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2024-03-28 23:49:49

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年10月2日

週間マーケット展望 2017年10月2日

先週の振返り

先週は、北朝鮮の外相がトランプ米大統領の最近の発言に対して「明白な宣戦布告だ」とし、米国と北朝鮮の緊張の高まりが懸念されたことが引き続き材料視されたことを受けて、リスク回避の動きが強まり、週明けからドル円・クロス円は軟調な動きとなった。また、9/24に実施されたドイツ総選挙で、右翼政党が支持を伸ばしたことを受けてユーロ売りとなったことも影響した。その後は、米税制改革案や、日本の衆院解散などもあり、様子見ムードから小動きの展開となった。

今週の展望

今週は、米雇用統計をはじめとした米国の主要な経済指標の結果や、日本の衆院選の世論調査などが注目される。米南部を襲ったハリケーンの影響が経済指標の結果に表れ始めており、米雇用統計でも雇用者数に影響が出ることが予想されている。ある程度織り込まれているものの、結果を受けた動きに注目したい。一方、日本の総選挙で与党が3分の2議席程度を確保できるなら、経済対策や金融緩和の路線は継続するとの思惑があるものの、野党再編に向けた動きが本格化していることもあり、今後出てくる世論調査の結果が注目されるだろう。また、北朝鮮情勢を巡る緊張感が高まるようなら、再びリスク回避の動きが強まる可能性もあり、注意が必要だろう。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

111.50 〜 113.57

 

今週の予想

先週は、北朝鮮の外相がトランプ米大統領の最近の発言を「明白な宣戦布告だ」とし、米朝間の緊張が高まったことから、リスク回避の動きが強まり、ドル/円は週明けから軟調な動きとなった。ただ、イエレンFRB議長が講演で、「緩やか過ぎるペースでの利上げに当局は注意するべき」とし、「緩和政策の長期化は金融の安定を損ないかねない」としたことで、年内の利上げ期待が高まり、ドル/円は週明け安値の111.48から113.26まで上昇し、7/14以来の高値を付けた。その後は、トランプ米大統領の米税制改革案の実現に懐疑的な見方も出て、やや上値の重い動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。週末の米雇用統計の発表など、主要な米経済指標の発表が予定されており、結果を受けて年内の利上げ期待が高まるようなら、ドルの一段の上昇も考えられる。ただ、米南部を襲った2つのハリケーンの影響が指標結果に表れ始めていることから、発表を受けた動きには注目したい。また、米税制改革案に関して、財源確保の問題なども指摘されており、関連する政府関係者の発言にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

131.75 〜 134.40

 

今週の予想

先週は、9/24に実施されたドイツ連邦議会(下院)選挙で、メルケル首相が4選を確実にしたが、右翼政党が支持を伸ばしたことで懸念が広がり、週明けからユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなった。また、北朝鮮の外相発言から米朝間の緊張が高まったことも影響し、ユーロ/円は週明けの134.24から131.75まで下落した。その後は、緩やかながら値を戻す動きが続いた。
今週は、底固い動きが予想される。次回のECB理事会(10/26)では量的緩和の縮小に向けた議論が予定されており、ここまでは底固い動きが続く可能性が考えられる。また、日本とユーロ圏の金融政策のユーロ/円の違いも下支え要因となるだろう。ただ、北朝鮮の挑発行動や、日本の総選挙の世論調査で与党が劣勢となる場合には、リスク回避が意識される可能性も考えられることから、報道などには注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

149.50 〜 152.80

 

今週の予想

先週は、英中銀の早期利上げ期待を背景に、ポンド高が続いた流れが一服し、やや上値の重い動きとなった。また、北朝鮮情勢の緊張が高まったことも影響した。しかし、懸念されていたEU離脱交渉で、メイ首相が離脱交渉の打開案を示したことが引き続き材料視され、底固い動きが続いた。ポンド/円は、週明け152.27まで上昇したが、その後一時149.77まで下落した。ただ、引けにかけてはレンジ内のもみ合いの動きが続いた。
今週は、底固い動きが予想される。金利先物市場における英国の早期利上げ期待は、一段と高まっている(11月の利上げ予想確率は22日の68.3%から9/29には76.9%まで上昇)ことから、堅調な動きが続く可能性も考えられる。ただ、ポンド高が物価の押し上げを抑制するようなら、利上げ期待の後退に繋がる可能性があるため、今後発表される物価関連や、消費者関連の経済指標結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

豪ドル安

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

87.70 〜 89.00

 

今週の予想

先週は、北朝鮮情勢の緊張が高まったことを受けて、リスク回避の動きが強まり、豪ドル/円は週明けから軟調な動きとなった。また、イエレンFRB議長の講演での発言を受けて、米国の年内の追加利上げの期待が高まったことも影響し、豪ドルは米ドルや円に対して軟調な動きとなった。豪ドル/円は、週明けの89.70から88.02まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。10/3の豪州中銀の政策金利発表、10/5の豪州貿易収支の結果に注目が集まっている。金融政策は現状維持が予想されているが、前回豪ドル高に対する懸念が表明されており、現状の豪ドルの水準は前回と同水準であることから、声明や総裁の発言には注目したい。また、10/6には米雇用統計の発表も予定されており、米国の年内の利上げ期待が高まるような内容なら、対ドルで軟調な動きとなり、対円でも上値の重い動きとなる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.20 〜 8.40

 

今週の予想

先週は、週明けに北朝鮮外相がトランプ米大統領の発言に対して「明白な宣戦布告だ」と述べたとの報道を受けて、米朝間の緊張の高まりが懸念され、リスク回避の動きが強まり、ランド/円は週明けから軟調な動きとなった。また、イエレンFRB議長が段階的な利上げの継続が必要との認識を示したことから、対ドルで新興国通貨が下落となり、ランドは対ドルで4/12以来の安値を付けた。また、大手格付け会社が、南アフリカの経済成長が大幅に押し下げられるとの見通しを示したことも影響し、ランド/円は、週明けの8.49から8.26まで下落し、8/23以来の安値を付けた。
今週は、上値の重い動きが予想される。南アの格付け見直しの可能性が指摘されたことに加え、ズマ大統領の退陣要求が出るなど、12月に与党の党首選を控えて政治的な不安が燻っていることもあり、積極的に買い難い展開が続くだろう。そして、今後の南アの経済指標の結果次第では、格下げの可能性が高まる可能性もあり、結果が注目される。また、米国の主要な経済指標の発表も予定されており、年内の追加利上げの期待が高まるようなら、対ドルで一段の下げとなり、対円にも影響する可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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