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2024-04-19 17:39:16

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年3月27日

週間マーケット展望 2017年3月27日

先週の振返り

先週は、米国の利上げペースが緩やかになるとの見方に加え、トランプ米政権の掲げる減税やインフラ投資の実現には時間がかかるとの懸念を背景に、ドルが主要通貨に対して軟調な動きとなった。また、欧米の株価や原油価格が下落したこと、米債券利回りが低下したことを受けて、リスク回避の円買いが優勢となり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。そして、週後半には、米下院でオバマケアの代替法案の採決が難航したことも影響し、ドル/円は昨年11/22以来の安値を付けた。

今週の展望

今週は、米下院でオバマケアの代替法案の撤回により動きが出る可能性が考えられる。また、その影響を受けた株価の動きなども影響するだろう。そして、3/29には英国がEUに対して離脱通告を行う予定であることや、年度末を迎える日本企業のリパトリエーション(資金の本国還流)に絡む円買いの動きが強まるのかどうかにも注目が集まっている。そして、一部では、日本における学校法人に対する国有地払い下げ問題を背景に、政権への期待感が低下するようなら、リスク回避の動きが強まるとの見方もある。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

109.94 〜 111.80

 

今週の予想

先週は、米国の利上げペースが緩やかになるとの見方に加え、トランプ米政権の掲げる減税やインフラ投資の実現には時間がかかるとの懸念を背景に、ドルが主要通貨に対して軟調な動きとなった。また、オバマケアの代替法案の採決が難航していたことも加わり、ドル/円は週明けの112.90から110.63まで下落し、昨年11/22以来の安値を付けた。オバマケア(米医療保険制度改革)代替法案の撤回により目先方向性が出る可能性がある。また、年度末であることから、日本のリパトリエーションに絡む円買いの動きが強まる可能性もあり、やや上値の重い動きが意識されそうだ。また、GDP(3/30発表)をはじめとした米国の主要な経済指標の結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

118.25 〜 120.86

 

今週の予想

先週は、世界的な株価下落を背景に、投資家のリスク回避の動きから、比較的安全な資産とされる円を買う動きが優勢となった。また、欧州の政治リスクが意識されたことも影響し、ユーロ/円は週序盤の121.83から119.33まで下落した。その後は、下落していた株価が反発したこともあり、ユーロ/円は底固い動きとなった。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。英国のEU離脱が通告される可能性があることや、引き続き欧州の政治リスクが根強いことから、軟調な動きが考えられる。また、日本の政治的な不安が高まるようなら、リスク回避の動きが強まる可能性も考えられる。
対ドルでは、年初来高値近辺で推移しており、やや上値の重い動きとなっている。トランプ米大統領の掲げる経済政策が進展するようなら、対ドルで軟調な動きとなり、対円でも上値の重い動きが続く可能性も考えられる。また、フランス大統領選に関する世論調査でネガティブな報道が出る場合には、政治的懸念が高まる可能性もあることから注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

136.50 〜 139.50

 

今週の予想

先週は、週明けに英首相が3/29にEU離脱を通告するとの報道を受けて、先行き不透明感が強まり、ポンドは主要通貨に対して軟調な動きとなった。その後値を戻したものの、英国の家計見通しを示す指数が急低下となったことが嫌気され、再び主要通貨に対して下落した。そして、ロンドンの議会議事堂付近でテロ事件が発生したことを受けて、主要通貨に対して下落、ポンド/円は一時137.78まで下落し、1/17以来の安値を付けた。その後、値を戻したものの、上値の重い動きが続いた。
今週は、上値の重い動きが予想される。3/29には、英国がEUに対して離脱通告を行う予定であり、ほぼマーケットには織り込まれているとの見方もあるが、英国経済に与える影響が改めて意識される可能性も考えられる。また、年度末で本邦企業のリパトリエーション(資金の本国還流)の影響が大きくなれば、ポンド/円は軟調な動きとなる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

83.75 〜 85.86

 

今週の予想

先週は、トランプ米大統領の景気刺激策に遅れが生じるとの懸念を背景に、世界的に株価が大きく下落したことなどから、投資家のリスク回避の動きが強まり、比較的安全な資産とされる円を買う動きが優勢となった。豪ドル/円は、週明けの87.10から84.36まで下落し、1/3以来の安値を付けた。ただ、その後は株価の下落も一服したことから、底固い動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。豪州の主要な経済指標の発表がないことから、株価や資源価格の動向が影響する可能性も考えられる。その中で、豪州の経済指標の改善などを背景に、利下げ観測の後退などもあり、対ドルなどで年初から堅調な動きが続いているが、昨年からの高値圏まで達していることもあり、先月同様にやや軟調な動きとなっている。対ドルでの調整の動きが続く場合には、豪ドル/円も上値の重い動きとなる可能性が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.60 〜 9.17

 

今週の予想

先週は、米国の利上げペースが緩やかになるとの見方に加え、トランプ米政権の減税やインフラ投資に対する懸念を背景に、ドルが主要通貨に対して下落したことを受けて、南ア・ランドは対ドルで2015/7/29以来の高値を付けた。そして、対円でも堅調な動きとなり、一時8.97まで上昇し、2015/10/23以来の高値を付けた。ただ、その後は高値を警戒する動きや、世界的な株価下落を背景に、投資家のリスク回避の動きが強まったことから、ランド/円は8.76まで下落した。ただ、南アの経常赤字が6年ぶりの水準に縮小したことを受けて、底固い動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。南アの政治情勢に関する懸念は残っているものの、やや楽観的な見方も出ていることや、最近の南アの経済指標の改善、貴金属価格の上昇などもあり、下値は限定的と考えられる。そして、3/30の生産者物価指数、財政収支、3/31の貿易収支など、南アの主要な経済指標の発表が予定されており、改善が続く場合には南ア・ランドは堅調な動きとなる可能性も考えられる。そして、世界的な株価上昇や、貴金属価格の上昇が続く場合には、ランド/円は2015年以来の9円台乗せも視野に入る。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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