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2024-04-25 00:18:30

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年3月13日

週間マーケット展望 2017年3月13日

先週の振返り

先週は、ECB理事会の結果発表や、米雇用統計を控えて週明けからやや限定的な動きとなったが、原油、金などのコモディティー価格や、株価の下落が続いたこともあり、ドル円・クロス円はやや上値の重い動きも見られた。そして、米ADP雇用統計が2014年4月以来の大幅な伸びとなったことや、ECB総裁が早期の追加緩和に否定的な姿勢を示したこともあり、ドルやユーロが上昇し、相対的に円が売られた。そして、週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが予想を上回る結果となったものの、期待感が予想以上に高かったことや、利益確定などもあり、ドルはやや軟調な動きとなった。一方ユーロは対ドルで上昇となったことも影響し、対円でも堅調な動きとなった。

今週の展望

今週は、FOMCや米予算教書などの発表が注目される。マーケットでは、米国の追加利上げが確実視されるなど、すでに利上げを織り込んでいることから、予想外の結果となるようなら、大幅なドルの下落となる可能性も考えられる。また、米予算教書では、減税や財政政策の具体的な政策が示されるかが注目されており、不満の残る内容なら前者と同じような動きとなる可能性も考えられる。両者とも現状で予想通りの結果となるようなら、ドルは堅調な動きとなる可能性もあるだろう。また、オランダの議会選挙の結果や、先週大きく下落した原油価格、株価の動きにも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

113.50 〜 116.50

 

今週の予想

先週は、前週の流れが一服したことや、米雇用統計の発表を控えて週明けから小動きの展開となった。そして、ADP雇用統計が市場予想を大きく上回る結果となり、2014年4月以来の大幅な伸びとなったことを好感して、ドルは一段の上昇となった。ドル/円は、一時115.50まで上昇し、1/19以来の高値を付けた。ただ、注目の米雇用統計では、雇用者数の伸びが予想を上回ったものの、賃金の伸びにやや不満の残る内容となったことや、ADP雇用統計の結果を受けた期待感が高かったこと、また利益確定などの動きも加わり、ドルは反落となった。
今週は、底固い動きが予想される。3/14-3/15のFOMCや3/15に予定されている米予算教書発表に注目が集まっている。金利先物市場では、利上げ確率が100%となるなど、利上げを織り込んだ動きとなっている。そのため、利上げ発表後の動きは一時的とも考えられる。また、その先の利上げのペースなどに注目が移っていることから、イエレンFRB議長の会見での発言内容にも注目したい。一方、予算教書で減税や財政政策に関して具体的な方針や政策が示されれば、ドルの押し上げにつながる可能性はあるが、期待されているものに届かない場合などには、ドルの圧迫要因となる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

120.50 〜 123.31

 

今週の予想

先週は、序盤から株価や資源価格の下落を背景に、やや軟調な動きとなった。しかし、ECB理事会後の定例会見で、ドラギ総裁が早期の追加緩和に否定的な姿勢を示したことが好感され、ユーロが主要通貨に対して上昇した。また、週末には米雇用統計の発表後にドルが下落、対ドルで大きく上昇したことに加え、ECBは、QE終了前に利上げが可能かどうか協議したとの関係者の話が流れたことも影響し、ユーロ/円は120.03から122.83まで上昇し、1/30以来の高値を付けた。
今週は、上値の重い動きが予想される。米国の利上げの有無がユーロの動きを左右する可能性もあるが、オランダ議会選挙の結果やフランス大統領選も依然として不透明感が燻っているなど、政治的な不安がユーロの上値を抑える要因となる可能性もある。また、資源価格や株価の下落が続く場合には、リスク回避の動きが強まる可能性もあることから、他市場の動きにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

138.40 〜 140.74

 

今週の予想

先週は、原油価格の大幅下落などが影響し、ポンド/円は138.44まで下落、1/17以来の安値を付けた。その後は、米国の利上げ期待の高まりを背景に、日米の金利差拡大観測からドル買い・円売りが強まったことを受けて、ポンド/円も堅調な動きとなり、週末には一時140.54まで上昇した。ただ、引けにかけてやや軟調な動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。米FOMCと予算教書の発表が予定されており、ドル買いが強まる結果なら、対ドルで軟調な動きとなる。ただ、対円では底固い動きも考えられるが、原油価格や株価の下落が続くようなら、リスク回避の動きが意識され、ポンド/円は下落する可能性も考えられる。そして、英国議会のEU離脱法案の審議がやや難航していることや、オランダ議会選の結果、フランス大統領選挙の思惑なども、ポンドの上値を抑える要因となる可能性もあり、注目したい。英国内では、3/15の雇用統計、3/16の金融政策発表に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

85.50 〜 87.50

 

今週の予想

先週は、欧米の重要なイベントを控えて様子見ムードが強まる中、米国の利上げ期待が高まっていることや、原油、貴金属価格の下落が続いたことを受けて、豪ドルは軟調な動きとなった。しかし、豪中銀の金融政策発表では、政策金利は予想通り据え置かれたが、商品相場上昇と世界経済回復を受け、豪経済に関して楽観的な内容が示されたことを受けて、豪ドルは底固い動きとなった。そして、週末にかけて87円台まで上昇した。ただ、終盤には反落する動きとなった。今週は、上値の重い動きが予想される。米FOMCが注目されており、ここで利上げが決定される場合にはドルが買われ、コモディティー価格の下落から、豪ドル/円は上値の重い動きも考えられる。豪州国内では、3/16に雇用統計の発表が予定されており、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.53 〜 8.82

 

今週の予想

先週は、序盤堅調な動きとなったものの、米FOMCでの利上げ期待が高まったことや、株価、貴金属価格の下落を受けて、ランド/円は軟調な動きとなり、週序盤の8.81から8.59まで下げた。しかし、日米の金利差拡大観測から円が売られたことや、米雇用統計の結果後に、利益確定などのドル売りなどもあり、ランドは対ドルで反発となり、対円でも値を戻す動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。3/14-3/15の米FOMCで利上げが決定される可能性があり、利上げ決定ならドルが買われ、ランド/円も上値の重い動きとなる可能性が考えられる。ただ、南アの政治的な懸念がやや鎮まっていることや、最大の労組が労使交渉内容を承認したとの報道も出ていたことから、下値は限定的だろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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