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2024-04-20 05:54:43

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年3月21日

週間マーケット展望 2017年3月21日

先週の振返り

先週は、日米の金融政策発表やオランダの議会選挙を控えて様子見ムードも強まっており、ドル円・クロス円は序盤から小動きの展開となった。ただ、ユーロはオランダの議会選挙を控えて、ユーロ離脱に対する懸念も根強く、主要通貨に対してやや軟調な動きとなった。そして、注目されたFOMCでは、市場の予想通り利上げが決定されたものの、マーケットではすでに織り込み済みであったことや、利上げのペースなど一部で期待されていたタカ派的な内容とならなかったとの見方から、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなり、クロス円もやや上値の重い動きとなった。

今週の展望

今週は、週明け日本市場が休場となることや、内外の重要なイベント終了を受けて、序盤はやや限定的な動きが考えられる。ただ、その後は、米国の主要な経済指標結果や複数の当局者の発言が予定されており、6月のFOMCでの利上げのヒントがあるのか注目される。また、欧州では、オランダの議会選挙が終了したことで、フランス大統領選挙に注目が移っているが、いずれも2ヵ月以上先になることから、材料としてはそれほど重要視されないだろう。むしろ、月内とも見られている英国のリスボン条約50条の発動があるのかについて注目されており、思惑が交錯する可能性もあるだろう。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

111.50 〜 114.50

 

今週の予想

先週は、序盤から米国の経済指標がまずまずの結果となったものの、FOMCを控えて様子見ムードも強まっており、序盤から小動きの展開が続いた。そして、FOMCでは、予想通り利上げが決定されたものの、マーケットではすでに織り込み済みであったことや、一部で期待されていたタカ派的な内容とならなかったことも影響し、ドルは主要通貨に対して下落し、ドル/円は3/1以来の安値を付けた。
今週は、上値の重い動きが予想される。週序盤は、主要なイベントが終了し、期待先行で買われていた反動が出る結果となった流れを引き継ぎ、上値の重い動きが考えられる。ただ、金融政策では日本や欧州との違いが鮮明であることから、大きな下振れは考えにくい。ただ、週後半にはイエレンFRB議長をはじめ、複数の当局者の発言があることや、主要な経済指標の発表に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

120.00 〜 122.89

 

今週の予想

先週は、米国のFOMCを控えて様子見ムードが強まっていたものの、ほぼ米国の利上げが確実視されていたことで、欧米の金利差拡大が意識され、序盤からユーロは対ドルで軟調な動きとなった。また、オランダの議会選挙も控えており、ユーロ離脱の懸念も燻っていたことも影響し、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなった。そして、米FOMCを受けて、ドルが主要通貨に対して下落したことから、ユーロは対ドルで上昇となり、2/6以来の高値を付けた。ただ、対円ではやや上値の重い動きが続いた。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週のFOMCや、オランダの議会選挙の結果を受けてドル売り・ユーロ買いとなった流れが一服する可能性も考えられる。また、ドルがユーロなど主要通貨に対して反発する場合、ユーロ/円はやや軟調な動きとなる可能性も考えられる。ただ、ここまで不安要素となっていたユーロ圏の政治問題に対する懸念がやや後退したこともあり、下値は限定的だろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

138.44 〜 140.74

 

今週の予想

先週は、米国のFOMCを控えて様子見ムードも高まっており、週明けから限定的な動きとなった。そして、英国の雇用統計では、失業率が1975年以来の低水準に改善したものの、賃金の伸びが悪化したことを受けて、上値の重い動きとなった。そして、米FOMCでは利上げが決定されたものの、織り込み済みだったことなどから、ドルが主要通貨に対して売られ、ポンドは対ドルで上昇したが、ユーロ圏主要国の選挙に絡む懸念もあり、上値の重い動きが続いた。ただ、英国の金融政策発表では、金利などが据え置きとなったものの、利上げを主張する委員がいたことや、条件付きで姿勢変更する可能性があるメンバーがいたことも好感され、堅調な動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。英国のEU離脱問題では、月末までにリスボン条約50条を発動できるのか注目される。ただ、上下両院の承認の必要性もあり、時間的な問題も懸念される。また、国内の経済指標では、各種物価関連や、小売売上高などの主要な経済指標の発表を控えており、結果が注目される。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

85.85 〜 88.20

 

今週の予想

先週は、日米の金融政策発表を控えて様子見ムードも強く、週明けから小動きの展開となった。ただ、序盤に発表された豪州の企業関連の経済指標が悪化したことが影響し、上値の重い動きとなった。その後、米FOMCで利上げが決定されたものの、マーケットではほぼ織り込まれていたことから、発表後にドル売りとなり、豪ドルはドルや円に対して上昇し、3/2以来の高値を付けた。ただ、その後に発表された豪州の雇用統計が悪化したことを受けて、豪ドルは反落した。
今週は、底固い動きが予想される。ドル売りの流れがやや一服していることから、序盤はやや上値の重い動きとなっている。ただ、資源価格の下落が落ち着いていることや、豪州の経済指標が比較的堅調な結果が続いており、利下げの可能性が後退していることから、下値も限定的だろう。今週は、3/21に豪州の住宅関連、3/22の景気先行指数の発表があり、国外の主要なイベントが終了し、外部材料に乏しいことから、国内指標の結果に影響を受ける可能性も考えられる。また、株価や資源価格の動向にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.68 〜 9.00

 

今週の予想

先週は、米国のFOMCを控えて様子見ムードが強まっていることが影響し、序盤から上値の重い動きとなった。そして、米FOMCでは、予想通り利上げが決定されたが、すでに織り込み済みだったことから、結果を受けてドルが主要通貨に対して下落した。南ア・ランドは、対ドルなどで上昇したものの、南アの小売売上高が市場予想に反してマイナスとなったこともあり、上値の重い動きとなった。その後は、ドル売りの流れが続き、南ア・ランドは対ドルで2015年8月以来の高値を付け、対円でも8.92まで上昇し、2015/10/26以来の高値を付けた。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週は、南アの経済指標が軒並み予想を下回る結果となったものの、ドルが主要通貨に対して下落したこともあり、南ア・ランドは押し上げられたが、ドル売りが一服すれば、上値は限定的と考えられる。特に、3/22に発表される南アの消費者物価や景気先行指数、経常収支が予想を下回る場合には、軟調な動きとなる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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