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2024-04-26 22:00:48

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年10月16日

週間マーケット展望 2017年10月16日

先週の振返り

先週は、北朝鮮によるミサイル発射の可能性が高いとされていた10/10の朝鮮労働党創建記念日を控えてリスク回避の動きが高まっており、前週から円買いの動きが優勢となった。ただ、懸念された動きが見られなかったことから、やや緊張が和らぐ展開となった。その中で、米国のFOMC議事録や、経済指標結果を受けて、利上げ期待がやや後退したとの見方からドルは上値の重い動きとなった。一方、ユーロはスペイン・カタルーニャ自治州の独立問題が上値を抑える要因となり、また英国のEU離脱交渉に関する報道でポンドが乱高下となるなど、全般的に方向感の掴み難い動きとなった。

今週の展望

今週も、引き続き方向感の掴み難い展開が予想される。依然として北朝鮮のミサイル発射の可能性が指摘されており、一部では先週天候の問題で見送られたとの指摘もあった。また、中国共産党大会(10/18〜)に合わせて発射するとの思惑も出ていることから、注意しておきたい。一方で、堅調な株式市場の動きが続くのか、一旦調整の動きとなるのかどうか、また近く発表予定とされる米国の次期FRB議長人事にも注目が集まっている。そして、スペイン・カタルーニャ自治州の独立問題、英国のEU離脱問題に関する新たな報道でも引き続き動きが出る可能性も考えられることから、神経質な展開が予想される。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

111.00 〜 112.60

 

今週の予想

先週は、北朝鮮の労働党創建記念日を10/10に控えて、ミサイル発射の可能性への警戒感も根強く、リスク回避の動きから序盤は上値の重い動きとなった。その後は、FOMC議事録で数人のメンバーが追加利上げは今後の物価指標次第としたことや、今後数回のインフレ指標は悪天候の影響を受けると指摘されていたことを受けて、年内の利上げ期待がやや後退し、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。また、週末に発表された米消費者物価指数が予想を下回る結果となったことに反応し、ドル/円は週序盤の112.82から111.69まで下落した。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。週末の米経済指標の結果を受けて、米金利先物市場における年内の利上げ予想確率がやや低下したことを受けて、ドルは軟調な動きとなったものの、依然として利上げ予想は高い確率を維持している。マーケットの関心は、次期米FRB議長の人選に向かっており、年内1回と来年3回の利上げペースが予想される中、タカ派的な候補か、ハト派的な候補となるのかが注目されている。また、今週にも米財務省為替報告が発表される可能性があり、「為替操作国」の認定があるのか、また前回日本も対象となった「監視対象」のリストにも注目したい。そして、北朝鮮の軍事的な挑発行動の可能性に注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

131.75 〜 133.50

 

今週の予想

先週は、週明けから引き続き北朝鮮情勢の緊迫感を背景に、リスク回避の動きが先行し、序盤はやや軟調な動きとなった。その後、スペイン・カタルーニャ自治州のプチデモン首相が、投票結果を受けた独立宣言を保留し、スペイン中央政府との対話の期間を設けることを提案したことを受けて、独立を巡る混乱への警戒感が和らぎ、ユーロは堅調な動きとなった。ユーロ/円は週明けの131.87から133.49まで上昇したが、独立問題の先行きが依然として不透明であることから、上値の重い動きが続いた。
今週は、上値の重い動きが予想される。スペインのカタルーニャ自治州の独立問題が依然として燻っており、スペイン中央政府との対立も顕著になっていることから、軟調な動きが続く可能性も考えられる。ただ、来週ECB理事会が予定されており、ECBは資産買入れの大幅減額と買入期間の9ヵ月延長について前回大筋で合意しているとしたことから、下値は限定的だろう。経済指標では、10/17のユーロ圏消費者物価指数の発表に注目したい。そして、対ドルで1.20ドル台まで上昇する場合には、再びユーロ高が経済を圧迫するとの懸念が高まる可能性もあり、上値も限定的だろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

147.00 〜 150.25

 

今週の予想

先週は、週明けから北朝鮮情勢の緊迫化を背景に、前週末の流れを引き継ぎ、リスク回避の動きが先行した。その後は、値を戻したものの、EU離脱交渉に関する思惑が交錯したことや、米FOMC議事録公開を控えてやや小動きの展開が続いた。その後、EU離脱交渉が難航するとの報道を受けて、148円台後半から147.30円まで下落した。しかし、EUの主席交渉官が、EU離脱交渉に関して、2年間EU市場に留まることを英国に提案との報道を受けて、ポンド買いが優勢となり、一時149.27まで急反発した。
今週は、底固い動きが予想される。金利先物市場における英国の年内の利上げ予想確率80%程度で推移していることから、比較的底固い動きが考えられる。ただ、ある程度織り込まれていることや、EU離脱交渉に関する先行き不透明感から、報道や要人発言に敏感に反応する動きも見られるため、予想以上の下振れとなる可能性も警戒したい。そして、英国国内では、10/17に消費者物価指数、10/18に雇用統計、10/19に小売売上高の発表が予定されており、結果が金融政策の行方にも影響することから、注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル安

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

86.57 〜 88.88

 

今週の予想

先週は、北朝鮮情勢の警戒感の高まりを背景に、週明けはやや上値の重い動きとなったが、その後は内外の株価上昇が続いたことを背景に、堅調な動きが続いた。また、米FOMC議事録がハト派的な内容となり、年内の米国の追加利上げ期待がやや後退したことから、豪ドルは対ドルで上昇し、対円でも週序盤の87.25から88.32まで上昇した。ただ、依然として米国の年内の利上げ期待が高いことや、鉄鉱石価格の下落が続いていることなども影響し、上値は限定的となった。
今週は、上値の重い動きが予想される。米国の利上げ期待が依然として高いことや、ECBが量的金融緩和の縮小に踏み切るとの見方が広がっており、豪中銀との金融政策の違いが改めて意識されている。そして、近くFRB議長人事が決定される予定だが、議長となる人物の利上げに対する姿勢も影響するだろう。また、豪中銀総裁が、以前に消費の勢いが失速する場合には、金利政策を変更することもありうると発言したことが引き続き意識され、今後の消費関連の指標結果が注目される。今週は、10/19豪州の雇用統計に発表が予定されており結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.15 〜 8.50

 

今週の予想

先週は、週明けの北朝鮮のミサイル発射の可能性への警戒感を背景に、上値の重い動きとなり、一時8.14まで下落し、8/14以来の安値を付けた。その後は、南アの製造業生産が予想外の増加となったことに加え、米FOMC議事録がややハト派的と受け止められたことを受けて、ランドは対ドルで堅調な動きとなった。週末には南アの最高控訴裁判所が、ズマ大統領に対する汚職訴訟を復活させるという高裁判決を支持したとの報道を受けて、ランドは一段の上昇となった。ランド/円は8.43まで上昇し、9/25以来の高値となった。
今週は、底固い動きが予想される。米国の追加利上げ期待がやや後退していることや、株価が引き続き堅調な動きとなる場合には、引き続き底固い動きが続く可能性も考えられる。ただ、南ア中銀の副総裁が、脆弱な国内経済に関して、政治的不信感や政策の先行き不透明感などの国内要因による追加格下げのリスクがかなりあるとの認識を示したことから、上値は限定的だろう。今週は、10/18に南アの消費者物価指数、小売売上高の発表が予定されており、改善が示される場合には、底固い動きが維持される可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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