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2024-03-28 18:43:12

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年11月20日

週間マーケット展望 2017年11月20日

先週の振返り

先週は、前週に続き株価の調整が続いたこともあり、大半のドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。また、11月決算期末を控えたファンド勢のポジション調整の売りが影響したとの見方もあり、9月以降の株価やドルの上昇が一服する動きが見られた。米国では、経済指標の悪化や税制改革法案に対する懸念が高まり、英国では首相に対する不信任署名やEU離脱交渉の難航が影響し、それぞれ主要通貨に対して軟調な動きとなった。

今週の展望

今週は、ファンド勢のポジション調整が意識される可能性も考えられる。特に、毎年のことながら、感謝祭休暇を控えて週前半から利益確定やポジション調整が出る可能性が考えられる。その中で、ハードルが高いとされている上院での税制改革法案の審議や、再びクローズアップされたロシアゲート問題に関する報道、ホワイトハウスが公表するテロ支援国家に北朝鮮が指定されるかどうかが注目されている。上記のいずれかネガティブな報道や結果が出るようなら、リスク回避の動きが強まる可能性が考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

110.75 〜 113.50

 

今週の予想

先週は、週明け米国が祝日で小動きとなったが、その後米生産者物価指数が市場予想を上回る結果となり、堅調な動きも見られた。しかし、米消費者物価指数、小売売上高、ニューヨーク連銀製造業景気指数がいずれも前月から大きく低下したことや、再びロシアゲート問題がクローズアップされたこと、また米株価下落も加わってリスク回避の動きが強まり、ドル/円は週末に111.94まで下落し、10/16以来の安値を付けた。 今週は、上値の重い動きが予想される。先週、トランプ大統領の米税制改革法案が下院を通過し、法案の審議は今後上院に移るが、税制改革法案の審議に進展が見られるようなら、ドルの上昇も期待できる。しかし、上院が示した修正案にはオバマケアの見直しを盛り込んでいることから、調整が難航(トランプ大統領が掲げたオバマケア撤廃は前回否決されている)する可能性も懸念されている。また、ロシアゲート問題でトランプ大統領に不利な報道が出るようなら、ドルは一段の下落となる可能性もあるだろう。さらに、今週発表されるテロ支援国家で、北朝鮮が再指定される場合には、再び緊張が高まる可能性も考えられることから、今週のそれぞれの動きに注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

131.40 〜 133.80

 

今週の予想

先週は、週明けから欧州主要株価が軟調な動きとなったものの、ドイツのGDPが改善したことが好感され、ユーロは主要通貨に対して堅調な動きが続き、対円では週明けの131.93から133.88まで上昇し、10/26以来約3週間ぶりの高値を付けた。その後は、ECB理事が、来年9月以降のQE延長の可能性を否定したことや、米国に関する懸念を背景に、リスク回避の動きが強まったことが圧迫要因となった。 今週は、底固い動きも考えられる。ユーロ圏の懸念だったスペイン・カタルーニャ州の独立問題も一服しており、来月後半には州議会選挙が予定されているが、ここまでは大きな問題となる可能性も低いだろう。また、金融政策に関しては、ECBメンバーからハト派的な発言がある場合には、上値の重い動きとなる可能性もあるだろう。そして、今週はユーロ圏の主要な経済指標の発表が少ないものの、11/23に公開予定のECB理事会の議事録の内容に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

146.95 〜 149.55

 

今週の予想

先週は、英国株が週明けから下落が続いたことや、与党・保守党議員40人が、メイ首相に対する不信任を表明する書簡への署名に同意したと報じられたことを受けて、週明けから軟調な動きとなった。また、英国の物価関連指標が低下したことや、雇用者数の伸びがマイナスとなったことも影響した。そして、EUが特注の通商合意を目指す英国案を拒否する計画との内部文書が報じられたことや、英国のEU離脱担当者がEU側に譲歩を求めており、交渉が行き詰まっているとの報道を受けて、ポンドが主要通貨に対して下落、ポンド/円は週末に147.94まで下落し、10/19以来の安値を付けた。 今週は、上値の重い動きが予想される。英首相の不信任に関しては、党首選の実施に必要な署名まであと8人となっている。党首選が開かれる動きとなり、首相が交代することになるようなら、英ポンドは主要通貨に対して軟調な動きとなる可能性が考えられる。また、英国のEU離脱交渉が難航していることもポンドの圧迫要因となり、積極的に買い難い展開が続く可能性が考えられる。また、10/23のGDP、個人消費など、英国の主要な経済指標の結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

83.70 〜 86.00

 

今週の予想

先週は、週明けから内外の株価の下落が続いたことから、豪ドル/円は週明けから上値の重い動きとなった。そして、豪州の賃金指数が市場予想を下回る結果となったことが嫌気され、豪ドルは主要通貨に対して下落した。また、豪州雇用統計で雇用者数が市場予想を下回ったことも加わり、上値の重い動きが続いた。そして、週末には欧米の株価下落や米税制改革の先行き不透明感を背景に投資家のリスク回避の動きが強まり、豪ドル/円は週明けの87.09から84.64まで下落し、6/26以来の安値を付けた。 今週は、上値の重い動きが予想される。米政局の先行き不透明感に加え、北朝鮮リスクも懸念されており、すべてがネガティブな方向に進むようなら、リスク回避の動きが強まる可能性も考えられる。また、豪州の主要な経済指標の発表がないことに加え、日本や米国などの祝日なども控えており、調整の動きも出やすいことから、下振れには注意したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.70 〜 8.07

 

今週の予想

先週は、週明けにズマ大統領が教育無償化を推進するため、南ア財務局高官を辞任させたことや、高等教育無償化の予算を巡る懸念を背景に、ランドは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ランド/円は一時7.77まで下落し、2016/11/12以来約1年ぶりの安値を付けた。その後、主要国の株価下落もあり、上値の重い動きが続いたが、週後半には株価が反発したことや、原油や貴金属価格の上昇を受けて、週末には8.07まで上昇した。 今週は、上値の重い動きが予想される。先週末に8円台まで上昇したものの、大手格付け会社の2社が、11/24に南アの格付け見直しを予定しており、マーケットでは警戒感が広がっている。2社が格付けを1段階引き下げれば、概算で100億ドル規模の南ア国債が売られる可能性も指摘されており、その場合ランド売りが強まる可能性も考えられる。そして、南ア国内では、11/22には消費者物価指数、11/23には政策金利発表が予定されており、結果に注目したい。また、南ア国内の政局不透明感に加え、隣国ジンバブエで起きたクーデターと見られる軍の行動などもあり、今後の動きに注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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