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2024-03-29 20:01:47

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年10月10日

週間マーケット展望 2017年10月10日

先週の振返り

先週は、ラスベガスで銃乱射事件の影響や、スペインのカタルーニャ自治州独立の是非を問う住民投票を巡る不透明感を背景に、円売りが先行した。ただ、世界的に株価の上昇が続いたことから、底固い動きも見られた。その中で、英国のメイ首相による政権運営への先行き不透明感を背景に、ポンドが主要通貨に対して下落した。また、注目されていた米雇用統計では、雇用者数の伸びが予想以上の低下となったものの、失業率が約16年ぶりの低水準に改善したことや、前年比ベースの賃金が8年ぶりの高い伸びとなったことを受けて、ドルが主要通貨に対して上昇した。しかし、その後、北朝鮮が長距離ミサイル試射の可能性との報道を受けて、リスク回避の動きが高まり、ドル円・クロス円は下落した。

今週の展望

今週は、上値の重い動きが考えられる。先週末に北朝鮮を訪問したロシア議員が、北朝鮮が長距離ミサイル試射の可能性との発言が報道されたことを受けて、北朝鮮情勢の緊張が高まった。10/10に朝鮮労働党創建記念日を迎えることから、北朝鮮がミサイル発射や核実験などを実施する可能性も考えられることから、注意したい。そして、リスク回避の動きが強まる場合には、ドル円・クロス円は一段の下落となる可能性が考えられる。また、スペイン・カタルーニャ州の分離・独立に関する動きにも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

111.50 〜 113.30

 

今週の予想

先週は、堅調な株価動向に加え、米経済指標が良好な結果となり、米国の利上げ期待が高まったものの、ラスベガスで起きた銃乱射事件の影響で商いが低調となったことや、週末に米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが強まっていたこともあり、限定的な動きが続いた。注目されていた米雇用統計では、非農業部門雇用者数の伸びが大型ハリケーンの影響で7年ぶりのマイナスとなったものの、失業率が約16年ぶりの低水準に改善したことや、賃金の伸びが堅調だったことから、年内の追加利上げが意識され、ドルは堅調な動きとなった。しかし、北朝鮮のミサイル発射の可能性が報道されたことから、一転して下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週末の雇用統計の結果を受けて、12月の追加利上げの予想確率が80%を超えたこともあり、底固い動きが考えられる。ただ、米国の税制問題や財政問題が燻っていることに加え、10/10に朝鮮労働党創建記念日を迎えることから、北朝鮮がミサイル発射を行うことが警戒されていることもあり、上値は限定的だろう。そして、10/12に生産者物価、10/13に消費者物価、小売売上高など、米国の主要な経済指標の発表に加え、連日米当局者の発言が予定されていることから、金融政策などの発言には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

131.10 〜 133.30

 

今週の予想

先週は、スペインのカタルーニャ自治州独立の是非を問う住民投票を巡る不透明感を背景に、ユーロはドルや円に対して軟調な動きとなった。その後は、世界的に株価が上昇したことも影響し、対円で底固い動きが続いたものの、北朝鮮情勢の緊張の高まりもあり、上値の重い動きとなった。
今週は、引き続き方向感に欠ける動きが予想される。スペイン・カタルーニャ州の分離・独立の動きが混迷していることは、ユーロにはマイナス要因だが、10月にも緩和政策の決定をするとしていることで、金融政策の正常化に向けて動いていることもあり、ユーロを売りにくい状況でもある。株価が引き続き堅調な動きとなる場合には、底固い動きが続く可能性も考えられる。ただ、先週末に懸念が高まった北朝鮮関連の緊張が高まる場合には、円買いが強まる可能性もあることから注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

145.30 〜 149.50

 

今週の予想

先週は、米国で起きた銃乱射事件や、スペインのカタルーニャ自治州独立の是非を問う住民投票を巡る不透明感を背景に、リスク回避が意識され、週明けからやや軟調な動きとなった。また、英国のメイ首相による政権運営への先行き不透明感を背景に、ポンドが主要通貨に対して下落したことに加え、週末には、北朝鮮情勢の緊張が高まったとの見方からリスク回避の動きも見られ、ポンド/円は週明けの150.97から147.04まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。英国の年内の利上げ予想確率が80%に達するなど、利上げに対する期待があるものの、メイ英首相の辞任観測が報道されたことや、ドイツ産業連盟が、英国で事業展開するドイツ企業に対して、ハードブレグジットに備えるべきとの勧告したことが引き続き影響する可能性も考えられる。また、EU離脱交渉の進展にも不透明感があることも上値を抑える要因となるだろう。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル安

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

86.57 〜 88.75

 

今週の予想

先週は、世界的に株価が上昇したことを受けて、週明けから堅調な動きとなった。ただ、豪中銀が政策金利のオフィシャルキャッシュレートを市場の予想通り1.50%に据え置くことを決定したが、一部ではタカ派的な声明が期待されていた。しかし、声明文はほとんど変化がなかったことから、やや失望も広がり、下落する場面もあった。しかし、引き続き株価上昇などが下支え要因となり、底固い動きが続いた。その後、豪州の経済指標が予想外の悪化となったことや、週末の米雇用統計の結果を受けて、米国の年内の利上げが意識されたこと、また北朝鮮情勢の緊張が高まったことから、豪ドル/円は高値の88.74から87.41まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。世界的な株価上昇が続く場合には、比較的堅調な動きとなる可能性も考えられる。ただ、欧米では金融緩和を縮小する動きが出ている一方、豪中銀は通貨高などを背景に利上げを急がない方針を示唆していることから、金融政策の違いが意識され、上値は限定的だろう。特に、米国の利上げ期待が高まる場合には、対ドルで影響を受け易いだろう。また、北朝鮮情勢への懸念も高いことから、リスク回避の動きが強まる場合には、一段の下げとなる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.12 〜 8.36

 

今週の予想

先週は、週明けに発表された米経済指標が13年4ヵ月ぶりの高水準となり、米国の年内の追加利上げ観測が高まったことから、ドルが主要通貨に対して上昇となり、南ア・ランドは対ドルで4/12以来の安値を付け、ランド/円は、週明けの8.33から8.22まで下落した。その後、値を戻したものの、米雇用統計の結果を受けて、年内の利上げが意識されたことや、北朝鮮リスクの高まりを背景に、ランド/円は8.20まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。引き続き南アの政治的不透明感が燻っており、それが南アの金融政策にも影響しているとの指摘もある。当面は、月末発表の南アの中期予算政策が注目されるが、それまでは上値の重い動きが考えられる。そして、新規材料に乏しく、外部要因がランド相場を左右するだろう。当面は、世界の株価動向や、米国の金融政策の思惑が材料視されるだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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