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2024-04-26 14:55:45

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年8月21日

週間マーケット展望 2017年8月21日

先週の振返り

先週は、北朝鮮情勢の緊張が和らいだことや、米経済指標の改善から年内の利上げの可能性が意識されたことから、ドル買い・円売りが優勢となり、ドル円・クロス円は序盤から堅調な動きとなった。しかし、トランプ米大統領が、大企業の経営者らで構成する製造業諮問委と、戦略・政策フォーラムの解散を発表するなど、米政権運営の先行き不透明感が高まったことや、世界的に株価が下落したこと、またスペインでのテロ発生などを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、比較的安全な通貨とされる円が買われ、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

今週の展望

今週は、毎年恒例の米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれるシンポジウムでの主要国の当局者の講演に注目が集まっている。3年ぶりに参加するドラギECB総裁は、金融政策に関する新たなメッセージは打ち出さないとしているが、イエレンFRB議長の発言には注目が集まっている。また、8/21からの米韓合同軍事演習が実施される予定であるが、軍事演習を巡って北朝鮮が再び挑発行動に出る可能性も考えられる。一旦和らいだ北朝鮮を巡る地政学リスクが高まる場合には、再びリスク回避の動きが強まる可能性も考えられることから、動向には注意しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

107.14 〜 111.05

 

今週の予想

先週は、週明けから米当局者が追加利上げの可能性を示唆したことや、米経済指標が軒並み好調な結果となったことを受けて、年内の利上げ観測が高まったとの見方が広がり、ドルは序盤から堅調な動きとなった。ドル/円は、週明けの109.10から110.95まで上昇した。その後、FOMC議事録でインフレに関してハト派的な議論がされたことが明らかとなり、改めて緩やかな利上げペースが意識されたことに加え、トランプ大統領の政権運営に対する懸念が強まり、大型減税などの早期実現に対する不透明感が広がったことも影響し、ドル/円は108.61まで下落、4/19以来の安値を付けた。
今週は、上値の重い動きも予想される。米政権運営の先行き不透明感の高まりが上値を抑える要因となるだろう。また、ジャクソンホールのシンポジウムでのイエレンFRB議長の発言にも注目が集まっており、米国の金融政策に関する発言があるのか注目したい。そして、8/21からの米韓合同軍事演習を実施する予定だが、金委員長が米国の動きを「見守る」としたことで、米韓軍事演習を意識したと見られており、軍事演習が実施されれば、新たな行動に出る可能性も警戒される。そして、地政学リスクの再燃となる場合には、再びリスク回避の動きが高まる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

円高

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

127.00 〜 130.40

 

今週の予想

先週は、週明けから堅調な動きとなったものの、ユーロ圏の消費者物価指数が前月比でマイナスとなったことや、ドラギECB総裁が米ジャクソンホールでの講演で、金融政策に関する新たなメッセージは打ち出さないと関係筋が明らかにしたことから、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなった。また、ECB議事要旨で当局者がユーロ高のリスクに懸念を示したことが明らかとなったことも影響し、ユーロ/円は週央の130.39から127.57まで下げた。
今週は、上値の重い動きが予想される。議事要旨でユーロ高に対する懸念が示されたことが引き続き上値を抑える要因となるだろう。また、ユーロ圏の主要な経済指標の発表がないことや、米ジャクソンホールでのドラギECB総裁の講演で、金融政策に関する発言をしないと予想されることから、やや新規材料に乏しい展開となるだろう。ただ、イエレンFRB議長の発言を受けた対ドル相場の動きや、北朝鮮情勢で新たな動きが出る場合には、影響を受ける可能性も考えられることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

138.70 〜 143.20

 

今週の予想

先週は、週明けから堅調な動きとなったものの、英国の消費者物価指数が前月比で2017年1月以来のマイナスとなったことや、生産者物価の仕入価格が減速し、2012年以降で最大の落ち込みとなったことが嫌気され、ポンドは軟調な動きとなった。そして、米政権の先行き不安や、スペインで発生したテロを受けて、株価が下落するなど、投資家のリスク回避の動きが強まったことも影響し、ポンド/円は週前半の143.19から139.80まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。英中銀の利上げ期待の後退から軟調な動きが続いており、注目された消費者物価指数も冴えない結果となったことも影響しており、引き続き上値の重い展開が考えられる。英国内では、8/24にGDP、個人消費の発表が予定されており、結果が注目される。また、ジャクソンホールでのシンポジウムでの要人発言の内容にも注目したい。そして、北朝鮮情勢に動きが出る場合には、リスク回避の動きが強まる可能性も考えられることから注意したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル安

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

85.45 〜 87.50

 

今週の予想

先週は、北朝鮮情勢に対する懸念がやや後退したとの見方から、序盤から堅調な動きとなった。また、米政権の先行き不安の高まりから、ドルが主要通貨に対して下落し、豪ドルが対ドルで上昇したことから、対円でも堅調な動きとなった。そして、豪州の雇用統計で雇用者数の伸びが予想を上回る結果となったことも影響し、豪ドル/円は週明けの86.04から87.56まで上昇した。しかし、豪州の正規雇用者数の伸びがマイナスとなったことや、米国の政治的不透明感などから株価が大きく下落し、リスク回避の動きが強まったことから、豪ドル/円は86.00まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。豪州の主要な経済指標の発表がないものの、北朝鮮情勢の不安が高まる可能性も考えられることから、株価下落などリスク回避の動きが強まる場合には、豪ドル/円にも影響が出る可能性が考えられる。また、豪中銀の議事録では、豪ドルの一段の上昇は成長やインフレ率の鈍化につながる可能性があるとしたことで、豪ドル高に対する警戒感も根強いことから、上値は限定的と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.12 〜 8.40

 

今週の予想

先週は、前週に約4ヵ月ぶりの安値を付けたことによる反動に加え、ズマ大統領に対する不信任動議の採決に絡む懸念が一服したことから、南ア・ランドは週明けから堅調な動きとなった。その後、北朝鮮情勢を巡る地政学リスクに対する警戒感が和らいだとの見方が広がったことや、対ドルで堅調な動きが続いたこともあり、ランド/円は週明けの8.12から8.39まで上昇した。ただ、週後半には株価が大きく下落したことが影響し、ランド/円は反落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。注目されていたズマ大統領の不信任決議が否決されたことで、引き続き経済政策に対する懸念が指摘されていることや、12月には次期党首選が予定されており、引き続き党内での政治的混乱が続く可能性も考えられることから、積極的には買い難いだろう。また、米国の政治的不透明感や北朝鮮情勢を背景に、投資家もリスク回避の動きに傾きやすいことも、ランド相場に影響するだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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