SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-20 18:21:57

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年9月4日

週間マーケット展望 2017年9月4日

先週の振返り

先週は、週序盤に北朝鮮がミサイルを発射し、日本の上空を通過したことを受けて、リスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は大きく下落した。その後、米国防総省がミサイルが北米やグアムの安全脅かすことはないとの見解を示したことを受けて、リスク回避の動きが後退、反発する動きとなった。そして、注目された米雇用統計では、雇用者数の伸びが予想を下回り、米国の早期追加利上げ観測が後退したことでドルが主要通貨に対して下落する場面もあった。

今週の展望

今週は、主要国の金融政策発表が予定されているが、特に、9/7のECB理事会、総裁の会見に注目したい。米ジャクソンホールでの経済シンポジウムでは、金融政策の手掛かりとなる発言をしなかったものの、QE終了時期などのヒントがあれば、一段のユーロ高が見込まれる。また、北朝鮮の建国記念日(9/9)を控えて、核実験やミサイル発射への警戒感も高まっていることから、動向には注意したい。

通貨毎の展望を確認!

米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

108.60 〜 111.05

 

今週の予想

先週は、週明け小動きとなったが、北朝鮮がミサイルを発射したことから、リスク回避の動きが強まり、ドル/円は一時4/17以来の安値を付けたが、米国防総省が、北朝鮮のミサイルが北米やグアムの安全を脅かすことはないとの見解を示したことを受けて、リスク回避の動きが後退し、ドル買い・円売りが優勢となった。その後、米財務長官が通貨安の利点に言及したことを受けて、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなる場面もあった。そして、週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが予想を下回り、ドルが主要通貨に対して下落したものの、ISM製造業指数の上昇もあり、堅調な動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。週明けは米国市場が休場となるが、先週末の米雇用統計で雇用者数伸びが低下したことや、賃金が上がらなかったことが影響する可能性が考えられる。また、債務上限問題やハリケーンの被害拡大が米経済に影響する可能性も懸念されており、上値の重い動きが考えられる。また、北朝鮮情勢の緊張が高まる場合には、リスク回避の動きが強まる可能性もあり、その場合には一段の下落となる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ高

中期

円高

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

129.66 〜 132.30

 

今週の予想

先週は、前週末のジャクソンホールでのドラギECB総裁の講演で、ユーロ高に懸念を示さなかったことが引き続き材料視され、ユーロはドルや円など主要通貨に対して堅調な動きとなった。しかし、北朝鮮がミサイルを発射したことを受けて、一時的にリスク回避の動きが強まり、対円で反落する場面もあった。その後は再び堅調な動きとなり、ユーロは対ドルで2015年1月以来、対円では2016年2月以来の高値を付けた。ただ、最近のユーロ高が緩和縮小を決める上での障害になるとの見方が広がり上値の重い動きが続いた。
今週は、9/7のECB理事会、ドラギECB総裁の会見に注目が集まっており、それまでは引き続き上値の重い動きが考えられる。そして、ECB理事会後の定例会見で、ドラギECB総裁が量的緩和の終了時期などに関して言及すれば、ユーロは一段の上昇となる可能性が考えられる。ただ、次回にずれ込むようなら、一旦下落となる可能性も考えられる。また、北朝鮮情勢の緊迫化が強まるようなら、リスク回避の動きが強まる可能性もあり、注意しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

140.00 〜 144.50

 

今週の予想

先週は、週明けから堅調な動きとなった。ただ、北朝鮮のミサイル発射を受けて、リスク回避の動きが強まったことから、ポンド/円は一時1円以上の下落となった。その後は、リスク回避の動きが後退し、円売りが加速したことから、急速に値を戻した。また、株価が上昇したことや、下落が続いた原油価格が大きく反発となったことを受けて、ポンド/円は堅調な動きとなったが、英中銀のMPC金融政策委員会メンバーのハト派的な発言を受けて反落する場面もあった。ただ、週末の米雇用統計の結果を受けて、対ドルで上昇となり、ポンド/円も安値の140.02から142.99まで上昇した。
今週は、上値の重い動きが予想される。英経済指標の冴えない結果が見られることや、EU離脱交渉に大きな進展が見られないことから、限定的な動きが考えられる。また、英国の主要な経済指標の発表がないことから、外部要因が値動きを左右するだろう。特に、北朝鮮情勢に絡むリスク回避の動きが強まる場合には、反落となる可能性も考えられることから注意したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

豪ドル安

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

86.50 〜 88.70

 

今週の予想

先週は、週明け堅調な展開で始まったものの、北朝鮮によるミサイル発射を受けてリスク回避の動きから円買いが強まり、豪ドル/円は一時85円台まで下落した。その後、リスク回避の動きが後退したことや、豪州の住宅建設許可件数が予想ほど悪化しなかったことも加わり、豪ドル/円は堅調な動きとなった。ただ、週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を下回る結果となり、早期の利上げ後退が意識されたことから、豪ドル/円は87.85まで上昇し、8/7以来の高値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。鉄鉱石や石炭などの資源価格が比較的堅調な動きとなっていることが下支え要因となると考えられる。また、豪州の重要な経済指標の発表が予定されており、良好な結果が予想されている。市場の予想通りの結果となるようなら、豪ドルは堅調な動きが考えられる。ただ、北朝鮮のミサイル発射や核実験の可能性も指摘されていることから、リスク回避の動きが強まる可能性にも警戒しておきたい。今週は、9/5に豪州の政策金利発表、経常収支、9/6にGDP、9/7に貿易収支の発表が予定されている。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.40 〜 8.56

 

今週の予想

先週は、北朝鮮がミサイルを発射したことを受けて、リスク回避の動きが強まったことから、リスク資産需要が後退し、南ア・ランドは軟調な動きとなった。しかし、その後リスク回避の動きが後退したことから、円売りが優勢となり、ランド/円は堅調な動きとなった。そして、週末の米雇用統計で、雇用者数の伸びが予想を下回り、早期の追加利上げ観測が後退したことも加わり、ランド/円は安値の8.28から8.55まで上昇し、7/28以来の高値を付けた。
今週は、上値の重い動きが予想される。序盤は、前週の流れを引き継ぎ、底固い動きも考えられる。ただ、リスク回避の動きが後退したものの、北朝鮮情勢の緊張が続いており、近くミサイル発射や核実験の可能性も指摘されていることから、リスク回避の動きが高まる場合には下振れする可能性もあることから警戒したい。南ア国内では、9/5に発表される第2四半期のGDP結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.