SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-29 19:35:56

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年8月28日

週間マーケット展望 2017年8月28日

先週の振返り

先週は、毎年恒例の米ジャクソンホールでの経済シンポジウムでの欧米中銀トップの講演に注目が集まっており、週明けから様子見ムードも強まり、主要通貨は限定的な動きが続いた。また、北朝鮮情勢の懸念も燻っていたことも影響し、上値の重い動きが続いた。そして、イエレンFRB議長の講演では、一部で期待されていたバランスシート縮小や追加利上げの時期に言及しなかったことから、ドルは主要通貨に対して下落した。一方、ドラギECB総裁も金融政策に関しては言及しなかったが、緩和は正当化されるとしたことで、対ドルなどで堅調な動きとなった。

今週の展望

北朝鮮情勢も依然として燻っており、予断を許さない状況だが、重要なイベントが終了したことから、やや一服感もあるだろう。ただ、米国の政治混乱や債務上限問題などの先行き不透明などもあることから、やや上値も限定的だろう。また、8/28から英国のEU離脱交渉が始まることから、EU側の正式な対応に注目したい。そして、週末の米雇用統計など主要な米国の経済指標の発表が目白押しとなっており、結果を受けて、利上げ時期などが意識される可能性もあることから注目したい。

通貨毎の展望を確認!

米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

106.60 〜 110.36

 

今週の予想

先週は、トランプ米大統領の政権運営への警戒感や、北朝鮮情勢を巡る懸念が引き続き材料視され、週明けから軟調な動きとなった。ただ、米ジャクソンホールでの経済シンポジウムを控えて様子見ムードも強まりつつあり、限定的な動きとなった。その後、堅調な動きも見られたものの、トランプ米大統領がメキシコ国境の壁建設問題に絡み、債務上限問題で政府施設閉鎖の可能性もいとわない考えを示したことや、NAFTA(北米自由貿易協定)脱退の可能性に言及したことが材料視され、ドルは主要通貨に対して下落した。また、注目されたジャクソンホールでのイエレン議長の講演で、保有資産縮小や追加利上げの時期に言及しなかったことから、ドルが売られた。
今週は、底固い動きが予想される。依然として、米政治の混乱や北朝鮮を巡る地政学リスクが燻っているものの、値頃感の買いも出やすい値位置であることから、やや下値は限定的と考えられる。ただ、先週のイエレンFRB議長の講演で、金融政策に関する発言がなかったことから、マーケットでは、経済指標の結果に注目しており、週末の米雇用統計を含む主要な指標結果が堅調な結果となるようなら、年内の追加利上げ観測が高まり、ドルの押し上げとなる可能性も考えられる。8/29の消費者信頼感指数、8/30のADP雇用統計、GDP、個人消費、8/31のPCEデフレーター、9/1の雇用統計、ミシガン大学消費者信頼感指数、ISM製造業景況指数の結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ高

中期

円高

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

127.00 〜 131.50

 

今週の予想

先週は、毎年恒例のジャクソンホールでの年次シンポジウムで、3年ぶりに出席するドラギECB総裁の講演内容に注目が集まっており、週明けから様子見ムードも強まり、小動きの展開が続いた。週後半には、小動きながら堅調な動きとなったものの、やや上値は限定的となった。週末には、イエレンFRB議長の講演を受けてドルが下落、ユーロは対ドルで上昇したことから、ユーロ/円も堅調な動きとなった。また、ドラギECB総裁も金融政策に関しては言及しなかったものの、ユーロはドルや円に対して堅調な動きが続いた。
今週は、底固い動きが予想される。ECBによる金融政策の正常化への思惑が根強いことから、中期的には堅調な動きが考えられる。ただ、やや楽観的になり過ぎているとの指摘があることや、4月以降の上昇を受けて、ユーロ買いが積み上がっていることから、調整となる場合には、動きが加速する可能性も想定しておきたい。ユーロ圏では、8/31に発表される失業率、消費者物価指数、週明けから始まる英国との離脱交渉の結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

138.70 〜 141.70

 

今週の予想

先週は、前週までのポンドの下落が一服したことや、ジャクソンホールでの経済シンポジウムを控えて様子見ムードも出ており、序盤から小動きの展開が続いた。その後は、ポンドが主要通貨に対して軟調な動きが続き、ポンド/円は週序盤の141.04から139.31まで下落、6/5以来の安値を付けた。終盤にかけては、値を戻した。
今週は、上値の重い動きが予想される。英国の主要な経済指標の発表が少ないものの、8/28からEUとの3回目の離脱交渉が始まる。しかし、離脱後の通商関係や移行期間に関する交渉に至っておらず、EU側の正式な対応が出されるのかが注目だが、引き続き交渉の難航が予想されているため、上値は限定的と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル安

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

85.45 〜 87.50

 

今週の予想

先週は、豪州の主要な経済指標の発表がなかったことや、米ジャクソンホールでの経済シンポジウムを控えて、様子見ムードが強まったことから、豪ドルは小動きの展開が続いた。また、世界の主要株価や、原油価格、鉄鉱石価格なども小動きとなったことから積極的な売買も手控えられ、豪ドル/円も狭いレンジ内の動きが続いた。
今週は、上値の重い動きが予想される。引き続き、豪ドル高に対する牽制発言が豪ドルの上値を抑える要因となっていると考えられる。また、北朝鮮情勢に対する懸念が燻っていることも影響している。今週も、国内の主要な経済指標の発表が少ないものの、8/30の住宅関連の経済指標の結果には注目したい。また、週末の米雇用統計の結果にも影響を受ける可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.21 〜 8.50

 

今週の予想

先週は、米政府の先行き不透明感や、北朝鮮情勢の懸念がやや一服したこと、そして米ジャクソンホールでの主要国金融当局者の講演を控えて様子見ムードが強まったことから、序盤から狭いレンジ内の動きが続いた。また、原油価格や貴金属価格もレンジ内の動きが続いたことが影響し、ランド/円は8.23から8.31での狭いレンジ内の動きが続いた。ただ、週末にはイエレンFRB議長の講演で金融政策に関して言及しなかったことからドル売りが優勢となり、ランドが対ドルで上昇し、対円でも8.40まで上昇した。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週は、ドル下落で押し上げられたが、国内問題を抱えていることから、積極的には買い難いだろう。ただ、ドルの下落が続くようなら、ランドが押し上げられる可能性もある。また、8/30に財政収支、8/31に生産者物価、貿易収支と南アの経済指標の結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.