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2024-04-19 02:25:35

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年2月20日

週間マーケット展望 2017年2月20日

先週の振返り

先週は、米FRB議長の議会証言での金融政策に関するタカ派的な発言や、複数の当局者の発言から、早期の利上げの期待が高まり、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。また、米ダウ平均やナスダックが連日最高値を更新していたことから、投資家のリスク志向の動きも高まり、比較的安全な資産とされる円を売る動きも見られた。ただ、週後半には、堅調な動きが続いた株価が下落したことや、米国の3連休を控えたポジション調整の動きなどもあり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

今週の展望

週明けは、米国がプレジデンツデーの祝日で主要市場が休場となり、材料に乏しいことから、やや限定的な動きも考えられる。そして、大統領補佐官の辞任や、閣僚候補の指名辞退など、トランプ政権に対する不透明感も見られるものの、早期利上げ期待の高まりや、経済指標の結果は好調が続くなど、ドルの底固い動きも予想される。また、株価が引き続き上昇する場合には、クロス円も堅調な動きとなる可能性も考えられる。ただ、トランプ大統領が月末に発表する予定の予算教書の公表までは限定的な動きを予想する向きもあり、値動きは限定的となる可能性も考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

111.95 〜 114.50

 

今週の予想

先週は、注目されたイエレンFRB議長の議会証言で、「緩和解除を長く待ち過ぎるのは賢明ではない」、「すべての会合で予断持たずに協議する」としたことから、早期利上げの可能性が高まったとの見方が広がり、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。また、米小売売上高、消費者物価指数などの経済指標が堅調な結果となったことも押し上げ要因となった。しかし、その後はイベント終了後の利益確定の動きや、連日最高値更新が続いた米株価が一時下落に転じたことも影響し、ドル/円は114.95から112.62まで下落した。
今週は、底固い動きが予想される。先週後半は、イベント終了や3連休を控えたポジション調整の動きに押された。週明けの米国市場はプレジデンツデーで休場となり、やや限定的な動きも予想されるが、米国の保護主義やドル高牽制への警戒感がやや後退していることや、米経済指標の堅調な結果が続いたこと、また米FRB高官らのタカ派的な発言などが意識され、底固い動きが考えられる。そして、2/22にはFOMCの議事録が公開されるが、改めてタカ派的な議論の内容が示されれば、ドル買いに反応する可能性もあるだろう。また、主要な経済指標の発表にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

118.75 〜 121.10

 

今週の予想

先週は、週明けにフランス中銀が、ユーロ離脱のコストについて有権者に警告するなど、フランス大統領選に対する懸念が引き続き材料視され、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ただ、その後は堅調な株価動向や、日米の金利差拡大を背景に、ユーロ/円は小動きながら堅調な動きとなった。しかし、週末には米国のイベントが終了したことから、改めて、フランス大統領選の先行き不透明感が意識され、また欧州株の下落も加わったことで、約1週間ぶりに120円台を割り込んだ。
今週は、上値の重い動きが予想される。週明けは、米国市場が休場となることから、必然的に欧州がマーケットの中心となる。ユーロ圏では、英政府によるリスボン条約50条の発動を控えていることや、フランス大統領選の先行き不透明感があることから、それぞれの思惑が交錯する場合には、ユーロは上値の重い動きとなる可能性も考えられる。また、堅調な動きが続いた欧米の株価の調整が続く場合には、円買いの動きが継続する可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

138.55 〜 142.80

 

今週の予想

先週は、序盤から堅調な動きとなったものの、英消費者物価指数が市場予想を下回る結果となったことを受けて、ポンドは上値の重い動きとなった。ただ、堅調な株価動向を受けて、ポンド/円は底固い動きが続いたものの、週後半には円が買い戻されたことなどから上値の重い動きとなった。そして、週末に発表された、小売売上高が予想以上の低下となったことを受けて、ポンドは主要通貨に対して下落、ポンド/円は週央の142.81から139.64まで下落した。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。インフレ率が依然として英中銀の目標とする2%を下回っているものの、生産者物価の原材料価格が2008年以来の大幅上昇となったことで、物価圧力が高まる兆候が示されており、年前半での目標到達への期待感も高まっている。そして、経済の改善を見る上で、2/22の英GDPなどの経済指標の結果に注目したい。先週末に小売売上高の悪化を受けて、英経済に対する不安感がある上、英政府によるリスボン条約50条発動を控えて、やや限定的な動きも考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

85.25 〜 88.00

 

今週の予想

先週は、原油価格の下落が続いたことが影響し、資源国通貨がやや軟調となり、豪ドル/円は週明けやや軟調な動きとなった。ただ、米国株が連日最高値を更新するなど堅調な動きとなったことや、米国の早期利上げ期待の高まりから、日米金利差の拡大が意識されて円売りが優勢となり、豪ドル/円は週明けの86.83から88.18まで上昇した。しかし、豪州の雇用統計で、失業率が改善したものの、労働参加率の低下や、フルタイム就業者数が大幅に減少したことが嫌気され、豪ドル/円は86.30まで下落した。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。先週後半からの円買い戻しの動きが落ち着くのかがポイントとなる。また、米国市場では、株価が堅調な動きとなったが、調整の動きとなる場合には影響が出る可能性も考えられる。ただ、鉄鋼価格の上昇が続いていることや、原油価格が底固い動きが続いていることから、引き続き資源価格の上昇が続く場合には、豪ドルは底固い動きが続く可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.49 〜 8.74

 

今週の予想

先週は、序盤に発表された2016年第4四半期の南アフリカの失業率が、過去13年間で最悪の水準となった第3四半期から改善したことを好感して、南ア・ランドは主要通貨に対して堅調な動きとなった。また、FRB議長や米当局者の発言を受けて、早期の利上げの期待感が高まり、ドル買い・円売りとなったことも加わり、ランド/円は堅調な動きが続き、週明けの8.49から8.85まで上昇した。ただ、その後は、円買い戻しの動きとなり、8.58台まで反落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週は、失業率が改善したものの、消費者物価や小売売上高が低下したことから、2/21の景気先行指数や2/23の生産者物価指数の結果に注目したい。先週前半までは、南アの経済指標が比較的堅調な結果が続いたことや、円売りの流れがランドを後押ししたが、もともと政治的な不安を抱えていることから、高値に対する警戒感も付きまとっている。そのため、指標の結果が悪化するようなら、一段の下げとなる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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