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2024-04-26 05:31:39

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年1月23日

週間マーケット展望 2017年1月23日

先週の振返り

先週は、英国のEU離脱に関してハードブレグジット懸念が強まったことや、トランプ次期大統領がドル高牽制発言をしたことを受けて、週前半はポンドやドルが売られた。そして、リスク回避の動きから、米債券利回りの低下などもあり、円買いが優勢となった。その後、イエレンFRB議長が、「緩やかながら年数回の米国の利上げを想定」と発言したとからドルが買われ、また日米の金利差拡大観測から円売りが優勢となり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。週末には、トランプ新大統領の就任式の演説があったものの、大きな影響はなかった。

今週の展望

今週は、トランプ米大統領の就任式が終了したことから、具体的な政策の内容が注目される。一部では、2月の一般教書や予算教書に出てくるとの見方もあるが、報道官が週明けから取り組むと発言していることもあり、具体的な政策に関する要人発言や報道などに注目したい。そして、先週の複数の要人発言や、イベントが終了したことから、再びトランプラリーで積み上がったドルロングの解消が継続する可能性も考えられる。また、中国が1/27から春節(旧正月)の休暇に入ることも、ポジション調整の動きが広がる要因となるだろう。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

112.58 〜 116.05

 

今週の予想

先週は、英国のEU離脱がハードブレグジットになるとの懸念や、トランプ米次期大統領がドルは強すぎると発言したとのインタビュー記事が報道されたことを受けて、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ドル/円は、週明けの114.48から112.58まで下落したが、イエレンFRB議長が「2019年末まで年数回の追加利上げを想定している」と発言したことが好感され、ドル買いが優勢となり、ドル/円は115.62まで上昇した。週末には、トランプ大統領が就任式での演説を無難にこなしたものの、主要通貨に対してやや軟調な動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週末のトランプ大統領の演説では、今後の経済政策に関する具体的な話がなかったが、前日にホワイトハウス報道官が、1/23に大きな問題に集中的に取り組むと発言していたことから、注目したい。ただ、具体的な内容は2月の一般教書、予算教書で出てくる可能性もあり、それまでは思惑が交錯する可能性も考えられる。また、先週の米経済指標は、比較的堅調な結果が続いたことから、今週の指標結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

121.50 〜 123.80

 

今週の予想

先週は、英国のEU離脱がハードブレグジットになるとの懸念が再燃したことが影響し、ポンドが大きく下落、ユーロ/円も週明けに60ポイント以上ギャップダウンして始まった。そして、欧米の株価下落や、米債券利回りの低下などが影響し、ユーロ/円は120.54まで下落した。その後は、日米金利差拡大観測から円売りが強まったことなどから、週末には122.95まで上昇した。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。先週のドラギECB総裁の会見では、最近の域内の物価上昇にもかかわらず、「まだ納得できない」とし、金融緩和策を継続する姿勢を示したことを受けて一時下落する場面もあったが、円売りの動きもあり、限定的な動きとなった。ただ、ハト派的な見解を示したことが改めて意識される場合には、上値の重い動きとなる可能性も考えられる。今週は、ユーロ圏の主要な経済指標の発表が少ないことから、再び外部要因中心の動きとなるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

139.15 〜 142.50

 

今週の予想

先週は、英国のEU離脱をめぐるハードブレグジット懸念が再燃したことを受けて、週明けから3円以上ギャップダウンして始まった。そして、注目された英国のメイ首相の演説では、最終的なEU離脱案を議会採決にかける方針を示したことや、EU離脱の交渉方針、目標を明らかにしたことで、交渉を巡る不透明感が後退したとの見方が広がり、ポンドは値を戻した。また、日米の金利差拡大観測から円売りが優勢となったことも影響し、ポンド/円は週明けの136.47から142.18まで上昇した。
今週は、上値の重い動きが予想される。ハードブレグジット懸念に関しては、メイ首相の演説でハード路線一辺倒でなかったことから、不安心理が後退との見方が広がったものの、先行きの不透明感が残っている。日程が決まっていなかった英最高裁の判決が1/24に予定されており、リスボン条約第50条発動には議会の承認が必要との判断が下される可能性もあり、英政府の対応などに注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

85.00 〜 87.50

 

今週の予想

先週は、週明けに英国のEU離脱をめぐるハードブレグジット懸念が再燃したことや、世界的に株価が下落したことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、安全資産とされる円を買う動きが優勢となった。豪ドル/円は、週明けに30ポイント以上のギャップを開けて下落した。しかし、その後は、リスク回避の動きが和らいだことや、米債券利回りが上昇、日米の金利差拡大観測から円が売られたことも影響し、豪ドル/円は週央の85.01から87.06まで上昇した。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。資源価格の堅調な動きが続くようなら、底固い動きが考えられる。先週は、海外のイベントが多く、外部要因での動きが中心となった。ただ、イベント終了に伴い、豪州の経済指標の結果などで動きが出る可能性も考えられる。今週は、1/25に消費者物価指数、1/27に生産者物価指数などの発表に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.33 〜 8.55

 

今週の予想

先週は、英国のEU離脱をめぐるハードブレグジット懸念が再燃したことを受けて、投資家のリスク回避の円買いの動きが強まり、ランド/円は前週末の終値の8.47から8.33まで下落した。その後は、米長期金利の上昇が続いたことや、貴金属価格の上昇、南アの良好な経済指標の結果などもあり、ランド/円は8.50まで上昇した。今週は、底固い動きが予想される。ここまで懸念されていた南ア国債の格下げに関しては、大手格付け会社のエコノミストが、景気後退入りを回避できるとの予想を出したことから、やや可能性が後退したとの見方も出ており、それが下支え要因となる可能性も考えられる。そして、今週は、南アの政策金利発表が予想されているが、物価関連の経済指標の発表を控えていることから、据え置きが予想されている。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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