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2024-04-19 16:48:51

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年4月10日

週間マーケット展望 2017年4月10日

先週の振返り

先週は、ロシアの地下鉄で発生したテロ事件を受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、週明けからドル円・クロス円は軟調な動きとなったが、米中首脳会談や米雇用統計の発表を控えて、やや限定的な動きとなった。その中で、シリア政府が化学兵器を使用したことを受けて、米国がミサイルでシリアの基地を攻撃したことから、再びリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。また、米雇用統計で雇用者数の伸びが大幅に悪化したことも影響したが、終盤にかけては米当局者の発言などもあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

今週の展望

今週は、上値の重い動きが予想される。米軍がシリアにミサイル攻撃したことで地政学リスクが高まったことに加え、北朝鮮のミサイル発射や核開発問題なども燻っている。また、テロの発生も確認されており、今後の状況によっては再びリスク回避の動きが強まる可能性も考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

110.10 〜 112.20

 

今週の予想

先週は、週明けから米国の経済指標が悪化したことを受けて、軟調な動きとなった。ただ、米中首脳会談や、米雇用統計の発表を控えていたこともあり、限定的な動きが続いた。そして、週末には、米国がシリアを巡航ミサイルで攻撃したとの報道を受けて、投資家のリスク回避の動きが強まったことから、ドル/円は週明けの111.59から110.14まで下がった。その後値を戻したものの、米雇用統計で雇用者数の伸びが大幅に縮小となったことを受けて、再び下落する場面もあったが米当局者の発言を受けて、ドルは再び111円台まで上昇した。
今週は、上値の重い動きが予想される。米国のバランスシート縮小に関する発言を好感してドル買いとなったものの、シリア攻撃でリスク回避の動きも出やすくなっており、これに北朝鮮問題なども加わると、安全資産とされる円を買ってドルを売る動きが強まる可能性が考えられる。また、米雇用者数の伸びが予想外の悪化となったことで、米経済の先行き不安を懸念する見方も出ていることから、今週の主要な経済指標の結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

113.36 〜 118.42

 

今週の予想

先週は、週明けにロシアで発生した地下鉄テロを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まったことから、安全資産とされる円を買う動きが優勢となり、ユーロ/円は軟調な動きとなった。その後、ドラギECB総裁が、政策金利が長期にわたり現在の水準か、それよりも低い水準に留まると発言したことや、週末に米国がシリアにミサイルを発射したことを受けて、ユーロ/円は軟調な動きが続き、週末には117.32まで下落し、11/21以来の安値を付けた。
今週は、上値の重い動きが予想される。ユーロ圏の主要な経済指標の発表がないことに加え、先週のドラギECB総裁の発言を受けて、欧州の金融政策に対する不透明感が出ていることから、上値は限定的と考えられる。また、先週ロシアに続いてスウェーデンでもテロが発生しており、ユーロ圏内のテロに対する警戒感が高まっていることも圧迫要因となるだろう。また、シリアや北朝鮮問題などを背景に、投資家のリスク回避の動きも高まっていることも、上値を抑える要因となるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

136.50 〜 139.00

 

今週の予想

先週は、ロシアの地下鉄でのテロ発生を受けて、リスク回避の動きが強まり、ポンド/円は序盤から軟調な動きとなった。そして、週末には米国がシリア向けにミサイルを発射したことや、英国の貿易赤字が拡大したことなども影響し、週末には137.02まで下落し、1/16以来の安値を付けた。
今週は、上値の重い動きが予想される。リスボン条約50条の発動を受けて、英国経済に対する不安が一部では懸念されていたが、貿易赤字の拡大を受けて、更に不安が高まっていることから、引き続き上値は限定的と考えられる。そして、今週発表される消費者物価指数をはじめ物価関連指標(4/11)や、雇用統計(4/12)などの英国の主要な経済指標の結果に注目したい。経済の底固さも見られることから、下値も限定的と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

82.09 〜 84.40

 

今週の予想

先週は、前週末に引き続き、序盤から軟調な動きとなった。そして、株価下落やロシアの地下鉄でテロが発生したことから、投資家のリスク回避の動きも強まった。そして、豪中銀が金融政策発表で政策金利の据え置きを発表したが、住宅市場で過熱感がある一方、景気回復の速度が緩やかであることを背景に、声明で豪ドル高を牽制する文言があったことが材料視され、豪ドルは軟調な動きとなった。そして、週末に米国がシリアをミサイルで攻撃したとの報道を受けて円買いが強まり、豪ドル/円は週明けの85.08から82.80まで下落し、昨年11/23以来の安値を付けた。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週の豪中銀の声明を受けて、豪州経済に対する期待感が後退したことから、引き続き軟調な動きも考えられる。特に、雇用市場に関する一部の指標が弱まったとの見方が示されたことが豪ドル売りの一因となったが、4/13には豪州の雇用統計の発表を受けて動きが出る可能性も考えられる。また、企業関連(4/11)や消費者関連(4/12)の指標結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.80 〜 8.20

 

今週の予想

先週は、前週の南アフリカの内閣改造を受けて、大手格付け会社が南アフリカ国債をジャンク級に引き下げ、見通しをネガティブとしたことを受けて、南ア・ランドは大半の主要通貨に対して下落した。そして、ランド/円も週明けの8.33から7.91まで下落し、昨年11/23以来の安値を付けた。その後、ズマ大統領の退陣要求の高まりを受けて値を戻す場面もあったが、週末まで上値の重い動きが続いた。
今週は、上値の重い動きが予想される。ゴーダン財務相が辞任したことで、政府支出と債務に対する懸念が高まったことにより、格下げが発表されたが、その影響から軟調な動きが続く可能性も考えられる。ただ、2週間で約12%の下落となったことや、別の大手格付け会社が判断を先送りしたことから、下値はやや一服する動きも考えられるが、総合的には政局、政策不安を背景に、上値は限定的となるだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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