りが続いたこともあり、豪ドル/円は週明けの87.68から89.00まで上昇した。その後は、豪州の雇用統計がまちまちの結果となったことや、株価や資源価格が上値の重い動きとなったことなどもあり、豪ドル/円もやや上値の重い動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。今週は、主要な豪州の経済指標の発表がないことから、世界的な株価の動きや資源価格、また主要国の金融政策発表の結果などが影響するだろう。そして、豪州経済が比較的良好で、年内の利上げ期待が高まっていることから、下値は限定的だろう。ただ、前回反落した値位置で再び失速していることから、調整の動きとなる場合には、やや注意も必要だろう。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.95 〜 9.25

 

今週の予想

先週は、ズマ大統領の退陣や南ア中銀の金融政策発表を控えて様子見ムードが強まっており、週明けから小動きの展開が続いた。ただ、世界的な株価上昇や、南アの経済指標が良好な結果となったことを受けて、ランド/円は底固い動きが続いた。そして、一部では利下げの可能性が高まっていることが指摘されていたものの、南ア中銀が政策金利の据え置きを決定したことを受けて、ランドは主要通貨に対して上昇、対ドルでは2年半ぶり高値を更新した。対円では、8.94から9.18まで上昇し約2週間ぶりの高値を付けた。ただ、週末には利益確定の動きなどもあり、9.04まで反落となった。
今週は、底固い動きが予想される。南アフリカの経済指標が良好な結果となるケースも多くなっており、与党・アフリカ民族会議(ANC)の党首選でラマポーザ副大統領が勝利したことによって、南ア経済の先行き期待も高まっている。その中で注目されているのがズマ大統領の去就であり、南ア中銀総裁も金融政策を進める上での政治リスクに挙げていることから、ズマ氏の退場ならマーケットは好意的に受け取るだろう。ただ、ズマ大統領の退陣となれば、政策金利の引き下げが加速する可能性もあり、一方的には上昇し難い環境でもある。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、当社WEBサイトに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 当社WEBサイトに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

【FXデビュープログラム】FX口座の新規開設&お取引で最大700,000円キャッシュバック!

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 米株デビューコンテンツ(GWも取引できる!)

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.